忌引き休暇と有給休暇の違いについて解説

記事の著者:shuta

多くの人がいつか利用するであろう忌引き休暇。しかしそのルールをあまり知らない人も多いでしょう。面倒だからという理由や給与が出るからなどという理由で「有給休暇を取った方がいいのではないか」と考える人もいるのではないでしょうか?

しかし実際に忌引き休暇と有給休暇はどこが違うのか、どちらがいいのか。判断のためにはそれぞれの特徴を理解することが必要です。

そこでここでは忌引き休暇と有給休暇の違いを紹介します。

忌引き休暇とは

忌引き休暇とは親族が亡くなったときに、葬儀や通夜の準備、参列のために取る休暇のことです。

これを定めた法律は存在していないため、一般に会社の福利厚生などに規定されています。

有給休暇とは

有給休暇とは簡単に言えば、ある一定の日数を継続して勤務した場合に与えられる休みのことです。有給休暇の場合は休み中でも、給与が発生します。

有給休暇は、労働基準法により最低限の有給取得可能日数が規定されています。しかし福利厚生でそれ以上の有給取得可能日数を規定している企業も多いです。詳細は会社の規則を確認しましょう。

忌引き休暇と有給休暇の違い

それでは忌引き休暇と有給休暇はどう違うのでしょうか。

法律に規定されているか

有給休暇は労働基準法により規定されていますが、忌引き休暇については法律で規定されていません。

また親族が亡くなるのは何の前触れもなく起こる可能性もあります。そして近しい親族が亡くなった場合には、準備や後片付けなどもあるため、1週間以上の休みが必要となるでしょう。

もし忌引き休暇の制度がない会社に勤めている場合は、念のため1週間程度の有給休暇を残しておくと安心かもしれません。

忌引き休暇では給料が出ない場合がほとんど

一部例外はありますが、忌引き休暇では給料が出ない場合がほとんどです。これは忌引き休暇の不正取得を防止するためです。

一方、有給休暇は文字通り有給の休暇であり、休暇中も減額されることなく給与を受け取ることができます。

なお、忌引き休暇を有給休暇にすることは可能です。忌引き休暇は無給とする会社も多いため、未消化の有給休暇が十分に残っているのであれば給与が出る有給休暇に切り替えることも考えましょう。

取得に理由が必要か否か

有給休暇に関しては理由に関係なく取得できるとされています。

一方、忌引き休暇ではもちろん「親族が亡くなり、葬式などへの参列や準備をしなければならない」という理由が必要になります。

忌引き休暇を取得する場合は、証明書が必要なこともある

会社にもよりますが、忌引き休暇においては不正な休暇申請を防ぐため証明書が必要になることもあります。

提出する証明書としては、葬儀証明書や死亡証明書が一般的です。

ただし証明書の提示は会社が任意でおこなっていることのため、必要となる証明書は異なります。事前によく確認しておきましょう。

忌引きの不正取得は懲戒免職の対象となる

忌引き休暇は会社が独自に定めている制度ですので、会社によっては証明書なしで忌引き休暇を取得できる会社もあります。

そのため不正取得もおこないやすいですが、これには注意が必要。実は、忌引き休暇の不正取得は懲戒免職の立派な理由になります。

「ちょっと用事があって休みが欲しい・・・」というような軽い理由で忌引き休暇を不正取得せず、有給休暇をしっかりと用いましょう。

有給休暇は事前申請が原則

忌引き休暇は急になってしまうことが多いため、いつまでに申請しなければならないという決まりは存在していません。

しかし有給休暇に関しては事前に連絡し、会社や上司からの承諾が必要になる場合が多いです。会社によって申請機嫌が設けられているはずなので、詳細は確認をしましょう。

また有給休暇の当日取得は体調不良などの理由がある場合のみ認められます。ただし当日連絡の場合、もし仮病で遊びに行っていたことが判明すると処罰の対象となります。

有給休暇は原則事前に申請する制度ですので、この場合に会社の非が問われることはありません。

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