保育士の人間関係の実態とその対処法。女社会で生きていくにはコツがある

記事の著者:toganoyuka

保育士の離職理由として、安月給や、長時間労働がよくあがりますが、人間関係の悪化によって退職する人も少なくありません。保育士の9割は女性といわれており、他職業よりも人間関係を構築するのが難しいのかもしれません。陰口や、仲間はずれなどのいじめ問題も多く引き起こっているようです。

さらに、先輩・同僚からのマウンティングが激しく精神的に苦痛を感じることもあるようです。また保護者対応への気遣い・クレーム対応など、仕事仲間以外の場所でも人間関係に悩みを抱えている保育士はいます。

そんな女社会ある保育業界ですが、上手くいきていけば、悩みも軽くなるでしょう。今回は、保育士の人間関係の実態とともに、その対処法を紹介していきます。

保育士の人間関係の実態

保育士の人間関係で実際にあった実例とともにエピソードを紹介していきます。女性社会であるからこそのいじめが多いのかもしれません。忙しい現場であるからこそ、キリキリとした雰囲気が出てしまっている場合もあるようです。

まずは、本当に自分がいけないのかをしっかり把握したうえで、解決策を見つけていきましょう。

情報を回さない

保育士は「ホウ・レン・ソウ」が非常に重要。「いつもと体調が違う」「実は〇〇アレルギーだった」など、伝え忘れることで、子どもの命に関わることもあるかもしれません。

実際に元気だったにも関わらず、いきなり体調不良を引き起こし乳幼児突然死症候群で死亡した例や、アレルギーによるアナフィラキシーショックで死亡してしまった事故も発生しています。

それにも関わらず、気に入らない先生などには、わざと情報共有をせず、その先生がミスをしたとき「情報確認してなかったの?」と責め立てるといったいじめも実際に起きています。

無視する

保育は1人ではできるものではありません。しかし婚約や、妊娠したことをきっかけにいじめがはじまり、無視をされるといったことも実際にあります。ある保育士は、助けを求めても、舌打ちをされ、仕方なくサポートを受けるという状況が半年も続き、ノイローゼになってしまったそうです。

目の前で溜息

保育士も人間。全てを完璧にこなすことは不可能。しかしミスをすると、本人がいる前で大袈裟に「はぁーっ!」と溜息を吐かれるようなこともあるそうです。

気に入らない先生には、難癖を付けてでも、とにかく虐めたいといういじわるな保育士も存在します。自分が悪い場合は反省し、それ以上は落ち込む事なく保育に取り組みましょう。

保護者と悪口で盛り上がられる

自分の気に入らない保育士の悪口を、保護者と一緒になって平気で言いふらす保育士も。

モンスターペアレンツに、気に入らない保育士のミスや悪口を吹き込んで、一緒に攻撃されるという驚きのいじめも存在します。

上層部との確執

家族経営の保育園では、ほとんど保育経験のない人が、園長や副園長に就任することが多々あります。

そういった人達は、基本的に教科書通りの知識しか頭にありません。そのため、忙しい現場の状況を理解せず、要求ばかり突きつけられることもあります。

妊娠を責められる

妊娠を素直に祝ってもらえない場合もあります。常に人不足になっている園では、サービス残業や仕事の持ち帰りが当たり前の世界です。そのため、保育士1人抜けると残された保育士の業務量はさらに増えます。

妊娠した先生に表面では「おめでとう!」と言っても、裏ではその何倍もの悪口や罵詈雑言が横行していることも。なかには妊娠報告直後から、仲間はずれや無視などのいじめが始まることもあります。

また暗黙のルールとして、妊娠は年功序列というのが、保育園にはあります。既婚者の先輩より先に妊娠したらダメと、言われる園もあるようです。

怒鳴られる

ミスをしたとき子どもや、保護者の前で、これ見よがしに怒鳴り散らす、先輩保育士もいます。保護者の前で、何度も叱られることにより担任を外されてしまった保育士もいるよう。

