保育士の抱える悩みとは?新人保育士に読んでほしい悩みの実態

記事の著者:haruki hatano

保育士には、世間の人からはわからない多くの悩みがあります。一見「子どもと遊ぶ楽しい仕事」と思われてしまいがちですが、実は複雑な悩みを抱えている方がほとんどです。

今回は、そんな悩める保育士さんたちのために、保育士ならではの悩みの解決策を紹介していきます。

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保育士の抱える悩み

保育士の悩みは抱えきれないほどあります。

人間関係はもちろん、気が抜けない責任感の多い仕事だったり、モンスターペアレントとのコミュニケーションのとり方などさまざま。

悩みと対処法の紹介をしていきます。ぜひ参考にしてみてください。

自分の子どもが病気でも休めない

お子さんを持つ保育士にありがちな悩みなのが、自分の子どもが病気だからといって、普通のパートとは違い、気軽に休めないことだそうです。

さすがにインフルエンザや高熱ならば休ませてもらえることもあるようですが…。母親保育士にとって、家で1人の病気の子どもを心配しながら健康な子どもたちを相手にすると、心がキリキリと痛むものの、自分の選んだ道なのだからと、葛藤に悩むこともしばしば。

プライベートで保護者と鉢合わせ!

買い物に出掛けると必ず保護者に遭遇!会って立ち話、また会って立ち話、と、急いでいてもなかなか話にきりがつかず、買い物へ行くにも一苦労だとか。確かに保護者の方は、自分の子ども担当の保育士に会うと、色々話を聞きたいと思ってしまうのも仕方がない気がします。

しかし保育士にとってはプライベートな時間。これが休日の遊園地など、デート中の遭遇となると、気まずい思いを抱えてしまい、デートに集中できないのだとか…。自分の行動に気を付ける習慣が嫌でも身についてしまうようですね。

「誰」にとって「いい先生」であり続ける?

子どもにとっていい先生と、保護者にとっていい先生。あるいはその保育所・先輩にとって使える先生。それぞれが描く保育士はどれも理想でしょうが、自分の理想と現実は違います。

どんなに子どもを一番に思った保育士になろうと決めて、現場に入ったとしても、現実として保護者や園の方針とずれてしまうと、自分の信念が崩れてしまい、それに耐えられず現場を去った元保育士さんも多く…。

子どもにとっていい先生を貫きたかったというのが本音みたいですが、そうもいかないのが現実のようです。

数値で表せない実績

若い先生は理想とする保育ができるよう頑張って保育をしますが、逆にベテランは自分がやってきた保育に自信を持って貫きます。

保育業界では、その保育園での経験というのが大きなステータスとなります。

過去の努力を持って働き抜いてきたベテランには、プライドがあります。そのプライドを傷つけられれば、「あの子は若いくせに生意気ね!」と、思われてしまうのも仕方がありません。経験と能力が100%比例するわけではありませんが、他に表す指標がないのが保育業界の特徴です。

結婚したいのにとにかく出会いがない!

とにかく出会いが少ない保育士業界!男性の保育士さんが増えてきたとはいえ、保育士の給料などを考えると、シビアな女性にとって結婚相手に同職の方を選ぶことは少ない様子。

さらに保育士の仕事内容も過酷で、体力勝負で日中働き、書類作成などで深夜まで自宅サービス残業。その疲れから合コンや婚活パーティに行く気力も起きず、休日もごろごろ…。婚期を逃しやすい職業ナンバー1と、密かに謳われているのだとか…。

女性社会ならではの負のスパイラル

先輩の多くは新人の些細な質問に、「こんなこともわからないの?」と驚きと呆れを抱きます。

それを見た新人は、次に質問していいのかどうかと悩んでしまい、結局質問できないまま失敗し、「わからないなら聞いて」と言われてしまいます。

気軽に質問できない結果、「何も教えてくれない…」という思いを抱えたまま2年目になると、「私だって先輩から何も教えてもらえなかった」という理由で、自分も新人に教えません。負のスパイラルの完成です。

みんな自己主張が強すぎて、人間関係の問題が多い

保育士は厳しい30日間の実習を耐えて、勉強を積み重ねた人だけが手にすることのできるいわば選ばれし人の職業です。子どもの命を守るという責任があり、多くの人がプライドや誇りを持って仕事に取り組んでいます。

そういった環境から、自然と気が強く意見をガンガン言う人が多いんだとか。それが原因で、悩んでしまう保育士の方が増えています。

四六時中気が抜けない

保育士として一番大切なことは、保護者から預かった子どもたちを、朝と同じ状態で夕方保護者に引き渡すことです。

保護者にとってはかけがえのない子どもなので、たとえ小さな擦り傷ひとつでも、とても心配になります。

日中はもちろん、お昼寝の時でも、万が一子どもが仰向けに眠って呼吸が停止したり、他の子にちょっかいをかけるなどのことが起きないよう、大体10分おきに確認を取りますし、お昼寝を必ず見守る保育士が存在します。

元気いっぱいの子どもが、怪我なく安全に一日を過ごすのは難しいこと。怪我をさせてしまった時は、責任感から夜眠れなくなってしまう保育士も少なくはありません。

持ち帰りの仕事が多すぎる

保育士は課業の為の課題作りに始まって、教室を彩る壁面制作、その季節に合った童謡や絵本の選別・読み聞かせの練習、保育園によっては月に一回リトミックを取り入れている所はリトミックの振り付けや選曲・ピアノの練習…思い浮かぶだけでざっとこんなにあります。

