働きながら保育士の資格を取得する方法とは?国家資格の受験以外にも目指す方法はある

記事の著者:saitotakuma

保育士は国家資格保持者ではありますが、働きながら資格取得を目指すのは不可能ではありません。そこで企業に勤めながら、保育士になる方法を紹介していきます。

働きながら保育士になるには

保育士になるには国家試験に合格する必要があります。

この資格を取得するのに最も一般的な方法は、卒業と同時に保育士資格の取れる4年制大学・短期大学・専門学校、通信制大学に通うことです。

学校に通わない場合は、国家試験を受験して合格をする必要があります。こちらの国家試験には、受験資格があり、その条件は大卒・短大卒・専門学校卒以上というものになっています。大卒・短大卒の場合は、保育士とは関係ない学部学科であっても卒業すれば受験資格を得ることができます。高卒以下の場合は、これらの学校を卒業するか児童福祉施設での実務経験が必要です。

保育士養成校に通う

厚生労働大臣が指定をする、保育士養成学校(4年制大学・短期大学・専門学校・通信制大学)に通い、卒業できれば、国家試験を受けなくても、卒業時に資格がもらえます。

働きながら4年制大学・短期大学に通うのは難しいですが、専門学校・通信制大学であれば、働きながらでも通うことは可能です。

東京福祉専門学校・日本児童教育専門学校・埼玉福祉保育専門学校・大原学園などの専門学校では、保育福祉の夜間コースが開講されており、働きながら学校に通って国家取得を目指せます。

また、通信制大学は、オンライン上で講義を受けるスタイルのため、いつでも授業を見ることができます。通信制大学に通う場合は大卒認定もされるため、就職後の基本給が短大卒・専門卒に比べて低いといったこともありません。

かかる費用は学校によっても異なりますが、4年制大学の場合は約400万円程度、短大・専門学校の場合は約200万円程度、通信制大学の場合は約100万円程度です。

独学で国家試験に挑む

保育士試験は春と秋に年2回実施されています。最近では参考書・過去問も販売されているため、独学は不可能ではありません。学校に通わず、国家資格に合格する人もいます。また、ユーキャンなどの通信講座で勉強を進めることも可能です。

合格率は10~20%になっており、試験は、筆記試験・実技試験の2つから構成されています。

筆記試験は、全問題マークシート形式。出題される8教科9科目のうち、すべての科目で6割以上の点数が取れれば合格となります。ただし科目別合格制度が採用されており、一度合格した科目は3年間有効になるため、必ずしも一発合格を目指す必要はありません。(これが合格率が低く見える原因のひとつです。上記の合格率は全科目に合格した人のみを集計しているため、一発合格を目指していない人の分だけ合格率が低く見えています。)

二次試験の実技テストでは、音楽表現・造形表現・言語表現の3分野から、2分野を選択して受験することになります。二次試験の合格率は例年80~90%程度です。音楽表現と言語表現は事前に課題が発表されるので、しっかりと準備をしておけば問題ないでしょう。

筆記試験はそれなりに難易度が高く、独学や通信教育で保育士免許を取得できるのは、合格者全体のうち3割程度というデータもあります。スケジュールをしっかりたてて、効率的に勉強を進めていく必要があります。

無資格でも保育園で働くことは可能。子供と関わる仕事を紹介

働きながら保育士の資格取得を目指すことは可能ですが、保育士資格は国家資格になるため、簡単な道のりではありません。

子どもに関わりたいという理由で保育士を志望する人は多いですが、保育士資格がなくても保育園で働くことは可能です。また、子供と関わる仕事という条件であれば、必ずしも保育園を職場にしなくてもいいかもしれません。

以下では、無資格・未経験でも子供と関わって働ける仕事を紹介します。働きながら保育士を目指すことに困難を感じた方は、こちらの職業への転職も検討してみましょう。

保育補助

保育補助は、保育士のサポートをおこなうのが仕事。子どもが安全に遊べるように環境を作ったり、子どもを寝かしつけたりします。担当クラスが持てなかったり、一人で子どもを見ることができないといった制限はありますが、基本的に正規保育士と、仕事内容に大きな差はありません。

保育園には、政府管轄の認可保育園、独自に運営をおこなっている無認可保育園の2種類があります。無認可保育園は、とくに保育士不足が深刻になっているため、保育補助を増員する動きが活発化しています。

正社員として雇ってもらうのは難しい場合がありますが、まずは保育補助として働いてみてから、資格取得を目指してみるのもいいでしょう。

また、学歴要件が原因で保育士試験の受験資格がない方は、保育補助として実務経験を積むことで受験資格を得てから保育士試験を受験することが多いです。

時間外保育士

時間外保育士とは、早朝保育や時間外での保育をする人のことを指します。共働き夫婦が増え、開園時間が長い保育園の需要は高まっています。

そのため、無資格可の時間外保育士の求人を出している保育園は増えてきています。深夜や早朝に働くことになるので、給与が高いのも時間外保育士として勤務するメリットといえます。

児童福祉施設の職員

児童福祉施設は、虐待・経済的困窮など、なにかしらの理由で保護者と暮らせない子どもを預かる施設です。児童養護施設・児童家庭支援センター・乳児院など、勤務する施設によって業務内容は異なります。

正社員勤務をする場合は、小・中・高いずれかの教員免許保持者、社会福祉学・心理学・教育学の学位がある人などになりますが、アルバイトやパートであれば無資格でも児童福祉施設ではたらくことができます。

児童福祉施設で暮らす子どもにとって、勤務している児童指導員は親同然の存在。子どもたちの、拠り所になれることに大きなやりがい・存在意義を感じるでしょう。

まずは転職サイトで、求人探しを

上記で紹介をした、保育補助・時間外保育士・児童指導員の求人探しには大手求人サイトの「保育Fine!」がおすすめです。

「保育Fine!」は、厚生労働大臣認可の保育士専門の就職支援サイトで、保育職に関して経験豊富なプロのアドバイザーが、理想の条件だけでなく、特性を見抜いてあなたにぴったりの職場を紹介してくれます。履歴書添削や面接対策もおこなってくれるため、はじめて転職をおこなう人も安心して活用できます。

無資格・未経験可の求人も多数取り扱っており、登録から転職まですべて無料なので、まずは気軽に登録してみてください。

保育Fine!に登録する(無料)

編集部オススメ!保育士のための転職サイト

複数のサイトに登録することで、より好条件・高年収など魅力的なオファーを受けることが出来ます。