26、27歳から保育士になる方法。保育士施設で経験を積んでから、試験に挑むのもあり

記事の著者:haruki hatano

今や非常に需要が多くなってきている職業、そのひとつが保育士です。子供を預けながら働く女性が増えているため、保育園も増え、子供の世話をする保育士の需要はとても高くなってきています。そして、どこの保育園においても、慢性的な保育士不足に陥っている現実があります。

専門学校を卒業してから新卒採用で保育士になる人が多いですが、最近はその数も減ってきたため、近年では社会人や主婦になってから保育士になるというケースもかなり増えているのです。社会人経験を積んだ26・27歳になってから、子供が好きという理由や手に職をつけたいという理由で、保育士を目指す人もいます。

そこで今回は26・27歳から保育士になる方法を紹介していきます。

まずは保育士資格を取得しよう

保育士になるには、保育士資格を取得したうえで、保育園に採用される必要があります。

保育士資格を取得する手段は主に二つ。ひとつは保育士の国家試験に合格することで、もうひとつは厚生労働大臣の指定する4年制大学・短大・専門学校を卒業・修了することです。

どの方法にもメリット・デメリットがあります。自分にあったやり方で、保育士を目指していきましょう。

保育士の国家試験を受ける

社会人にとっては、保育士試験を受験して資格を取得するのは、非常に効率的な方法といえます。短期大学卒業以上の人は、無条件で保育士試験を受験することができます。

仕事をしながら保育士になれるため、王道な目指し方といえます。ただし、保育士国家資格の合格率は、10%〜20%と難関です。独学で合格することも不可能ではありませんが、試験範囲が広く、実技試験もあるため楽な道とはいえません。

試験の内容ですが、一次試験が8教科9科目の筆記試験、二次試験が実技試験というかたちで分かれています。一次試験では、すべての科目で6割以上の点数を取らなくてはなりません。そして二次試験では、音楽表現・造形表現・言語表現の実技試験となります。3科目のうち、2科目を選択して受験することになります。

なお、一次試験で合格した科目はその後3年間は有効で、他の科目で落ちたとしても、合格した科目については次回以降に受け直す必要はありません。試験は春と秋の年2回開催されています。

最終学歴が高卒の場合は実務経験が必要

短大卒以上の学歴があれば、保育士試験を受けることができますが、最終学歴が高校卒業以下の方の場合には実務経験が必要になります。

実務経験が免除される条件もあるのですが、それは「平成3年3月31日以前に高校を卒業している」または「平成8年3月31日以前に保育科の高校を卒業している」こととなっており、現在の20代でこの条件に当てはまる人はいないので、年齢が26・27歳の場合は児童福祉施設において2年以上、2880時間以上の実務経験があることが必須となってきます。

実務経験を積むには、「保育補助」として保育園で働く必要があります。詳細については、この記事の最後のパラグラフを参考にしてください。

保育科のある4年制大学で学ぶ

保育科のある大学に通うことでも、保育士資格を手に入れることができます。新卒で保育士を目指す人にとっては最もメジャーな進路となっています。

大学に通うメリットは、4年間保育士になるための勉強をしっかりとできる点です。大学で学ぶため、高い水準で保育士になるための学びを得られるでしょう。

デメリットは、今勤めている会社を休職・退職する必要があることです。大学に通いながら、働くのは厳しいでしょう。また、4年間分の学費も必要になるので、金銭的な負担も大きくなります。

保育学科のある短大に学ぶ

保育学科の存在する短期大学で学ぶのもひとつの方法。保育短大のメリットとして挙げられるのは、2年という短い期間で保育士資格を取得できるところです。

保育科のある大学に通う意味は、一般教養を学ぶためという側面もあるので、純粋に保育士資格を手に入れたいという目的であれば、時間・金銭的な面で短大の方が効率的でしょう。

ただし、短大は数自体が少なくなってきているので、探すことが難しい場合があります。

保育専門学校で学ぶ

専門学校に通うメリットは、同じような年代、価値観の仲間と勉強をできる点が挙げられます。保育専門学校は大学に比べ、社会人入学者が目立つため、同年代(20代中盤)で保育士を目指す人を見つけることができるでしょう。

さらに専門学校であれば、夜間講習などをおこなっていることもあるため、会社を辞める必要がない場合もあります。ただし、保育士として勤務する場合に、大卒や短大卒に比べて、給与が多少安くなる可能性があるでしょう。

ハローワークの職業訓練を受ける

保育士免許の取得には、ハローワークの職業訓練を受けるという方法もあります。

あまり知られてはいませんが、基本的には2年間、職業訓練を受けることで保育士資格を取得できます。職業訓練は、厚生労働省管轄しているサービスの一貫で、求職者の再就職支援のために、資格取得などをサポートしてくれる訓練のことを指します。

テキスト代や実習代などの実費分のみ自己負担となりますが、そのほかの講義代は無料です。大学に通えば400万円程度するので、その料金がただで受けられることになります。

ただし、ハローワークに求職の申し込みをしている、就職相談で訓練受講の指示を受けたなど、職業訓練を受けるための要件はかなり多いです。さらに受講倍率が高く、職業訓練を受けられない場合もあります。

無資格で保育補助として保育園で働く

なお、保育園で働けるのは、決して保育士だけではありません。

無資格の人であっても保育補助という、保育士のサポートをする仕事であれば働くことができます。基本的には、保育士と同様の仕事をして、子どもの世話をおこないます。ただし、形態としてはパートやアルバイトが多く、給与や福利厚生面では、正規の保育士より低くなってしまいます。

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また、最終学歴が中卒・高卒で保育士試験を受けようと考えている場合にも、保育補助として実務経験を積まないと国家試験は受けられません。

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