保育士の仕事に疲れた。原因は労働時間と気遣い?すぐにできる対処法10選

記事の著者:haruki hatano

保育士の仕事は、女性を中心に昔から人気がある職業のひとつです。とくに子供が好きという人にとっては、大好きな子供と触れ合って過ごすことができる仕事として魅力的に感じる人も多いのではないかと思います。

その反対にネットなどで調べると、保育士の仕事は肉体労働としての側面があり、保育士と言えば「給料が安い」「キツい」「帰れない」の3Kとも言われています。

今回はそんな保育士の仕事について、日々の子供たちとの関わりの中で身体的だけでない苦労や疲れを感じる瞬間とどのような対処法があるのか紹介していきます。

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保育士の仕事とは?

保育士の仕事内容にはどのようなものがあるのでしょうか?

イメージとしては、子供を預かって世話をするということになると思いますがひと言で済ませられるほど単純ではありません。

保育士の役割りは、未就学児を預かり、身の回りの世話をするなかで以下のようなことを行っています。

  • 生活習慣を身につけさせる
  • 集団生活における他人とのコミュニケーションの取り方を教える
  • 子供の健康を管理する
  • 心身における成長をサポートする
  • 保護者へのサポートをする

保育士の役割りについては、両親が不在となる時間帯の託児だけでなく、はじめて家庭から外の社会にでる子供のサポートや、その保護者へのフォローアップなどがあり、単純に子供を預かるだけではないことがわかります。

保育士が仕事で疲れを感じる瞬間とは?

保育士の仕事は子供の託児以外にも、社会生活に慣れるためのサポートや健康管理、保護者へのフォローアップなど幅広く、責任の大きなものになり心身共にキツイ環境であることは想像できるかと思います。

では、具体的にどのようなことに疲れを感じてしまうのか、いくつか紹介をしたいと思います。

労働時間が長い

保育士が肉体的に疲れを感じる一番の理由が長い就労時間にあります。

保育園の開園時間についてですが、朝7時から夜19時までと12時間開園しているところが一般的になります。

保育士の勤務時間は1日8時間となるので、基本的には長時間労働となりませんが、早朝や深夜までの勤務となることがあるほか、開園前の準備や閉園後の後片付け、その他の事務作業など時間内には実施が難しい業務などもあります。

そのため、残業が多く結果的に長時間労働になってしまうことが多いようです。

体力が限界

上記でも述べたように保育士は朝早くから夜遅くまで仕事をしているため、体力が奪われます。日中は子どもを相手に体を動かしたり、遊んだりしているため子どもたちだけではなく、保育士さんたちもクタクタです。

子どもを抱きかかえたり、子どもと同じ目線になるために中腰の姿勢になったり、常に体力を使っている現場なのです。

また子どもたちがいなくなった後も事務作業が残っているのでスイッチはオフにできません。早朝から遅くまで働きっぱなしでは体力の限界を迎えるのは当然でしょう。

園内行事などイベントの準備対応

多くの保育園では一年間を通して、さまざまな園内の行事が行われます。

大きい行事としては、運動会・お遊戯会・作品展示・クリスマス会・遠足などなど、細かい月次行事も含めると毎月いくつかのイベントを行っている保育園が多いのが現実です。

これらの企画・運営についても保育士の仕事として大きなウェイトを占めるものとなります。

毎月開催される行事の準備と運営、後処理を行いながら、次の行事に対する企画などを行っていかなければならず、定常業務と並行して行われることもあって大きな負担となっています。

園児や保護者への気遣い

社会生活に慣れていない未就学児の世話をすることはとても気を使い、難しいことになります。

また、他人の子供を預かっているために、ケガや体調不良などのトラブルが起きないように常に気を配る必要があります。

さらに、園児の保護者への対応やサポートなど気遣いは不可欠となるため、身体的な疲労だけでなく、精神面でのストレスというのも大きいかもしれません。

プライベートもゆっくりできない

保育士は持ち帰り仕事が多く、休日も気が休まらないということが多いようです。特にイベントの時期や卒園・入園の時期は衣装作り資料作りに追われます。

さらに育児中の保育士であれば、その仕事をこなしながら自分の子育てもしなくてはいけないので、休日のゆったりした時間はほとんどないのが現状です。

先生同士の人間関係

園長と主任が対立している場合や、教諭同士で仲が悪い人がいる場合は、悪口や陰口を聞かされることがあります。

また同調させるような話し方をする人もいるため、自分は対立を起こしたくなくても巻き込まれる可能性があるのです。

このような環境で過ごしていると、仲が悪い人同士の板挟みになったり、目をつけられることがあるため、常に気を配らなくてはいけません。

疲れの対処法10選

これまで見てきたように保育士の仕事は心身ともに負荷が多く、責任の負担も大きな職業となっており、キツイ・汚い・危険・帰れない・厳しい・給料が安い「6K職場」と呼ばれることもあります。

