ビジネスの場における「マッチ ポンプ」の言葉の意味:気になる使い方や注意すべきこと

記事の著者:haruki hatano

マッチポンプ、という言葉を聞いたことはあるでしょうか。

あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、ビジネスの場では意外と多く使われる言葉です。

ここではビジネスの場における「マッチポンプ」の意味や使い方、注意点を紹介します。使うときの注意点に気をつけながら、正しく使えるようになりましょう。

マッチポンプの由来

マッチポンプはタバコなどに火をつける英語のマッチを意味し、ポンプは火を消す時に使うオランダ語のポンプの2つの語から成り立つ言葉です。

つまり、マッチポンプとは自分でマッチを擦ってつけた火を、自分で消火ポンプで消すという意味になります。

現在使われている意味とは?

上記のように自らつけた火を自ら消す、という意味から、自ら起こした問題を自ら解決すること、をマッチポンプと呼ぶようになりました。

そしてこれらの意味が、自ら起こしたもめごとや問題を解決してあげると関係者にもちかけて報酬を得る、つまり自作自演をすることを意味するようになり、最近では詐欺商法の一部として使われるようになりました。

詐欺商法として使われる

詐欺商法の一部として使用されるマッチポンプですが、具体的にはどのような商法なのでしょうか。

例えば、A会社の未公開株申し込みの案内がポストに届いているとします。今1株100万円で購入すれば10倍になるという偽情報を受け取り手に与えます。

案内が届いた頃に電話で証券会社を名乗る人から電話があり、A会社の未公開株を探している、もし持っているのであれば5倍で買う。と、嘘の話を持ちかけます。申し込みの案内を送った人と証券会社を名乗る人はグルで、100万円を支払ったら両者ともに連絡が取れないというようなケースです。

ビジネス場で使われる

しかし、マッチポンプは詐欺商標としてのみ使われるものではありません。

インターネットでさまざま情報を検索すると、広告がポップアップされることがあります。その広告をブロックするサービスを提供する企業は、利用者から費用を支払ってもらい広告ブロックサービスを提供します。

その一方で、広告表示させるサービスを広告掲載企業に対して提供しています。相反するサービスを提供し、両社から代金を得ています。これはマッチポンプの商法として多くの企業が採用しています。

マッチポンプの使用例

例1:偽の情報

「あの芸能人は偽の熱愛情報をリークしたけれども、売名行為として有名になることを目的としているマッチポンプだから記事にするな」と使われることがあります。

無名芸能人が有名になるため、偽の情報を自ら流したりすることを意味します。

例2:マッチポンプ商法

「ステルスマーケティングはマッチポンプ商法と勘違いされる可能性があるから注意して行うこと」と使うこともあります。

芸能人にお金を支払って、いかにも芸能人の個人的感想のように商品を紹介するという手法で、マッチポンプ商法と言われることがあります。これが世間に知られてしまうと企業の印象が下がってしまうので、注意しろ、ということです。

例3:自分の弁護

「弁護士が詐欺を犯して自分の弁護をするなんてマッチポンプのようだ」

これは自ら犯罪を犯して弁護士の自分が自分の弁護をするということですが、実際に似たような犯罪が起きて逮捕された事件もありました。

マッチポンプを使う際の注意点

マッチポンプはやらせ、自作自演と言ったネガティブなイメージのある言葉です。

一歩間違えれば違法となる行為につながることもありますので、マッチポンプという言葉を聞いた場合には、よく内容を注意するようにしましょう。