幼稚園教諭を辞めて転職したい。円満な辞め方と転職方法まとめ

記事の著者:toganoyuka

幼稚園の職場は女性が多いこともあり、複雑な人間関係がついてまわります。先生同士だけの人間関係に限らず、子ども同士のケンカ対応や保護者の方との関係に悩まされることもあるでしょう。先輩の先生からの厳しい指摘などを受け続けることもあります。

仕事の多さも加わって、子どもが大好きでしっかりとした教育をおこなってあげたいという始めた仕事でも、人間関係の悪化や過酷な労働環境などから、幼稚園教諭を辞めたいと考える事態が起こることも十分に考えられます。

ここでは、さまざまな事情から幼稚園教諭を辞めたいという方のために、他の幼稚園教員が転職したいと思ったきっかけ、仕事の円満な辞め方と転職方法について述べていきたいと思います。

なお、現在の職場ではなく、より良い条件で自分の要望に沿った場所で働きたいと感じている方は、保育専門の転職サイト「ほいく畑」をぜひチェックしてみてください。

ほいく畑に登録する(無料)

幼稚園教諭を辞めたくなる理由

幼稚園教諭の離職率は高く、辞めてしまう人も多いようです。子どもが大好きで始めた仕事でも、どうして辞めたくなってしまうのでしょうか?

幼稚園教諭が仕事を辞めたくなる一般的な理由を見ていきましょう。

人間関係の悪化

幼稚園内は女性が多く、先生同士の上下関係に悩む方も多いようです。先生同士だけでなく、モンスターペアレントの対応に苦しみ、保護者との関係に悩む方も少なくありません。

せっかく子どもが好きなのに、その他の人間関係で疲れてしまうのは労力の無駄遣いですよね。しかしこのような人間関係に苦しんだまま過ごしていると、ストレスがたまり、辞めたい考えるようになります。

人間関係に悩んでいる人は、関係が悪化した原因や対処法を明らかにして、仕事と向き合っていく必要があるかもしれません。

給料が低い

幼稚園教諭という仕事は、子供達の面倒を見るいわばサービス業に近い仕事です。昼間は子供達の面倒を見るのに追われ、そのほかにも遅くまで多くの事務作業や雑務をしなければなりません。

その他会議や運動会や学芸会の準備のにと忙しい毎日を過ごし、幼稚園を後にするのも夜の8時や9時になることも当たり前のように発生します。

それでも給料がその仕事内容に見合っていればまだ続けることができるでしょう。しかし、平成27年の幼稚園教諭の平均月収は23万円。ボーナスを含めた年収の平均は339万円と、一般的な企業に比べて決して高くありません。

その後の昇給も小幅のため、仕事の量と給料が見合ってないことも幼稚園教諭を辞めたい理由に挙げられています。

身体的な負担が大きい

幼稚園教諭というのは、体力勝負です。子どもたちと遊んでいる時間はもちろん、それ以外の時間でも荷物を運んだり、子どもたちの補助をしたりと、動きっぱなしです。そうなると体力的に厳しいと思う人は多いでしょう。

また、家に持ち帰ってしなければいけない仕事も多いため、自宅でもゆっくり休める時間があまり確保できず、身体的な負担を厳しいと感じる人もいます。

精神的な負担が大きい

幼稚園教員は、ただ楽しく遊ぶのではなく成長に向けての計画や方針を決めた上で子どもと関わる必要があります。子どもであっても1人の人間であり、それぞれに性格や個性があります。個性を把握したうえで子供の可能性を引き出せるように関わることが大切です。

そして世話がかかる子や、よくケンカをする子などいろいろな子どもがいますが、全員平等に接することも大切です。そのことに関しての保護者からのクレームもあるため、細心の注意を払う必要があります。

また大切な子どもを預かっている立場であり、怪我がないように危険を察知することも必要です。走り回り、動き回っている遠くの子どもまでアンテナを常に張らなければいけません。

