保育士なのに、わたし子ども嫌い?そんな風に思った時の対処法

記事の著者:saitotakuma

保育士は一般的に「子ども好き」の人がなる職業です。しかし実際に保育士として働いてみると「子ども好きじゃないかも」と感じる人は少なくありません。なかには、お気に入りの子とそうではない子の差が生まれてしまい、自己嫌悪に陥ってしまう保育士もいるそうです。

子ども好きだからこそ、目指した保育士でも、今まで見えていなかった嫌いな部分を知ってしまうとショックに感じてしまうのでしょう。具体的には、どんなタイミングで子ども嫌いになってしまうのでしょうか?

「子ども嫌い」は新人保育士が陥りやすい悩み

「子どもが嫌い」と一度でも感じたことのある保育士は、少なくありません。とくに新人保育士は「イメージしていた仕事」と「実際の業務」とのギャップが大きく、「理想と現実」の違いに悩まされるケースは多いです。

慣れない仕事の中で「子どもが嫌い」と感じてしまうのは、ある意味で当然なのかもしれません。では具体的にどういった場面でそう感じるのか見ていきましょう。

泣き声が嫌

大人数の泣き声を、聞いたことがある人はあまりいないでしょう。保育園の乳児クラスでは、それが日常茶飯事。

とくに4月の預けはじめの時期は、子どももお母さんと離れることに慣れていないため、大声で泣く子が多いです。働き始めて間もないと、この大音量の泣き声に滅入ってしまう保育士も少なくないのです。

中には就寝前、耳に残ってしまった泣き声で眠れないという人もいるくらいです。

言うことを聞かない

純粋無垢で可愛らしい子どもたち。そんな面もある一方で、生意気で憎たらしい子どもも少なからずいます。信頼関係ができるまでは反抗的な態度をとる子どももおり、まったく言うことを聞かない子もいます。素直に言うことを聞いてくれる子ばかりでないと、頭で理解をしていても、目の当たりにすると「嫌い」と感じてしまうことも。

クラスの輪を乱す子どもに対して「嫌い」「苦手」と感じてしまうのは、しょうがないことでしょう。

自分の話を聞いてくれないとき

大勢の子どもをまとめるのは、本当に難しいです。子どもが誰も話を聞いてくれない、各々で好き勝手なことをしているといった状態は、保育士にとって地獄。

落ち着かせることもできないと、怪我に繋がってしまうこともあります。話を聞いてくれない日々が重なってくると、「なんで話を聞いてくれないのか」と子どもを嫌いになってしまうのです。

保育に余裕がない

保育士自身の経験が浅いと、余裕をもって保育をおこなうことは難しいことです。上司や先輩保育士にフォローしてもらい、少しずつ業務に慣れていくものですが、あまり助けてもらえなかったり、逆に責められたりしてしまうと、精神的にも肉体的にも、余裕がなくなってしまいます。

そういった状況になると、子どもたちを素直に可愛いと思えなくなってしまう、という事態も起こり得るのです。

〇〇先生は嫌い、と言われたとき

「先生になったら、子どもが寄ってきてくれる」というイメージは、大間違いです。実際は、毎日「〇〇先生きらい。〇〇先生がいい」と言われるのが現実。素直な子どもにとって、お気に入りの保育士がいるのはよくあることです。

それを素直に言ってくるのが子どもなのです。「嫌い」と言われたときは、心が折れそうになりますが、その子とは関わりを持ち続けなくてはいけません。忍耐強く、接し続けるのは苦しいものです。

保育士がいないと、態度が変わる子どもが嫌い

年長さんともなると、口も達者になり性格もはっきりしてきます。どうしたら自分が怒られないのか考えるずる賢い子もいるのです。なかには、保育士がいない所でイジメをする子や、新人保育士に対して厳しい発言をする子もいます。

いろんな子がいるとは分かっていても、このような態度を見てしまうと、頑張ろうという気持ちが薄れてしまい、子どもを愛せなくなってしまうこともあります。

便や尿で汚れるとき

赤ちゃんや小さい児童のお世話では、おむつ替えが必須。感染症の時期ともなれば、嘔吐物の処理もあります。うんちがはみ出してしまったり、おしっこをかけられたりすることもしばしば。

慣れてくると特に感じなくなりますが、最初のうちは他人の子どもの排泄物を処理しなくてはいけないことに抵抗を感じ、子ども嫌いになってしまう人もいます。

モンスターペアレンツの子どもにストレスを感じるとき

無理難題を言ってくる保護者は、どの園にもいます。

モンスターペアレンツの子どもに気を取られていると、他の保護者からは「あの子ばかり」と苦情が来て、悪循環が生じます。苦情が増えてくると、自分なりの育児ができなくなり、子どもへの接し方がわからなくなってしまう場合もあります。