ここまでされてしまうと、転職を考えなくてはいけなくなってしまうでしょう。

仕事を回してもらえない

逆に仕事を与えてもらえないという意地悪もあります。出社しても何もすることがない状態も、つらいものです。「社内失業」「社内ニート」になってしまうと、自分の存在意義を見失ってしまうでしょう。

自分のミスではないのに、職場に馴染むことができないと感じたら、現在の職場ではなく他の職場に異動することも視野に入れておきましょう。

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人間関係の解決策:上司篇

仕事上、最も難しいと思われる上司との人間関係。上司との付き合い方次第で、仕事を楽しめるか楽しめないかが決まると言っても過言ではありません。

積極的に交流したり、基本的な挨拶など、参考にしてみてください。

挨拶を心掛ける

自分は丁寧な挨拶ができていると思っていても、相手はいい印象を受けていない可能性があります。

人間関係のいざこざをきっかけに、笑顔できていないかもしれません。もう一度、自分の挨拶を見直してみましょう。

常に低姿勢を心がける

上司や先輩と接するときは謙遜をしたり、低姿勢で接することを意識することで、トラブルを回避できる場合があります。上司や先輩を立てるように意識し、気にさわるようなことは言わない、しない。これらを心がけることで問題が解決することもあります。

過度に意識しすぎると、不自然になったり逆に相手を不愉快にしてしまうこともあるので、注意が必要です。

人間関係の解決策:同僚篇

同僚の人間関係が崩れると、プライベートな飲み会や会話に入っていけなくなります。比較されやすい存在でもあるため、マウンティングなどのいじめを受ける可能性もあります。

時には流すことも大事

女性のいじめで多いのが、悪口。しかしその会話に乗っかってはいけません。

相づち程度で話を聞いておけば、逃げやすくなります。自分がされて不快に思うことを他人にしないことが大前提です。

悪口や噂には関わらないことが、ストレスを感じないためのポイントです。

人間関係の解決策:園児篇

園児の気持ちをくみ取ることは難しいですが、上手くいけば仕事のモチベーションをアップさせることもあります。

園児に積極的に関わる

積極的に園児に関わることで、子どもとの信頼関係を深めることができます。子どもと仲良くなれれば、悩みを打ち明けてくれたり、体調不良であることを話してくれることもあります。

仕事をおこなううえでも、積極的に関わり、理解を深めることは非常に重要なことだといえます。

常に共感してあげる

楽しいとき、悲しいときなど、共感してあげることはとても大事です。共感してあげることによって、子どもは認められていると実感します。

園児たちは日々新しい発見をして成長していきます。その発見や感動に対してもしっかりとリアクションしてあげましょう。

人間関係の解決策:保護者篇

最近話題のモンスターペアレンツによるクレームが、保育士を苦しめる1つの大きな要因になっています。

保護者との人間関係を良好にすると、仕事がとてもスムーズに行えます。具体的な解決策を見ていきましょう。

クレーマーには聞く姿勢を大事に

保護者との関わりで1番厄介なのは、クレームです。

モンスターペアレンツからクレームを入れられたときには、まず相づちを忘れずにすべての話を聞いてください。クレームの途中に口出しをするのは逆効果です。

クレームを受けたときこそ、コミュニケーションが大事。事情をしっかり説明し、次回の対策について職員全員で話し合いをおこなうことを伝えましょう。またなるべくクレームは1人で対応しないほうが吉。大きな問題になる場合は、園長を一緒に対応をしましょう。

人間関係が辛かったら早めの転職活動を

今の職場の人間関係がつらい場合は、転職を検討してもいいでしょう。

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転職は意外に時間がかかるものでもあるので、早め早めの動き出しが非常に大事です。現段階で転職することが決定していなくてもまずは他の職場の情報収集からはじめてみましょう。

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