生活発表会の前なんかは衣装の制作まで加わってきますので、本当に寝る間もなくなります。

保護者との関係が難しい

モンスターペアレントという言葉が、かなり世の中に広まってきました。それほど、理不尽なことを言う保護者が増えているということです。

保育士も、保護者から理不尽なことを言われることがありますが、反論を口に出してしまっては大問題になってしまいますよね。

どれだけ理不尽なことを言われても辛抱し、どんな時でも保護者の気持ちを受け止めることを忘れないように心がけましょう。

また、買い物やデートに行くと、保護者に発見されて話しかけられるならばまだ良いですが、園で「あの先生あんな服着てデートしてたのよ。」「彼氏の顔は~。」なんて噂話をされては堪りません。

クラスも保育士も入れ替わりが激しい

保育士は女の園ですから、いじめもありますし激しい喧嘩もあります。

ですから昨日までいた先生が突然いなくなるという事だって現実にあり得るのです。そうなると突然ヘルプの先生がクラスに入ってきたり、一から新人保育士を指導しなければならなくなるので非常に厄介です。

これが1番の理由!給料問題

どんなに一生懸命しても、なかなか努力が報われないという時があります。

新人の頃は特に、良かれと思った行動が裏目に出てしまった…ということがよくあるもの。何事も慣れてくるとそんな失敗は減ってきますが、そこに至るまでの時間はとても長く感じます。女性社会ゆえの辛辣な言葉が突き刺さることもあるようです。

にもかかわらず、保育士は給料があまり恵まれていないうえに、仕事量や仕事内容がハードなところがあります。壁面製作など、仕事が終わらないときは、自宅に持ち帰って深夜まで仕事をする場合も。

一般的な企業とは違い、残業をした分だけ残業手当が出るということはほとんどありません。

保育士が抱える悩みに対しての対処法は?

物事を割り切って考える!

あなたが、相手の考えが明らかに間違っていると思っても、それが先輩保育士であれば、正直に言ったとたん生意気な後輩だと思われてしまうかもしれません。

ここで言うべきではないと判断したら、その場では曖昧に誤魔化して、先輩保育士の良い所だけをしっかりと吸収して自分の成長につなげましょう。正面からやり合う必要はありません。

また、保育士界において男性保育士は少なく、男性が1人もいない保育園がほとんどです。女性の職場ということで、女性社会特有の派閥ができてしまう保育園も少なくはないでしょう。

派閥に属しても属さなくても、肩身の狭い思いをするはめになる保育士がたくさんいます。辛い時には、職場に関係のない友達に話を聞いてもらうことが1番です。話すだけでも気持ちが楽になります。

職場内で話し相手を無理に作るのではなく、仕事は仕事と割り切ってしてしまうのが1番かもしれません。

リストアップしてやることを整理!

新人の内は先輩保育士の仕事も押し付けられてそんな目に遭ってばかりです、辛い時間は必ず終わりますし、慣れてきたら自分の時間の作り方も段々と要領を得てきますから我慢しましょう。

慣れないうちは、やることリストを書いて頭の中を常に整理してみてください。思ってたよりやることが多かった、少なかったということが目に見えてわかります。

すべてを正面から受け止めない!

モンスターペアレントに関しては、どんなに気を付けてもちょっとしたことに文句をつけてくる場合が多いです。

その際は、本当に自分に非があるのか、今後気を付けたほうがいいのかということを分析しながら対応することをおすすめします。もし相手の勝手な思い違いなのであれば、ひとつひとつ気にする必要はありません。

「また言ってるよ」くらいの気持ちで、2歩3歩下がって考えてみるといいでしょう。

また、保護者も人間です、面白がって保育士のプライベートを周りの保護者に言いふらしたりする事もあります。

ですから、プライベートで遊ぶ際には園から離れ、保育園児を連れて歩くような場所ではない所を選んで遊ぶようにすると安心です。

つらいのは初めだけ!

慣れるまでは辛いでしょうが、要領を掴んでくると読み聞かせの練習はあまりしなくてよくなりますし、壁面も次の年からは使い回しや少し手を加えるだけで良くなりますので、最初の1、2年の我慢だと思いましょう。

何事も初めはつらいことが多いですが、慣れてしまえばむしろ楽しくなる作業でもあります。少しずつ楽に作業をして、自分が楽しく仕事をできるように工夫していけることが大事です。

オフの日にしっかりリフレッシュ!

1日中気を張り詰めさせるので、精神的にもかなり疲れてしまいます。家ではアロマなどを取り入れてゆっくりと疲れた精神をケアしましょう。

オフの時はしっかりと気分をリフレッシュさせることを徹底することをおすすめします。

新しく趣味を始めてみるなど、仕事ばかりに日々追われてしまわないよう、気持ちの逃げ場を作りましょう。

最後に

保育士が抱える悩みと対処法を紹介してきました。

とても多くの悩みを抱える保育士は大変かもしれませんが、やりがいを見つけてうまくいったときの達成感は計り知れないものになるでしょう。

現在悩みを抱えており、解消しないという場合には、その職場が合っていない可能性もあります。

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