病児保育士とは?保育士免許がなくても、働ける職場が多い

記事の著者:toganoyuka

保育園では、発熱している児童を預かることはできません。それはもし何かあったとき対応仕切れない可能性があるのと、ほかの児童にウイルスが移らないようにするためです。

預かってもらえない体温は保育園によってさまざまですが、基本的には37.5度といわれています。そんなときお家で一緒にいてあげることができればいいですが、大切な打ち合わせや会議がある場合、仕事を休めない場合もあるでしょう。しかし子どもを1人にしておくわけにもいきません。

そんなとき子どもを預けることができるのが病児保育です。そこで勤務する人を病児保育士といいますが、基本的に資格は必要ありません。そこで詳しく病児保育士について紹介します。

病児保育とは

病児保育は、発熱・嘔吐・下痢などの症状により一般の保育園・幼稚園・学校などに出席できない子どもを、保護者に代わって日中のお世話をおこなう施設。安全に十分配慮しつつ、症状が悪化したさいには、病院受診の判断をしたり、適切な処置など、通常の保育園よりも、観察力・対応力が要求されることになります。

主に病児保育は、病児対応型・体調不良児対応型・非施設型(訪問型)に分かれています。内閣府の2012年の調査では、全国に病児対応型病児保育は1,102か所、体調不良児対応型507か所、非施設型(訪問型)は1か所となっています。

病児対応型では保育士だけではなく看護師も施設内に在籍し、診断スペースがある病児保育所もある。基本的に症状が急変する可能性は低いが、病状によって集団保育が困難な子どもを預かっています。

体調不良児対応型の施設は、発熱などの体調不調である子どもを預かっている施設。この施設でも看護師が在籍しています。非施設型(訪問型)は、その名の通り看護師や保育士が体調不良の子どもの自宅に行き看病やケアをおこないます。

病児保育士とは

病児保育士とは、病児対応型・体調不良児対応型の施設に勤め、病気の子どもの看病やケアをおこなうことが仕事になります。

一般保育士とは異なり、命に関わる事態が引き起こることもあるためプレッシャーは大きく、感染症にかかる危険性が高いなどのデメリットもあります。しかし、マンツーマンの保育だからこそ、子どもと深く関われたり、子どもが元気になってくれたときの喜びが大きかったり、責任が大きい分仕事の達成感が大きかったりと、さまざまなメリットもあります。

そのなかでも1番のやりがいは、子どもが回復して元気になっていくのを目の当たりにできること。これまで以上にやりがいを感じて働くことができるでしょう

病児保育士になるためには

では、病気の幼児を保育する病児保育士になるためにはどのようにすればよいのでしょうか。

実は病児保育士という資格は存在しません。病気の治療・診断はお医者さんや看護師がするため、医療関係の資格は必要ありません。また保育士免許も必須ではない場合もあります。そのため無資格で子どもの保育ができるのです。逆に、保育士免許が必須の場合もあります。

そのため、病児対応型・体調不良児対応型の施設に転職して内定がもらえれば、病児保育士として働くことができます。

また「病児保育専門士」と「認定病児保育スペシャリスト」という民間資格があります。余裕があるのであれば、取得を目指してもいいかもしれません。

病児保育士の給与

病児保育士の給与は、一般保育士と大きな差はありません。正社員であれば年収は350万~450万位といわれています。

厚生労働省調べで、一般保育士の平均年収は310万円となっているため、やはり病児保育士は少し給与が高いといえます。

また何よりも福利厚生が充実しています。夜勤がある施設では、手当として1回の夜勤につき2,000~10,000円程度が支給されます。月に6回夜勤があれば、年収にすると72万円程度差が出ることになります。

そして、休日も多く、有休も取得しやすいということで、保育士のなかでも病児保育士は人気の職業となっています。

病児保育士の仕事内容

既に述べたように病気の子どもの面倒を見ることがメインの仕事です。元気な子どもを保育するのとは違い、病児保育士の場合は病気や回復に向かっている子どもを元気づけたり励ましたりします。

また病気中の子どもはとても不安です。それにもかかわらず、親はいなくて初めての場所に連れてこられると恐怖を感じている子もいます。どれだけ安心してもらって、治療に専念してもらえるかが重要ともいえます。

そのため、精神的には一般的な保育士に比べて負担が大きいので、根気強さといった強い精神が求められるでしょう。

仕事の特徴

  • 両親に対するフォロー
  • 病児保育士は病気の子どもに対する保育だけが仕事ではありません。

    病気の子供を保育園に預けなければいけない両親の不安に対してもフォローしなければいけません。病児保育士がきちんと面倒を見ているという安心感を保護者に与えることも重要な仕事の1つです。

  • イベントがない
  • しかし、一般の保育園で働く保育士に比べて運動会やお遊戯会といったイベントがないため、これらの準備に追われることはないというメリットがあります。

    保育園での保育士は、子どもの面倒以上に、イベントの企画や準備が大変です。

    そういった企画や準備を負担だと感じてしまう人にはイベントがない病児保育士に向いているのかもしれません。

病児保育士求められるスキルは?

病気の子どもの面倒をみたり、保護者へのフォローが必要だったりとストレスがかかる仕事です。強いメンタルを持つことが求められます。また病気が回復したあとには一般保育園に入園する子どももいるため、一般保育園との連携なども必要になり、きめ細かな対応ができるスキルが必要です。

病児保育士に転職するには

保育士のなかでも人助けに興味関心が強い人は、病児保育士として働きたいと思う人もいるでしょう。病児保育士は一般保育士に比べてお給料が高いところが多いため、転職を希望している保育士も多くいます。

病児保育士へと転職する場合は、病院保育を行っている施設を探すことから始めることをおすすめします。保育士の資格があれば、厳しい条件が課されることもないため、その他待遇面での条件が合えば転職ができるでしょう。

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