保育園の園長になるためには?必要な4つのスキルを磨いていこう

記事の著者:saitotakuma

保育士として頑張ってきて、今後も経験を活かし、保育士としてキャリアアップしたいのであれば、最終的に目指すのはやはり「園長」。

実は園長には、認可園での保育勤務経験があれば、誰でも挑戦できます。しかし認可園で保育士として勤務した経験以外には、どんなスキルや能力が必要なのでしょうか?

そこで今回は、保育園の園長になる方法を紹介します。

園長になるには

園長は園内のありとあらゆる調整を行う、保育園のリーダーです。運営や経営に関わる責任があり、資金計画などを任され、そして時には保育士の指導にあたります。

つまり園長になるには、園内の重要な業務をこなせる程度、現場での経験が必要。目安はだいたい認可園での保育経験が10年以上ですが、実際には長く働いても園長の職位につける人はわずかなのが現状です。

ちなみに、認可外保育所の園長を目指すのであれば、必ずしも保育士資格が必要という訳ではありません。園長になってから保育士資格をとる人もいますし、経営者になるというという道もあります。

園長の仕事とは

園長というポジションは、言うまでもなくその保育園の全ての代表者といえます。保育園の運営や経営に関することすべての責任を負っています。

まずは経営に関する業務です。職員のシフトの最終判断や研修費などの出費、補助金などの収入を管理します。次に安全面です。設備の安全や、毎日検食して給食の安全を確かめたりします。

そしてあらゆる場面での人間関係を円滑にする役目もあります。保育士の管理や指導はもちろん、保護者と関わったりほかの園との交流も大切な仕事です。

クレーム対応も担っていますね。これ以外にも沢山業務はありますし、各保育園によってその範囲も異なります。直接的な保育からは離れていますが、それ以外のことはほぼ園長先生がしているといっても過言ではないでしょう。

園長になるために資格はいるの?

園長になる資格は保育士資格です。つまり、保育士は誰でも園長になる資格がすでにあるということになります。保育士資格をとれば一生ものですし、将来園長にもなりうるというのはなんとも魅力的ですね。

ほかには、大体10年の保育士経験が必要と考えている園が多いです。それは、様々な経験が園長にとって必要だからです。しかし一概に10年とも言いません。もっと早くに園長になっている人もいますし、ブランクがある人がしばらく働いて園長になったということも聞きます。

優秀な人はそれだけ早く園長になれるということなのかもしれません。

園長になるために必要な素質とは?

保育士資格以外にも求められることがあります。それがその保育士さんの資質です。そしてどんなビジョンをもってどんな資金計画を立てられるかということです。

園の長として、目標をもってお金を使わなければなりません。おもちゃが少ないと思えばそこに、建物が古くなってガタがきていると思えば改築などに、子どもの教育の部分の充実を図ろうとおもえばそこに、と考えによってお金の使い方は全く異なってきます。

このビジョンを正確に立てられ、遂行できる資質が必要です。ほかには、人間関係を円滑でできることも大切です。地域とのかかわりを密にもち、保育士や保護者、子どもに対しての配慮も忘れてはいけません。

最後に、常に冷静である必要があります。いつ何時事件が起こるかわかりません。そんな時に取り乱さず、園長として冷静に判断することがもとめられます。

そのほかに具体的に必要となる素質をみていきましょう。

熱意と展望

過去の経験年数も大切ですが、より重要なのは保育に対する熱意と、将来の展望。

どんな保育園にしたいのか、明確な保育目標・方針を定め、園児との関わりについて具体的な行動計画を設計し、それらを実行にうつす熱意が、もっとも必要な資質です。

認可園での保育経験と、保育に対する熱意と展望があれば、園長へのキャリアアップを視野に入れても良いかもしれません。

コミュニケーション能力の高さ

園長として期待されることの1つに、地域や外部とのコミュニケーション能力の高さがあります。

園長会など他園との交流や、行政機関との関わり、地域の人々との関わりなど、多方面にコミュニケーションをとる事が求められるのです。周囲の人々から理解や協力、応援をもらわなくては運営が成り立たないという事を、常に考えなければなりません。

その一方で日々の業務もこなす必要があり、あらゆる面で臨機応変さ・きめ細やかな対応が求められます。

周りの人への配慮

園長は現場にいることが少なく外部とのコミュニケーションが多くなるため、だんだん現場との関わりが減ってしまい、溝ができてしまう事があります。

一度できてしまった溝を埋めるのは至難の業。そうならないためにも、忙しい業務の合間に保育室に顔を出して子どもたちと関わったり、送迎時に保護者と会話ができるような環境を整えたりする事が大切になります。

そして最も大切なことは、現場で働く保育士の声を聞き、働きやすい環境をつくることです。いくら素晴らしい熱意と展望があっても、園で働いてくれる保育士とわかり合えていなければ、理想とする保育は実現しません。

園長として、保育士・子ども・保護者への気配りを常に心がけ、実行する必要があります。

常に冷静であること

保育園では、大勢の子ども達が共に時間を過ごしています。人数が多いという事は、トラブルが起きやすいということです。

トラブルには、ちょっとした事から大きな事まで、または想定していなかった緊急事態などもありますが、保育士が動揺していても、園長は冷静に判断を下さなければいけません。どんな時でも落ち着いて考え行動する姿は、園長として安心感を与える存在となります。

そして、その判断の基準は「子どものため、保護者のため、現場の保育士のため。どんな方針の園であっても、これらは変わりません。

多方面での業務をこなすあまり、本当に大切なことを見失わぬよう「保育に熱く。常務は冷静に」を心がけましょう。

園長先生の給与は?

一般的に、園長経験の無い保育士や主任が就任する場合は、月給約25万程度です。今までに園長経験がある場合は、30万程度なるでしょう。

こうやって見るとかなり安いイメージがありますが、認可外も含めた月給の平均ですので、地域や経営母体に寄ってかなりの差があります。認可園等になれば、年収1千万円以上という保育園も少なからずあるようです。

認可保育園は国や自治体から様々な補助金を受け取っている一方で、認可外では補助金を受けとれないことが多く、差が大きくなります。月謝が安く多くの子どもが利用する認可保育園には、園児が集まることで必然的に補助金の額が増えるのです。

園長職の求人について

園長職の求人は、基本的に非公開です。昇格を目指しながら保育士として働いている方は、自分の勤めている保育園で昇格が見込めるのか早めに判断し、必要ならば転職を検討しましょう。

求人は秋頃から冬にかけてが一番多く、新園開動・退職等の理由によって人が動く4月に向けて、万全の体制を整えて新年度を迎られるよう計画的に動いています。

しかしながら昨今の待機児童解消の施策により、夏や秋に新園がオープンすることが増え、年度途中で園長の募集がかかることも少なくありません。

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