訪問入浴看護師になる際必要なこと:やりがいや仕事のキツイところも紹介

記事の著者:haruki hatano

介護業界での人材不足が騒がれるなか、訪問看護や訪問入浴看護師に興味をもつ看護師も多いようです。

どちらもニーズもやりがいも大いにある分野ですが、今回は訪問入浴看護師に焦点をあて、訪問入浴の看護師に必要な事と、訪問入浴の看護師になる際に注意すべきことをご紹介します。

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 訪問入浴の看護師に必要なこと

まず、以下で訪問入浴の看護師に必要なことを3つご紹介します。

体力と判断力

訪問入浴は、とにかく体力勝負です!真夏の暑い時期に、エレベーターのない建物の3階まで重い荷物を運んだり、訪問先がエアコンのない家だったりということもあります。

1日に、多い時は10件以上の家をまわることもあると言われているので、体力に自信がない人は向かないでしょう。

また、冬場などは特に利用者の方が風邪をひかないように気をつかいます。

ヘルパーなど他の職員も同行しますが、入浴の可否を判断するのは看護師です。入浴後の利用者の体調悪化について責任を問われるのは看護師なので、病院勤務以上に判断力も必要です。

ヘルパーさんとの連携

多くの家を効率よく回るためにも、ヘルパーさんとの連携は重要になってきます。

ヘルパーさんと上手く連携するためにも、次に訪問する家の情報ややるべきことなどを事前に共有しましょう。そのためにも、コミュニケーションは大事です。

ヘルパーさんによっては寡黙な方もいますが、そのような人はこちらから話しかけるようにしましょう。

利用者とその家族とコミュニケーションをとる

看護する対象は利用者ですが、仕事をするうえでコミュニケーションをとる相手は利用者だけではありません。

利用者の家族と適切なコミュニケーションをとって信頼関係を築くことも、とても重要な仕事のひとつです。利用者含めその家族全員が事業所にとってのお客様だからです。

なかには、理不尽な要求をする家族や、クレーマーの家族もいますし、そうでない場合も日々介護で疲れきっている家族の方への対応・接遇には気を遣う必要があります。

ポイントはそれぞれの家族のやり方にエビデンスを求めたり、押し付けたりしないことです。まずはご家族のやりかたに合わせて行動することがうまく信頼関係を築いていく第一歩でしょう。

訪問入浴の看護師になる際に注意すべきこと

次に、訪問入浴の看護師になる際に注意すべきことを2つご紹介します。

訪問入浴の看護師は事業所選びに注意!

訪問看護と同様に、事業所によって大きく当たりはずれのあることが訪問入浴の特徴です。まずは、地域の訪問系・介護系事業者の事情に詳しい介護・看護系専門の人材派遣会社へ行き、その地域の事業所について詳しく話を聞く方が良いでしょう。

そのあと試しに登録して派遣パートから試し、気に入れば正職員になることをお勧めします。ナースがドライバーも兼ねるのが当然だったり、かなりブラックな事業所もあったりするので、いきなり正職員になるのはやめたほうが無難です。

訪問する家庭には様々な家庭があることを理解する

これもまた訪問看護と共通しますが、訪問する家には前述のようにエレベーターのない多階層のアパートや、着脱につかえるスペースがとても狭い家など、様々な家があります。

悪条件の中、限られた時間とスペースで業務を行わなければならず無理な姿勢で介助した結果、膝や腰を痛めることも多いので、注意が必要です。

さらに、訪問先が汚宅ということもあります。巨大なゴキブリと遭遇することや、何か踏んだとおもったら利用者の排泄物だった、ということもあります。

訪問入浴の看護師になる場合は、訪問する家庭がすべて自分の家と同じような環境ではないということを理解したうえで仕事に臨みましょう。

訪問入浴看護師の仕事できついこと

訪問入浴看護師になりたいのならば、この仕事の辛いところも知っておくと良いでしょう。3つ紹介します。

訪問する家によって当たり外れがある

寝たきりで過ごしているために掃除が行き届いていないところもあり、家によっては当たり外れがあります。

家が汚かったり、物が散乱していたり、匂いがきつかったり、様々な状況が考えられます。夏だったらエアコンのない家に訪問することもあるでしょう。

これらに対して我慢できるかが重要です。

汗かく仕事

動けない患者さんが9割なので、支えたりすると汗をかきます。これが夏だったりするともう大量の汗が出るわけです。

また、湯を張ったりすると室内の温度も上がります。

訪問入浴看護師は汗をかく仕事と覚えておきましょう。

腰を痛めやすい

患者さんを支えるとなると、一番負担がかかるのは腰です。

訪問入浴看護師で腰痛持ちの人も珍しくありません。

訪問入浴看護師のやりがい

訪問入浴看護師には大変なことも多くありますが、寝たきりで発語もなく顔色も悪かった利用者の方が、入浴中気持ちよさそうに目を細めていたり入浴後には「ありがとう~。」とはっきり話すことができた、といった経験をするときは非常にやりがいを感じます。

1回に入浴される利用者は1人なので、施設などでの入浴介助と違いその利用者の方だけに注目してコミュニケーションをとることができるのも訪問入浴の良いところです。

入浴を心から楽しみにしている利用者も多く、そんな利用者の喜ぶ顔を見ることができ、感謝の言葉を直接聞けるのが訪問入浴看護師の一番のやりがいです。

最後に

少子高齢化が進む現代において、訪問看護師のニーズは年々高まっています。訪問看護師は体力的にきつい仕事に直面することや、責任が問われる場面も多くあるので、決して楽な仕事ではありません。しかし、その分感じられるやりがいも大きいはずです。

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