保育士に復職する方法。復職補助金制度などを活用して、もう1回保育士を目指そう

記事の著者:toganoyuka

国家資格が必要となる保育士。結婚・出産などを機に、一度保育業界を離れ、また復職をする保育士は多いです。

資格を持っているにも関わらず保育士職に就いていない潜在保育士数は、厚生労働省の調査では76万人。そのいちばんの理由は給与の安さです。

しかし2017年4月から、政府は保育士の月給2%引き上げ、役職給を付与する施策を実施しており、今までより働きやすい環境になりつつあるといえます。

待機児童数も多く、人手不足が深刻な園は多いため、保育士が復職するのはそれほど難しいことではありません。今回は、保育士に復職する方法を紹介します。

保育士が復職する前にやっておくべきこと

保育の現場から離れていた潜在保育士が、復職を考えるとき、多くの不安があるでしょう。その不安を払拭するためにも、復帰する前にやっておくべきことを紹介しておきます。

保育士証を更新する

結婚などで改姓した場合・本籍地の都道府県に変更がある場合は、保育士証の更新手続きが必要になります。

復職先が保育園ではなく認定こども園・幼稚園の場合は、幼稚園教諭免許として更新しなくてはいけません。直前に気づいて焦ることのないよう、事前に確認をしておく必要があります。

家庭との両立について考える

家庭がある場合、家事・育児の分担について、事前に家族と話し合っておきましょう。

保育園の行事で休日に出勤する場合、子どもの体調不良の場合は対応はどうするのか?など、事前に決めておけば、両立への不安を軽減させることができます。

家事も育児も仕事も全部やろうと気負ってしまうと、せっかく復職してもつらいだけになってしまいます。頑張りすぎないよう、家族に頼れるところはお願いすることも大切です。

保育に必要な知識をおさらいする

厚生労働省によって定められた「保育所保育指針」は、毎年更新されます。認可保育所で働く保育士は、この指針に基づいて保育をおこなうため、復職前に一度目を通しておくと安心です。

アレルギーや応急処置など、子どもの安全を守るための最低限の知識についてはよく復習し、最新知識も頭に入れておくといいでしょう。

遊びに関する情報を収集する

定番の童謡・手遊びをおさらいするだけでなく、今子どもの間で流行しているアニメ・キャラクター・ゲームなどについての情報を集めておくとよいです。

子どもと話すときのタネになり、距離をぐっと縮められるきっかけにもなります。

体力づくりをする

保育士の仕事は、体力勝負。復職後、「子どもってこんなに元気だったっけ…」と、ぐったりしてしまうこともあるかもしれません。

ブランク中、運動不足を自覚している人は、少しでも体力をつけられるよう、短期間でもジムなどに通っておくといいでしょう。

復職補助金制度を活用する

厚生労働省が主導しておこなっている補助金制度は、全国に80万人近くいる潜在保育士の数を減らす目的で実施されている施策です。

保育士として職場復帰する際に、就職準備金の貸付・自分の子どもの保育料が一部貸付されて、いずれも2年間の保育園勤務で返済を免除されます。

就職準備金とは、就職によって発生した引越し費用・通勤用自転車・仕事着の購入費などが当たります。保育士登録後、1年以上経過しており、週20時間以上勤務する予定がある場合、自治体に申請が可能です。

また未就学児を保育所等に預けて勤務する保育士は、勤務時間帯にファミリー・サポートやベビーシッターを利用した場合、利用料の半額(年123,000円以内)を補助してもらえる制度になっています。

復職補助金制度を上手く活用し、復帰を目指しましょう。

復帰する保育士におすすめの就職方法

保育士に復職するための準備が把握できたら、次は実際に復職するために動き出しましょう。

復帰する保育士におすすめの就職方法をご紹介します。

転職サイトを活用する

保育士の復職では、転職サイトを利用するのが最も一般的な手段です。

転職サイトのなかでもおすすめなのは、保育専門の転職サイトであるマイナビ保育士。

ブランクありOK・家近・週3日・高時給などの条件だけではなく、公立保育園・私立認可保育園・病院保育・企業内保育・企業内託児所・幼稚園・学童保育・認定こども園など幅広い、全国の求人が多く紹介されています。

また保育職に関して経験豊富なプロのアドバイザーが、理想の条件だけでなく、特性を見抜いてあなたにぴったりの職場を紹介してくれます。履歴書添削や面接対策もおこなってくれるため、はじめて転職をおこなう人も安心して活用できます。

そして採用段階でも、給与面の待遇・残業有無を含めた休日の取り方など、どうしても言いづらい条件面をアドバイザーが交渉してくれます。登録から転職まで、すべて無料なのでまずは気軽に登録してみてみるのがいいでしょう。

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元の職場に声をかける

一度慣れた環境であれば、復帰もしやすいはず。人で不足の保育園としても、一度働いた人が戻ってきてくれるのはありがたいことです。ブランクがある分、気まずさを感じることもあるかもしれませんが、新しい環境に飛び込むより、精神的なストレスは軽減できるでしょう。

元職場に保育士の求人があるかを確認してみましょう。

ハローワークを利用する

保育士の復職を考えるなら、ハローワークで求人を紹介してもらうことも有効です。国が認めた求人を紹介してもらえるため、安心して企業選びができます。

ハローワークでは公務員保育士の求人を紹介してもらえる可能性もあります。公務員保育士は、国が管轄する園に勤務することになります。地方公務員になるため、年収は650万円程度になるでしょう。認可保育園・私立保育園に勤務する保育士の倍額近い年収を得られて、休日も保障されます。

保育士仲間に紹介してもらう

知人からの紹介で、保育士に復職する人もいます。同年代の保育士の友人などがいれば紹介してもらうのもひとつの方法です。

LINEなどで復職の意志がある旨を伝えて、求人を募集している保育園を探してもらいましょう。

パートを探す

フルタイムの仕事が難しい人は、短時間でも働けるパートの求人を探してみましょう。

正規職員を採用できていない保育園にとっては、パートも貴重な戦力です。日中のみの仕事を見つけやすく、プライベートと両立できるメリットがありますが、正規保育士と比べて給料が低くなるデメリットもあります。

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