保育士がパワハラを受けた時の対処法7つ

記事の著者:toganoyuka

パワハラ(パワーハラスメント)とは、職場の上司や先輩が職務上上位の立場であることを背景に、精神的、身体的にダメージを与えることです。

保育士の場合、園長、主任、先輩保育士などが自分より地位の低い保育士に対して人格を否定したり、大勢の前で叱責したりするよう行為をいいます。

保育士の仕事は女性特有のパワハラを受けやすい環境と言われていますが、パワハラを受けてしまったらどうしたら良いのでしょうか?

そこで、保育士として働いていてパワハラで悩んでいる人のために、対処法を紹介します。あらかじめ対処法を知っていることで、落ち着いて対処ができるはずです。

1.冷静に状況を整理してみる

パワハラに遭ったと思ったら、一度1人で冷静に状況を整理してみるのをまずおすすめします。

なぜ、自分はパワハラを受けたのか?パワハラをした人とはしっかりコミュニケーションを取れていたか?ぞんざいな態度をとったりしてはいなかったか?など、状況を整理してみます。

もし、自分にも非礼な部分などがあったら、先方に対しお詫びをするなどすれば大きな問題にならずにすんなりと解決するでしょう。

また、パワハラといっても様々な種類があります。

あなたの人格を否定するような言葉を言われることも立派なパワハラですが、すべてを真に受けて悩んではいけません。一般的な職場では、あなたがミスをしても人格を否定するようなことは言われません。

言っている方に非があることを知っておきましょう。

2.相談できる味方をつくる

パワハラに遭遇すると自分の殻に閉じこもって悩みがちになります。ただ、これは精神的に大きな危険をはらんでいます。

あなたが保育士として働いていてパワハラを受けていると感じたら、周りに相談することが大切です。どうすれば良いかを誰かに相談するだけで、気持ちが楽になるだけではなく、思いがけない解決策を得られることもあるでしょう。

一人で抱え込むことは避けて、味方を作ることが大切です。パワハラが発生している職場は、人間関係が良好とは言い難いので、まずは家族や友人などに話してみましょう。

3.証拠を残す

誰かに相談する際、話し合いに持っていく際、法的手段に発展するような際などに備えてパワハラの証拠を集めておくことは重要です。

証拠があると法的機関も動き出しやすいので、まずはパワハラと思われる言動を日時と共にメモで残すことから始めて、可能であればICレコーダーやスマホのボイスレコーダー機能などを利用して、肉声の録音をすることをおすすめします。

肉声であれば「動かぬ証拠」となるからです。

また、パワハラの証拠をメモなどに残しておくこともとても大切です。公的機関に相談する時にも、具体的な証拠があれば説得力が増すでしょう。

日付、時間、内容などをしっかり残しておくことで、のちのち役に立ってくれるはずです。

4.加害者本人にはっきり言う

難しいと感じるかもしれませんが、加害者本人に対してはっきりと「やめてください」と言うべきです。

黙って耐えているだけでは、相手は図に乗って増長してますます嫌がらせをエスカレートさせる場合が多いです。

話し合いで解決しないことが明確になったら、他の対処法を実行しましょう。なお、この時の訴えも録音して、自分が相手に明確に拒否の意思を伝えたことを記録しておきましょう。その後にまた同じいじめが起きた場合、相手が悪意を持ってその行為を行っていることが明確になるので、第三者に告発する時に自分の主張の正当性を認めてもらいやすくなります。

5.上司に相談する

本人に伝えるのと前後して、上司や園長にパワハラ被害を告発しましょう。保育園の場合、一般の企業とは違って人事や相談窓口などはありません。そのため相談相手となるべき上司や園長もパワハラ加害者を擁護したり、問題解決に真剣に向き合わなかったりする場合も多いのですが、こちらも上記と同じくまずは自分はコミュニケーションによって解決しようとしたという姿勢を見せることが重要です。

これでも解決しない場合は次のステップへと進みましょう。

6.公的機関に相談する

加害者本人と上司にハラスメントをやめてほしいと訴えたのにもかかわらず改善しないのであれば、労働基準監督署、法テラスなどの公的機関に相談してみましょう。

いざというときに労働者の味方になってくるのが、労働基準監督署やハローワークなどの公的機関です。パワハラが社会問題となっている日本では、きっとあなたの声に耳を傾けてくれるはずです。

ただし、どのような理不尽なパワハラを受けても、裁判を起こすのはあくまで最終手段です。

企業や自治体を相手に裁判を起こすためには、お金が必要で、解決までにとても時間がかかります。和解をするにしても納得いく結果を得られない場合が多いので、あまりおすすめしません。

7.休職する

自分の身を守るために長期間の休職をするも有効な手段です。正社員の場合、有給休暇や病気のための休業は認められている権利ですので、仕事に復帰したいと思えるようになるまで、職場と話し合いながら休みましょう。

大好きな子どもたちと長く関わって生きていくためにも自分の健康状態が良好に保たれる環境を選択してください。

8.職場を変える

今まで述べてきたような対処法を試してきても、問題が解決できない場合は思い切って転職してみるのもアリです。保育園の不足に伴い、保育士の数も不足していますので、比較的仕事先が見つけやすい環境にあります。

パワハラを放置しているような職場は、今後も働きやすい所に変わる可能性は低いといえるでしょう。全ての保育園が今の保育園と同じような環境ではありません。環境が変われば新しい未来が待っています。

思い切って飛び出してみるのも選択肢のひとつとして有力です。

人間関係が良好な職場や口コミで評判がよい所を見つけるために、インターネットやハローワークを活用すれば職場選びに成功しやすいでしょう。

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