労働環境が辛いとき

どんなに子ども好きでも、過酷な労働環境ではストレスが溜り、保育士として働くこと自体苦痛に感じてしまうことも。

ストレスが溜まると余裕がなくなり、いつもなら気にしない小さなことでもイライラするようになり、冷静ではいられなくなります。そんな気持ちは、子どもへも向いてしまうこともあり、自己嫌悪に陥ってしまうことも。

原因が労働環境や職場の人間関係にあると感じた場合は、職場を変えることも視野に入れたほうがいいかもしれません。現在より良い環境で働くことができれば、子どもが好きという気持ちを思い出せるかもしれません。

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子どもが嫌いになってしまったときの対処法は?

上記で見てきたように、子どもが好きで保育士になったとは言え、どうしても嫌いになってしまう場合はあります。こうしたことは誰しも起こり得ることです。

子どもを嫌いと感じてしまう理由には、「仕事の困難さゆえに感じる一時的な嫌悪感」と「本当に子どもが嫌い」と思ってしまう2パターンがあります。前者の場合は、下記の対応策を参考にすることで改善する余地があります。後者の場合は、別の職種に転職することを検討してもよいかもしれません。

「子ども嫌い」であることは悪いことではなく、その人の性格にすぎません。「子ども嫌い」である自分をまずは受け止め、対策を考えていくことが大切だと言えるでしょう。

上司・先輩のフォローに求める

時間が経過しても「子ども嫌い」が付いてまわる場合は、自分が仕事を背負い込みすぎていないか見直しましょう。自分のキャパを超えた仕事を抱えている場合、ゆとりがなく、そのストレスが子どもたちへの態度に出てしまうことがあります。

上司や先輩保育士に、相談して、仕事の仕方を指導してもらうか、場合によっては、負担を減らす采配をしてもらうことが必要となります。

慣れるのを待つ

「子ども嫌い」と感じる人の多くが、慣れない仕事に疲れてしまっている状態です。しかし、時間の経過とともにこの感覚は薄れてくることが多いです。

泣き声などは2、3カ月もすれば耳が慣れて聞き流せるようになります。気付けば自然と余計な力も抜けて、また子どもとの信頼関係もできてくることで「子ども嫌い」と感じることが少なくなってきます。

余裕を持つ

気持ちに余裕がないから子どものちょっとした言動にイライラしてしまい、子どもがみんな自分をイライラさせてくるように思えて嫌いになるというケースはよくあります。

まずは、気持ちに余裕を持ってみましょう。例えば、勤務日数を減らしてみたり、この日は残業しないと決めて定時で帰るようにしたりすることで、余裕を取り戻し、解決するかもしれません。

力を抜く

先生という立場から、常に気を張っていては疲れてしまいます。保育士も人間なので常に完璧ではありません。

たまには割り切って園児と全力で遊んでみたり、ある程度、園児の安全を確保することに気をつけて他は園児と同じように遊ぶ。というように先生という概念を捨てて力を抜くことも大切です。

自分を責めるのをやめる

「保育士なのに子どもが嫌いなんて、自分は最低な人間だ、保育士失格だ」と自分を責める人は多いです。しかし、保育士として毎日子どもと接していれば、子どもが嫌いになってしまうことは誰にでもあります。

ある程度は割り切って自分を責めることはやめましょう。もちろん悩みを解決するための努力は必要です。ただ過度に自分を責めすぎたり、自分を責める必要のない部分まで自責の念にかられる必要はありません。

子どもが嫌いな保育士の人でも子どものちょっとした成長を感じたときに感動したり、卒園式の時には号泣してしまったりするものなので、ある程度は一時的な感情と、割り切るようにしましょう。

保育士を一度離れてみる

時間が経過しても、自分の仕事が適正な量になっても、それでも「子ども嫌い」という感覚が払しょくできない場合は、他の仕事に就いてみるということもひとつです。

一度保育士を離れ、子どもと関係のない仕事に就いてみることで、自分の適性も把握し、「他の職業の方が合っている」「やっぱり子どもと関わっていたい」と気持ちの整理がつきます。改めて客観的に自分が子どもに対してどういう感情を持っているか考えることができます。

そのときにまた保育士がしたい、と思えればまた保育の道に戻ることはいつでもできます。資格を持っているため復職しやすいのも保育士のメリットです。

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職場を変えてみる

子どもが嫌いなのは、単に園児との相性が悪いということもあります。園児も人間なので、合う合わないはあります。職場を変えてみて、新しい園児と出会うことで子どもが好きと思えるようになるかもしれません。

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