このように、常に気を張っておく必要がある職業であることから、精神的な負担を重荷に感じる人は多いです。

子どもの教育に専念できない

子どもと過ごす以外でも仕事はあります。行事の準備や、保育計画の立案、保護者へのお便りづくりなど園児を送り出してからも業務はたくさんあります。

お遊戯会・演奏会・お泊まり会・運動会などの行事前には、自宅作業などをしなくてはいけないときも多く、40~60時間の残業も当たり前。

雑務に追われて最も大事な子どもたちの教育に割く時間を十分に確保できないことに不満を感じるという事例も見られます。

保護者との関わり方が難しい

保護者との関わりも一長一短のところがあります。一生懸命子供の面倒をみた結果として、保護者に感謝や労いの言葉をかけてもらった時には、幼稚園教諭の仕事をやっていて本当に良かったと感じられるでしょう。

一方、いわゆる「モンスターペアレント」は教諭にとっては大変な存在です。ただ1年目というだけで頼り甲斐がないと文句を言われたり、子どもの喧嘩で少し傷を負っただけで、ひどく文句をつけてきます。

子どもが好きで始めた仕事でも、保護者からの苦情や辛辣な言葉で幼稚園教諭を辞めたいと感じてしまいます。

園の方針と合わない

幼稚園によってさまざまな教育方針を持っています。園長や主任との考え方が合わずに辞めてしまう人もたくさんいます。

例えば、クラス全部の保育をきっちり揃えなくてはならないという方針であれば、自分らしく教育を行うことは全体に方針に背くことになるので、自分の思うような教育を実現できずに、もどかしい想いをすることもあります。

また、園長と主任の方針が噛み合っていない場合に、自分が板挟みになり、どちらかに怒られるということもあります。

辞めるタイミングは?

どうにも辛くて心や体が破綻しそうな時には、一刻も早く辞めることをおすすめします。でもまだ様子を見る心の余裕があるのなら、辞めるのに適している時期について考えてみましょう。

1年目で辞めるメリットとして、なるべく早く次の仕事に就くことにより少しでも早くその仕事に慣れることができます。しかしながら、その後の転職の際に、採用側にまたすぐに辞められてしまうと思われる不利な条件が発生することが考えられます。

もう少し頑張って2年や3年続けると当然仕事や職場にも馴れ、1年目よりも仕事がしやすくなるでしょう。またそれ以上続けることとして、ボーナスがもらえたり辞める際にも退職金が支給される場合もあります。

また5年以上のキャリアを積むと、次に採用する側もあなたのスキルを認めて、割と厚遇で採用される可能性があるかもしれません。

しかし、無理は禁物なので、自分の体調や気持ちと向き合って、方針を決定しましょう。

幼稚園教諭の辞め方とは?

幼稚園教諭の仕事を辞めると決めたとしても、すぐに辞められるというわけではありません。

辞めると決めてから、実際に幼稚園教諭を辞めるまでの流れをまとめたので、参考にしてみてください。

上司に報告する

辞める意思を固めたら、上司へ相談と報告を行いましょう。上司に伝える際には、退職理由と退職したい日をはっきり提示して退職を願い出るのがポイントです。

幼稚園は人材不足が慢性化している所が多いので、引き留めに合うかもしれませんが、納得してもらえるような退職理由を提示して、辞める意志が固いことを上司にしっかりと伝えましょう。

タイミングとしては遅くても退職の3ヶ月前くらいがベスト。どこの幼稚園でも先生不足のため、幼稚園教員を募集するなどことが必要になる場合もあります。子どもの性格や癖など情報を、次の先生に引き継ぐ時間も必要です。

退職届の提出をする

上司に退職したい旨を伝え了承を得たら、退職届を書いて提出しましょう。幼稚園側に特に規定の用紙がない場合は、便箋に自筆で書くのが一般的となっています。

退職届は退職する日の1ヶ月前には提出しましょう。

後任者に引き継ぎをする

退職日が近づいてきたら、社会人の常識として後任者に迷惑がかからないように、仕事の引き継ぎをしっかりと行いましょう。

口頭でも良いですが、メモのようなものを渡してそれを使い仕事の内容を説明すればより分かりやすくなります。

伝え忘れがないかチェックしながら引き継ぎを進めましょう。

退職日に挨拶する

 
上司や同僚はもちろん、園児の保護者などお世話になった方への挨拶をしましょう。お礼の言葉や感謝の気持ちを伝え、最後まで円満に退職できるように心を砕きましょう。

事務手続きを確認する

退職する際にはさまざまな事務手続きも済ませなければなりません。受け取るものとしては年金手帳や離職票、返却するものとしては健康保険証やロッカーなどの鍵類があります。

