准看護師から助産師を目指せる?進学ルートやメリットやデメリットを紹介

記事の著者:toganoyuka

准看護師で働き、キャリアアップとして助産師を目指そうと考えている人は多いです。

准看護師から助産師に転職することは簡単なのか、仕事内容の違い、また、転職することでどのようなメリット・デメリットがあるのか、転職方法や転職に向いている人について紹介していきます。

准看護師から助産師に転職するのは簡単か

准看護師から助産師へとキャリアアップするためには、まず看護師の免許を持っている必要があります。看護師の資格を得たのち助産師の資格を得ることで助産師になることが出来ます。つまり、准看護師から助産師に直接転職することはできません。

まずは、看護師になるための勉強をして、その後助産師教育機関で1~2年助産師教育機関で学ぶ必要があります。そのため、准看護師から助産師になるには、時間と費用がかかります。

今回の記事では、准看護師から助産師になるまでの順序について紹介します。

准看護師から助産師を目指すためにやるべきこと

先述したように、助産師になるためには看護師免許が必須です。すでに准看護師免許を持っているのであれば、看護短大か看護専修学校で2年間学ぶと、看護師資格を取得することができます。

看護師資格を取得したら、さらに1~2年間ほど助産教育機関で学び、終了すると助産師国家試験の受験資格が手に入ります。助産師教育機関には通信制の学校はないため、日中はフルタイムで学校に通わなくてはなりません。アルバイトはともかくとしても、他の仕事に就きながら通学することはほぼ不可能なので、資金的な余裕が必要になるでしょう。

資格取得支援制度がある病院も

なお、助産師支援制度が設けられている病院もあります。病院によって異なりますが、通学期間に給与が支給されたり、休職制度の利用や、奨学金が貸与されるなどのサポートを受けることもできます。

この制度を活用すれば、職場に籍を置きながら通学しつつ資格取得ができます。

准看護師と助産師の、仕事内容の違い

そもそも、准看護師と助産師では具体的にどのような点で違いがあるのでしょうか。仕事内容の違いを中心に見ていきましょう。

准看護師の仕事

医師や看護師の指示のもと診療の補助や患者の世話を行うのが准看護師の仕事です。具体的な仕事内容は、患者の薬管理や健康状態のチェック、患者やその家族に対して心理的サポートもあります。

また、医師の診察がスムーズに行えるよう補助したり、医師が使う医療器具の準備や洗浄もします。看護師と同様に注射や血圧測定、点滴を打つなども業務の1つです。

助産師の仕事

助産師とは出産の立会いをし、赤ちゃんを取り上げる仕事です。出産だけではなく、新生児の保健指導を行うことや妊婦の健康管理、妊娠中の食事、運動の指導出産後の乳児指導なども行います。

助産師は今のところ女性しかなれず、女性目線から妊婦へアドバイスをしたり、相談に乗ってくれる存在です。また、妊婦だけではなく、産前教育として全ての女性に「妊娠、出産すること」の知識を普及させる社会貢献の役割もあります。

准看護師から助産師になるメリット

上記を踏まえて、准看護師から助産師にまでステップアップすると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

給料が上がる

准看護師よりも助産師の方が断然給料が上がります。正看護師と助産師を比べても、助産師のほうが給料が高いことが多いことからも明らかでしょう。助産師の平均年収は、正看護師の平均年収より約90万円も高いと言われています。

准看護師に比べて、助産師になるためには必要となる資格が多いことも給料が高い要因となっています。

生命の誕生に立ち会える

産婦人科で勤務をする准看護師の人も、出産に立ち会うことは可能ですが、看護系の資格の中で唯一医療行為(赤ちゃんを取り上げる、へその緒を切る)ができるのが助産師です。

准看護師よりも深く出産に関わることができるため、やりがいを感じることができるでしょう。

独立できる

助産師の資格を取ることで助産院として開業することも可能になります。

看護系の資格の中で、助産師は唯一の独立開業ができる資格です。

准看護師から助産師になった時のデメリット

准看護師から助産師になる場合、仕事自体は大変になります。せっかく取得した資格なのでデメリットとまでは考えないでしょうが、強いて挙げるならば下記のようなものがあります。

仕事量が多い

准看護師の仕事量も多く大変ですが、助産師の仕事で大変な面はプライベートの時間に影響が出ることです。助産師の数は不足しており、その分1人あたりの仕事量が多くなります。

また、出産時間は昼間であったり夜中であったりと不規則になってしまいます。大きい病院などではシフト制である程度休みもありますが、クリニックや小さい開業医に勤務だと休みでも緊急で呼ばれることも多くなります。

看護師としてのスキルが低下するリスクがある

助産師として勤務する場合、産婦人科での勤務です。産婦人科で接する患者は、妊娠している人や婦人疾患の人など限定的になるため、他の診療科と比べ注射や点滴などの処置をする機会が少なくなります。

また、助産師になるには看護師の資格と知識が必要なのですが、長年産婦人科で勤務すると知識に偏りが出てきてしまう可能性があるでしょう。

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