保育士が大変だと思う瞬間。女社会のなか、保護者と子ども両方に好かれないといけない

記事の著者:toganoyuka

保育士は可愛い子どもと関われる大変魅力的な仕事です。ここまで子どもと関われ、成長を感じられる職業はほかにありません。

ただし最近保育士という仕事は、低賃金で、時間外労働が多く大変だとよく言われる職業になっています。実際ある調査では、保育士の転職率は10%といわれています。実際に働いている保育士はどんなことに大変だと感じているのでしょうか?

そこで今回は、保育士が大変だと思う瞬間を紹介します。

子ども・保護者と関わる

一種の接客業と言っていいほど、様々な人たちと関わっていきます。子どもたちはもちろん、保護者やその子どもの親族、近隣住民の方、実習生数か月働いただけでも、たくさんの人々と出会います。

避難訓練や、行事のために両親以外の親族の顔をおぼえたり、お散歩に出たときにいつもあう近隣の方にあいさつをしたり、関わり方一つでその園のイメージや子どもたちの印象が変わってきてしまいます。

何かあったとき、助けてもらえるように、またスムーズに解決できるように、危険回避の面でも保育士は常に周りを気にかけていなければなりません。子どもの変化に気づいたとき要因に気づくためにも、周りの人ときちんと関わっていくことが大切です。

書類やおたより、毎日の記録

各園や自治体などにより違いがあるかもしれませんが、子どもたち個人の成長や変化を書いていく個人票・年間計画・行事計画・クラスだより・月案・週案・日誌・連絡帳・引継ぎノート・日直日誌など、毎日書かないものもありますが、このような書類を空いた時間に書き終え提出しなければなりません。

また、プライバシーの問題から持ち出し禁止のため、全て園内で作業しなければなりません。監査などもありますから、きちんと丁寧に記載していなければなりませんし、年長児に関しては小学校入学を控えていますから、学校側に提出する書類などもあります。

乳児は複数担任のため、手分けして製作が可能ですが、幼児の一人担任の場合は春は特に量が多いため、かなり忙しくなります。

派閥争いと虐め

保育士はいまだに女性が多い所謂女の園です。女が沢山集まれば勿論その分揉め事も多いです。

保育士の悩みのアンケートで毎年必ず上位にランクインするのがこの人間関係。虐めや保育士同士の派閥争い、主任と現場保育士との争い…一言に人間関係と言ってもこれだけの揉め事があの小さな施設内で起きているのです。

保育士が子どもに向ける笑顔で皆仲良く仕事をしていると思ったら大間違い。ある程度の覚悟は必要です。

行事

保育士がつらいと感じるのが行事です。行事の準備は2か月前から始まり、その頃から徐々に残業が増えていきます。そして行事2週間前になると、ほぼ帰る時間は毎日22時過ぎとなり、家に帰っても課業の準備や月案の作成に追われ休む間もなくなります。

それだけではなく、行事の進行や自分の役割の準備・練習もありますから…本番でミスでもしようものなら、行事が終わった後の反省会で吊し上げに遭う事もあります。つらくても行事関係はミスがないように、しっかりと取り組みましょう。

モンスターペアレンツ対応

近年話題になったモンスターペアレンツには、一般常識や保育の現場での価値観など通用しません。とにかく優先なのは自分の子ども、その為ならばどんな難癖だって保育士に吹っかけてきます。

例えば発表会で主役になれないと、「○先生は主役に選ばれた子を贔屓してる。」と園長に直談判に行ったり、周りの保護者に言い触らしてクラスの雰囲気を悪くしたり、子どもが泣くのは全て保育士や周りの子が悪い!と勝手に脳内変換し、「あの先生は子どもに虐待してる!」と周りの保護者を不安にさせて、信頼関係が崩れるような事を平気で言います。

自分の所為だとノイローゼにならず、周りの先生の力を借りながらモンスターペアレンツに対応していってくださいね。皆で協力し合う事がモンスターペアレンツに打ち勝つ方法です。

教室は清潔で季節感溢れる状態でないといけない

保育士は毎月壁面を制作する事から始まって、子ども達の保育室の環境を成長に合わせて意味ある配置に変えたり、子どもが季節を意識出来るように季節に合った花を花瓶に生けたりしなければなりません。

また読む絵本も季節やその日の行事に合わせて変えていかなければなりませんから、環境整備だけでもやる事は山のようにあります。

絵本選び

子どもに読み聞かせる絵本は、どんな意図があってどんな事を子どもに伝えたいか、季節感は掴めているか、子どもが絵本に集中できるように保育士はどんな導入をするのか、読み間違えて子ども達を戸惑わせる事がないように練習は出来ているか…絵本一つにしても、ここまで保育のプロである保育士には求められます。

絵柄が可愛いからなどは大学の実習中でだって通用しませんよ。

人手不足

保育士は万年人不足ですから、一人休むとその穴など補充できませんから、残っている先生達で何とかその穴を塞がなければなりません。そのため一度休むと他の先生に多大な迷惑をかけてしまい、申し訳ないと肩身の狭い思いをする事になるので、なかなか休むことが難しいです。

体調不良でも押して出てくる先生が多いので、それも休みにくい一因となっています。体調不良の時は責めないようにし、皆でフォローし合って休んでも大丈夫という余裕ある現場を作っていきましょう。

掃除

乳児から幼児まで、またたくさんの大人が出入りします。小さな乳児たちもいるため、掃除は徹底的に毎日隅々まで行いますが、ウイルス性の病気が発症すると一気に広がってしまいます。

それをいかに最小限で終わらせるか、またそれ以上はやらないように、ドアノブや床を一定時間置きに除菌用具で拭いたり、トイレも隅々まで雑巾がけしたりと細かく行います。ざっくり分けても最低朝・昼・夕と3回掃除をしている園がほとんどです。

もちろん、自分のクラスは自分で掃除しますが、その他共同で使用する場所などは、職員の当番制で行うことがほとんどです。

環境が合わないなら転職を

我慢して働き続けていると、大好きな子供たちと一緒に過ごす時間でさえ、苦痛に感じるようになってしまうかもしれません。もし今の職場が、あまりにも大変でつらいと感じるのであれば転職を考えるのも1つの方法です。

新しい仕事を探すだけでも、気持ちが楽になるかもしれません。

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