どれも大切なものなので、忘れないようにしましょう。

幼稚園教諭におすすめの転職先とは

幼稚園を退職すると決めた場合、今後の生活のために少しでも早く転職先を見つけなければなりません。

どんな職業につくかを決める

転職先を探す場合、まず次はどんな職業につくかを考えなければなりません。職種によって、職場の探し方も違ってくるからです。自分の今までの経験を活かせる仕事につくか、全く新しいジャンルの仕事に挑戦するか、選択肢はたくさんあります。

自分にとって最適な選択肢をとれるように、どんな職種を目指していくのかを明確にしておきましょう。以下の職業などは、幼稚園教諭からの転職先として特に人気が高いおすすめの職業です。

医療事務

おすすめするのは医療事務です。病院や診療所で事務全般をおこなう仕事です。患者と接することが多く、細かい気配りが必要になります。これまで培ってきた観察力や洞察力を生かし、患者のサポートに役立てることができるでしょう。

また事務作業で正確な細かい作業になりますが、患者と接する機会が多いため、楽しくやりがいをもって仕事ができるでしょう。

無資格で働けますが、医療従事者になるため、ほかの事務職よりも、給与が高いことが特徴の1つです。

病院クラーク

病院クラークは、医師や看護師をサポートする仕事です。こちらの仕事も患者をサポートする仕事です。いろんな業務がありますが、その中で入院の説明や案内などがあり、患者と直接かかわることで楽しく充実感をもって働くことができるでしょう。

無資格でも働ける仕事なので、医療業界にも挑戦しやすいはずです。

歯科助手

次におすすめするのは歯科助手です。歯科医院での受け付けや患者の案内、事務などをおこないます。

歯科であるため、子どもの来院も多く治療を嫌がり対応が難しい場面もあるでしょう。その際、幼稚園教員での経験はとても大きな武器になるでしょう。採用する側にとってもプラス要因になるはずです。

転職方法は求人サイトの利用が一般的

いずれの職業に転職するにしても、転職の一般的な方法は求人サイトに登録することです。

以下では、目指す就職先別におすすめの求人サイトを紹介します。

事務職やサービス業に転職する場合

事務職やサービス業など今までとは全く違う職業に転職する場合は、ハローワークで求人情報を探す他にも転職エージェントや転職サイトなどを利用して転職先を探す方法もあります。

幅広い業界や業種を扱っている人気転職サイトである「リクナビNEXT」や転職サイトと転職エージェント両方の機能を持つ「DODA(デューダ)」などはおすすめの転職サイトです。

大手転職サイト「リクナビNEXT」では、業界最多の求人数を扱っており、自分の希望条件や要望に合った仕事が見つかります。事務職や接客業など、幼稚園教諭として培ってきたスキルを活かせる仕事も多数揃っているのでぜひチェックしてみてください。

リクナビNEXTに登録する(無料)

また顧客満足度No.1の「DODA」では非公開求人を多数扱っているため、今よりも良い条件の仕事を見つけることができます。

また、転職のプロが客観的にキャリアを整理し、助言をしてくれるため、自分にあった転職先が見つかるでしょう。

DODAに登録する(無料)

幼稚園教諭の資格やキャリアを生かした職業に転職する場合

幼稚園教諭の資格を活かすなら、やはり再び他の幼稚園に転職先をするか、また託児所や児童養護施設などを選ぶのが賢明であると考えられます。
 
転職サイトの中には幼稚園教諭や保育士の転職に特化したサイトもあります。

厚生労働省の認可を得ている保育専門の転職サイト「ほいく畑」なら、3000件以上の保育士求人の中から自分の希望条件や要望に合った園を紹介してもらうことができます。

国の管理下にあるため、労働基準や法令違反に対して厳しい審査をクリアしている保育園・幼稚園を扱っています。そのため、労働条件や待遇面で不利になることはなく、安心して就職活動を進めることができます。

また派遣での働き方を推奨しているため、自分で仕事の時間を決めてプライベートとの両立を図ることができます。
ほいく畑に登録する(無料)

編集部オススメ!保育士のための転職サイト

複数のサイトに登録することで、より好条件・高年収など魅力的なオファーを受けることが出来ます。