保育士がブラック保育園を見抜く方法と就職してしまった時の対処法9選


夢が叶って憧れの保育士になり、子どもの笑顔に癒されながら仕事をする毎日。そんな素敵な日々を送ることができる保育園で働きたいですよね。

しかし、中には劣悪な職場環境である「ブラック保育園」と言われるところもあります。ブラック保育園にはどんな特徴があるのでしょうか?

今回は、ブラック保育園を見抜く方法と、万が一就職してしまった時の対処法についてご紹介します。

タイムカードがあるか

勤怠状況を把握する上で欠かせないのがタイムカードです。

そもそも、そのタイムカードが存在しないということは、勤怠管理がなされていないということになります。

出勤時間・退社時間の記録がなければ、正しい残業時間を把握することができません。

そのため、保育園側の都合のいいように、勤務時間を書き換えられたり、残業代や休日出勤も横行する可能性もあります。

このような場合は、まず自分自身でしっかりと出勤時間・退社時間を記録する習慣をつけましょう。

手帳やスマートフォンでもかまわないので、きちんと労働時間を記録することが重要です。

必要な経費を精算してくれるか

保育園では日々さまざまな必要備品が発生します。

画用紙や筆記用具、運動会や行事で使用する雑貨にいたるまで値段もさまざまです。

「それくらい自分で買っておいて」と経費を惜しむ保育園もありますが、安いからといって、自分で支払っていてはキリがありません。

このような場合は、購入した領収書をきちんと保管し、毅然とした態度できちんと精算してもらうことを伝えましょう。

保育士の年齢比はどうか

働く保育士の年齢が極端に新人ばかり、もしくはベテラン層ばかり・・・という偏った年齢層になっていないかも重要なポイントです。

新人ばかりだと、スムーズな保育園運営に支障をきたすこともあります。この場合、その保育園は離職率が高く、何かしらの問題を抱えている可能性もあるかもしれません。

また、ベテランばかりの保育園ばかりだと、働く上でのコミュニケーションが取りづらいこともあります。

このような場合は、まずコミュニケーションがしっかり取れているかを確認し、自分が信頼し相談できる仲間を早めに見つけることがポイントです。

経営形態はどうか

家族経営で代々引き継がれている保育園なのか、親族で固めずに第三者が経営陣として参画しているかは重要なポイントです。

もちろん、家族経営でも子どもと真摯に向き合い、経営状態も問題のない保育園はたくさんあります。

一方、園長のワンマン経営と化している家族経営の保育園もあります。そのような保育園は、パワハラやサービス残業の温床ともなりかねず、保育士を使い捨てのように扱うところさえあります。

園長やその下で働くスタッフが、どのような構成になっているのかを把握することが重要です。

もし、ワンマン経営と思われる保育園に就職してしまったら、自分の正しいと思ったことは主張することも大事です。

ただ、このような経営形態は難しい側面もありますので、思い切って転職することを視野に入れる必要もあります。

常に求人を出していないか

頻繁に求人を出しているということはそれだけ離職率が高いということです。

妊娠・出産や家庭の事情で退職するケースもあるでしょう。事業拡大として一時的に求人を多めに出すケースもあるかもしれません。

しかし、年に数回、頻繁に求人を出しているところは要注意です。

就職を探す際は、余裕を持って求人情報を収集することが早めの対策と言えるでしょう。

また就職したとしても、定期的に求人情報を収集することで他の保育園の求人情報を知ることができます。

ただこのような場合、人が辞めたいと思う条件と、自分が辞めたいと思う条件は必ずしも同じとは限りません。

自分が続けていけるかどうかを、客観的に判断できる条件を設定しておくことが大事です。

子どもの様子はどうか

保育園では子どもがケンカをしたり泣いたりすることは、さほど珍しいことではありません。

しかし、常に子どもに落ち着きがなく、常に誰かが大きな声を出したり泣いたりしている保育園は要注意です。

子どもの落ち着きのなさは、保育園の対応の悪さも反映している可能性が大いにあるからです。

保育士の数が少なく子どもたちに目が行き届いていない、保育士の気持ちに余裕がない、人間関係が殺伐としている、など保育士の職場環境が良好である可能性が低いでしょう。

このような場合は、1人で労働環境を変えることは難しいことなので、子どものためにできることをきちんと全うすることが必要です。

子どもには何の責任もありません。子どもが安全で安心して過ごせる環境作りを自分1人でも築き上げる、という強い意志を持って働くことが大切です。

保育士の子どもに対する言葉遣いはどうか

保護者への言葉遣いを意識する保育士は多いでしょう。園長や目上の人に気を遣い丁寧に話す人も多いと思います。

しかし、案外できていないのが子どもに対する言葉遣いです。

「○○ちゃん、片づけて」と乱暴に言い切るのか「○○ちゃん、お片づけしようか」と伝えるのかでは大違いです。

子どもを全員呼び捨てにするのに抵抗を感じる保護者もいます。

常日ごろの子どもに対する言葉遣いが、気持ちの余裕や保育環境にも現れます。

言葉遣いや会話は子どもだけでなく、大人間でも影響を受けやすい側面があります。

このような場合は、自ら率先して丁寧な言葉を発することで、周りの保育士の言葉遣いを変えていくように努めましょう。

園内の危機管理はどうか

保育園は子どもにとって、安全で衛生的であることが前提です。

園内の清掃が行き届いているか、無駄な道具が出しっぱなしになっていないか、というのは見た目ですぐに分かることかもしれません。

それ以外でも、部品やパーツが欠如したおもちゃは、遊具としてふさわしくありません。

また、小さな部品は子どもが誤って口に入れる危険性もありますし、割れた部品でケガをする可能性もあります。

ほこりやダニなどでアレルギー症状を悪化する可能性も大いにあります。

まさに危機管理の乏しい保育園といえるでしょう。

このような場合は、周りの保育士を巻き込み、安全で衛生的な保育園を築いていくように自ら心掛けましょう。

また、おもちゃや遊具については納品業者ときちんと連携して常に安全なものを子どもに提供できるように配慮しましょう。

SNSでの評判はどうか

最近は保護者同士がSNSでつながっていたり、保育園の行事をアップすることも多くなりました。

ふだん、保育園関係者には本音を言わない保護者でも、SNS上では書き込む人もいます。

また、保育園自らSNSに投稿したり、写真を掲載することもあります。

その際は実際の内容と相違ないか、ありもしない理想的なことを揚げていないかなどもチェックしてみましょう。

事実と反することを掲載することで、虚勢を張ったり良く見せようとする態度は当然ながら良くない行為です。

このような場合は、「こんなのが掲載されているんですね」とさりげなく園長や上司に伝えて「きちんと見てますよ」という冷静な対応を取るのがよいでしょう。

最後に

ブラック保育園を見抜く方法と、その対処法について紹介しました。

もし、自分が働いている保育園がブラック保育園だとわかり、対処をしてもなかなか状況が改善されない場合は、思い切って別の保育園に転職するのも一つの手です。

その際は、転職サイトを利用してみてください。大手保育士専門求人サイト『ほいく畑』では、専門のコーディネーターがあなたの転職をサポートしてくれます。

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