保育士一年目にぶつかる悩みとは?対処法を紹介

記事の著者:saitotakuma

保育士は毎年9,000人程度づつ増えています。待機児童を減らすため、国は保育園の運営費支援など、保育所の整備を進めています。結果、保育士のニーズや働き口は年々増えており、それに伴って保育士数も増えています。

保育士として採用された場合、初出勤からプロとして現場に立ちます。一緒に入る新人保育士も限られているため、悩みを共有できる同僚も少ないことが多く、不安や悩みは日々積み重なっていきがち。

そのため、保育士一年目は悩みも多く、離職率もほかの年代に比べ高い傾向があります。自分以外の保育士はどのようなことを考え、どの悩みをどうやって乗り切っているのか紹介していきます。

保育士一年目にぶつかる悩み

一年目の新人保育士はどのようなことに悩んでいるのでしょうか?

まずは多くの新人保育士が自信をなくしがちな、悩みポイントを紹介していきます。

何をしたらいいのかわからない

保育の現場は教科書通りにやれば大丈夫といったものではありません。予測不能な行動を取る子どもに臨機応変に対応していく力は求められます。しかし多くの新人保育士は想定外の事態が引き起こると、「どうしたらいいの」とパニックになり、何をしたらいいのかわからないという状況になってしまうこともあります。

特に働き始めたころは、どこに何があるのかもわからず、業務量の多さにキャパオーバーしてしまう保育士は非常に多いです。

仕事の量が多すぎる

保育士は仕事の量が多い、残業がつらい、という声をよく耳にします。そのため保育士一年目は、仕事の量に圧倒されてしまうかもしれません。

お楽しみ会の準備、子どものお世話、育児記録、お散歩、食事に準備、食器洗い、部屋の掃除、トイレトレーニングなど職場内である仕事はもちろん、家に持ち帰ってまでやらないと終わらないこともあるかもしれません。そしてはじめはコツがつかめず、どの作業にも時間がかかるでしょう。

優先順位を決めて、取り組みたいところですが、その優先順にの付け方もわかりません。

体調を崩しがち

はじめての社会人になったことによるストレスや、先輩や保護者との人間関係がつらく感じてしまうと、体調を崩しがちに。とくに保育園などではインフルエンザやノロウィルスなど、感染症が流行しやすく、免疫力が低下していると、自分も病気になる可能性が非常に高いです。

休日の過ごし方やストレス解消法を見つけることで、上手く乗り越えていく必要があります。

職場の人間関係が辛い

保育の職場は、女性が大半。人間関係のトラブルは、どこの園にでもある問題です。

「お局さんに目をつけられた」「先輩保育士が何も教えてくれない」「仲間外れにされる」といった多数の悩みがネット上にも溢れています。

保護者との関わり方がわからない

信頼関係が築けていない新人保育士に冷たい視線を送る親も中にはいます。初めての保護者対応には戸惑うことも多いでしょう。

また先輩保育士が保護者と仲良くしているのを見ると、劣等感や不安を感じてしまうこともあるかもしれません。苦情や無理な要望を受けた時に、どんな対応をすればいいのかもわからず、苦しむこともあります。

子どもとの関わり方がわからない

1クラス30人ともなるといろいろな子どもがいます。誰とでも関われる子、恥ずかしがり屋の子、落ち着けない子、異性への興味が強い子など、千差万別。関わりやすい子と難しい子がいるのは、保育士になった誰もがはじめに経験することです。

うまく子どもと接することができないと「子どもが好きだから保育士になったのに」と不安に感じることもあるかもしれません。

保育士1目の悩みの対処法は?

一年のうち2/3は仕事をしていることになるので、つらいまま働き続けるのはきついでしょう。また、精神的ストレスは、放置していると病気に繋がることもあります。

もし悩みがあるのであれば、以下のような行動を取りながら対処していきましょう。

前日にできることは準備しておく

初日から何もかもできる人など絶対にいません。それよりも、悩みすぎて何も行動ができなくなるという悪循環がよくないのです。今日よりも明日、一つでもできることが増えれば、必ず多くのことが身についていきます。

何をしたらいいのかわからないときは、まず1日の保育の流れを頭に入れ、次の日からはそれに基づいた保育士と子どもの行動を観察していきます。これを続けていくと1週間後には、次に何をしたらいいのかが見えてきます。

できることをやることから始めましょう。またその日学んだこと、ミスしたことを自分なりにノートにまとめておくと同じミスはせずに仕事にも慣れていきます。

先輩も上司も辛い時期はあったと言い聞かせる

仕事の量が多いと感じることは誰でも同じ気持ちです。先輩も上司も仕事の量が多くて挫折しそうになったことはあるはずです。

自分だけが大変なんだと考えるよりも、みんなも私と同じ気持ちだったんだと考えるほうが楽になると思います。一年目でコツを掴んでいくのは至難の業かもしれませんが、必ず慣れて自分のやりやすい方法や、効率のいいやり方が見えてくるはずです。

無理に続けずに転職・休職を考える

まだ一年しか経ってないのに辞めるのは周りに変に思われるかもしれない、という恐怖がある人が多いと思いますが、そのまま続ければ体調不良が悪化してしまいます。

慣れてないという理由であれば、仕事を続けることでいい結果が得られるかもしれません。しかし、心と体の健康は大事にしていくべきです。今の職場がただ合っていないだけの場合もあります。

現在よりも余裕を持って、負担を減らしながら働くことのできる職場に移ることも検討しましょう。

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人間関係のいざこざには関わらない

職場の人間関係の揉めごとには関わらないことがいちばんです。

とはいえ、職場の人間関係の中で誰が中心にいるのか、またその関係はどんな構図なのかを把握して動くと、面倒なトラブルに巻き込まれなくてすむでしょう。新人保育士にとっては、最初が肝心ともいえます。

その上で、自分にも被害が及びそうになった場合は受け流すくらいの気持ちでいましょう。付き合っていたらキリがありません。

保護者と積極的に会話する

信頼関係はすぐにできあがるものではありませんし、逆に壊れやすいものでもあります。ゆっくりと焦らずに築き上げていくことが大切です。

保護者と信頼関係を築くことでうまく仕事が回るようになるので、まずは会話をしましょう。送り迎えの際に一言でもいいので、挨拶以外にコミュニケーションを交わすように心がけます。子どもにどのような変化があったか、今日何をしたのかなど、簡単なことでも繰り返し会話を重ねることで信頼をおいてもらうことができます。

気を付けることは、全員の保護者と接することです。保護者もあなたと関わる事は初めてだということを念頭に入れ、偏りの無いように皆さんと信頼を築いていきましょう。

子どもの気持ちになって考える

子どもの目線、気持ちになることは、とても重要です。

大人の目線で関わろうとしても、子どもは振り向いてはくれません。あくまでも相手が子どもであることを念頭に接することが大切です。子どもとのコミュニケーションに悩んでいても、日々関わっていくことでふとした瞬間に心が繋がることがあります。その時は、なんともいえない喜びがあります。その日が来ることを信じて辛抱強く関わっていきましょう。

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