このような厳しい環境のなかで感じる疲れやストレスへの対処法を解説していきたいと思います。

1.作業の効率化

保育士の業務範囲はとても広いものになります。

さまざまな準備物や報告資料の作成など、通常の園児への対応以外にも、やるべき仕事は溢れています。

これらすべてを同じように全力で取り組んでしまうと時間や労力の点で限界を超えてしまいます。

そこで、しっかりと優先順位をつけて、効率的な働き方を目指すことが大切になります。

常に全力で取り組むのではなくて、力の入れ具合に強弱をつけるメリハリが重要です。

2.しっかりとリフレッシュする

仕事熱心なことは大切ですが、仕事後の夜の時間や休日も仕事ばかりしていては疲れやストレスを解消できません。

仕事以外の時間については、しっかりとリフレッシュをするということも、仕事の質を高める意味で重要です。

仕事とプライベートをしっかりと分けて、気持ちを切り替える時間を持つようにしましょう。

3.睡眠の質を保つ

早朝からの勤務や深夜残業、自宅への持ち帰り業務などで睡眠時間が削られてしまうことも多くなる保育士。

そこで、気を付けたいのが睡眠の質になります。

睡眠の量が少なくなるかで、質までも落ちてしまうと疲れがとれずに溜まる一方になってしまいます。

良質な睡眠を維持するためには以下のような工夫が大切になります。

・部屋の明かりを全て消し、暗さを保つ

・寝る直前までスマホやテレビを見ない

・コーヒーやお茶類によるカフェインの過剰摂取を避ける

・寝酒をしない

しっかりとした睡眠を毎日とることで、疲れを溜めないだけでなく、翌朝を健やかに迎えるようにしましょう。

4.プライベートの時間を規則正しく過ごす

仕事の終わりの夜の時間や休日などの過ごし方でも日々の疲れは変わってきます。

プライベートの時間を充実させて、しっかりとリフレッシュすることは大切ですが、遊びすぎや不規則な過ごし方はかえって疲れが増す原因になってしまいます。

深夜まで活動をしたり、休日に遅くまで寝て過ごすといったことはなるべくさけて、自己管理をすることも大切です。

5.ポジティブな意識を保つ

保育士の仕事内容については「やって当たり前」と思われがちな業務が多く、上司や保護者などから指摘される内容としてはミスや失敗などネガティブなものが多くなりがちです。

ミスや失敗について反省をして、改善をすることはもちろん大切なことになりますが、そればかりだと精神的に追い詰められて苦しくなっていきます。

そこで、気持ちをポジティブに保つためにも1日の終わりに、今日上手くできたことを自分自身で褒めることが大切になります。

どんな些細なことでも「当たり前にできた」と思うのではなく、予定通りに「うまくできた」と褒めるようにするだけで気持ちはずいぶんと軽いものになります。

精神的な負担を減らすセルフケアとしてやってみるようしてみてください!

6.マイペースを大切にする

職場の同僚との関係性にストレスと感じる場合、周囲の保育士への気遣いも大切ですが、割り切って自分を通すということも、ときには大切なこととなります。

同僚との付き合いなどを大切にし過ぎるあまりに、周りのペースに振り回されるのではなく、自分のペースは保って、ときには断ることなども長い目で見ると大切なことになります。

7.相手を褒める

保育士という仕事は、人との関わりが非常に重要な仕事であり、仕事の割合を占めるなかで人間関係は最も大きなウェイトを占めています。

結果的に、同僚や保護者、園児との関係性で感じる疲れやストレスも最も大きなものとなります。

裏を返すと、周りとの人間関係が良好なものとなれば、とても過ごしやすい職場環境になるとも言えます。

そこで、人間関係を良好に保つコツというのがポイントになりますが、代表的なものが褒めることです。

相手の良いところを見るようにして、それを口に出して褒める。

自分の長所を引き出して、褒めてくれる人間に対して悪い感情を持つ人は多くありませんので、周りとの関係性を良くしたいのであれば、先ずは相手を褒めることからはじめてみましょう。

ただし、あまりにも褒めすぎるとかえって逆効果ともなりかねないので注意が必要です。

8.同僚や先輩保育士への相談

毎日の業務で感じる不平・不満・愚痴を誰かに話すだけでストレスは軽くなります。

それを相談という形で同僚や先輩の保育士と共有することで、自分では気が付かなかった解決方法が見つかったり、協力してくれる人が現れることで物理的な負担が減ったりすることが期待できます。

量的に負担が多い仕事や責任の大きな仕事などは無理にひとりで抱え込まずに、周囲の協力を得てチームで取り組むともっとスムースに仕事を進められることがあります。

9.仕事を変える

保育士として培ってきたコミュニケーションスキルや事務作業のスキルを活かしながら働くことのできる職種はたくさんあります。

例えば、接客業や事務職はいかがでしょうか?派遣での働き方であれば、現在のような忙しい働き方ではなく、プライベートとの両立を実現することができます。

事務職やサービス業など今までとは全く違う職業に転職する場合は、ハローワークで求人情報を探す他にも転職エージェントや転職サイトなどを利用して転職先を探す方法もあります。

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10.職場を変える

ひとえに保育園といっても運営体制や方針などは千差万別で、保育園ごとに違いがあります。

職場環境に対して不満や疑問を感じて、改善することができないようであれば、無理はせずに別の保育園への転職も視野に入れておきましょう。

厚生労働省の認可を得ている保育専門の転職サイト「ほいく畑」なら、3000件以上の保育士求人の中から自分の希望条件や要望に合った園を紹介してもらうことができます。

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まとめ

今回は、保育士が仕事で疲れを感じる瞬間とその対処法について解説をしました。

現在、日本社会が抱える少子化問題の対策として、子育てをするうえでの環境整備は欠かすことができません。

そのなかで、夫婦共働きをしながら安心して子育てができる環境を増やすという観点からも保育士の重要性や社会的な需要は年々増してきています。

身体的な負担だけでなく、大切な子供を預かるという大きな責任のある職務のため、心理的な負担も大きな仕事になるので、負担過多による離職を軽減するためにも疲れを解消できるように対処していきましょう。

もし職場環境を変えれば解決できる悩みであれば、職場を変えてみるという選択肢も持っておきましょう。保育専門の転職サイト「ほいく畑」でまずは自分の希望に合う保育園があるかコンサルタントに相談してみてください。

まだ転職することが決定していなくても、転職には時間も労力も必要なので、手遅れになる前に登録して情報収集だけでも行っておきましょう。
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