貯金用口座を作る銀行を選ぶ方法5つ

記事の著者:shuta

生活費や月々の引き落としをおこなう口座とは別に、貯金用に口座を開設する人は少なくありません。

貯金をしているという実感を持てますし、どのくらい貯金できているのか数字で把握できるので、お金を貯めたい人には貯金用口座はとてもおすすめです。

しかし新しく口座を作るとき、数ある銀行、金融商品のなかから、どこで開設するべきか悩む人もいるでしょう。

都市銀行・地方銀行・信託銀行・そのほかの主要銀行(ゆうちょ銀行など)・新しいタイプの銀行(ネット銀行など)、銀行の種類だけでもたくさんあります。

さらに、名前に銀行という文字は入らず、運営の仕組みも違うものの、銀行と同じように利用できる金融機関として、信用金庫・信用組合・労働金庫・農協系のJAバンク・漁協系のJFマリンバンクなどもあります。

今回はそんな悩みの解決に役立つ、銀行選びの5つのポイントをご紹介します。

銀行選びの5つのポイント

給与振込口座のある銀行でただ新しく普通預金口座を開くのと、他の銀行、金融商品のなかから最適な口座を選んで貯金用にするのでは、貯金額が目に見えて違ってきます。

じっくり調べて自分に合った貯金用口座を開くことをおすすめします。

ポイント1:メインバンクとの相性

メインバンクとは、給与の振込口座に指定していて、生活費や月々の引き落としをおこなうなど、日常生活に欠かせない取引をしている銀行のことです。

せっかく貯金用の口座を作っても、メインバンクからのお金の移動が面倒だったり、手数料が掛かってしまうようでは意味がありません。

利用しているメインバンクに、他行振込手数料が無料になるなどのサービスがあればすぐに申し込みましょう。相手銀行が限定されていたり、口座残高の最低基準など、条件がある場合も多いので、そのさいはその条件から漏れないように気を付けなくてはいけません。

また、メインバンクと共通で使える手数料無料のATMが職場や自宅の近くにあると安心です。

ポイント2:金利で選ぶ

長期間使う予定のないまとまったお金を持っている人には、金利が高く設定されている定期預金がおすすめです。

大手都市銀行とゆうちょ銀行は、2018年7月現在、定期預金の金利は0.010%という、かなり低い金利となっています。それに比べてネット銀行の定期預金の金利は10倍から20倍もあります。

この金利の差は、実店舗の有無によるもので、ネット銀行は実店舗にかかる家賃や人件費、光熱費等の運営コストが無いため、そのぶん金利を高く設定できるのです。

また、ネット銀行だけでなく、最近注目されているのが地方銀行のネット支店です。ネット支店とはネットバンキング専用口座のことで、地方銀行でありながら、全国どこからでも口座開設が可能です。

ネット銀行と同じく実店舗をもたないため、運営コストがかからないだけでなく、大手企業への融資による金利収入を主としている大手都市銀行とは違い、地域密着型の金融機関としての存在意義を重視し、個人預金者へのサービスにも熱心なのです。そのためネット銀行と並ぶ高金利を実現しています。

ただし、高金利で預けられる期間は、多くが最長でも1年間程度。期間限定であったり、募集金額に達し次第終了となる商品もあるため、注意書きをよく読んでから申し込む必要があります。

ポイント3:安心面でも考える

銀行が破綻してしまうリスクを考えるのであれば、やはり大手の都市銀行が安心、と考える人が多いかもしれませんが、そうとは限りません。

確かにネット銀行は実店舗が無く、地方銀行や信用金庫なども、大手都市銀行と比べると規模が小さいところが多いですが、そのぶんコンパクトで効率的な経営をおこなっている銀行が多いと言えます。

また、ネット銀行や地方銀行、信用金庫も、都市銀行と同じく預金保険の対象となりますので、破綻の可能性が多少あったとしても、1,000万円以内の金額であれば、あなたの預金への影響はほぼ同じと言えます。

ですから、安心面に関しては、1,000万円以上の高額預金を考えている人以外はあまり気にしなくても大丈夫だといえます。

ポイント4:利便性

これは圧倒的にネットバンクが優位です。

ネット銀行は実店舗がありませんが、そのぶん他行のATMやコンビニATMと提携していることが多く、わざわざ銀行に行くよりも便利な場合が多いのです。

さらにネットバンクはATM手数料や振込手数料が安かったり、無料になることが多いのも大きなメリットです。

利便性や手数料のことを考えると、同一の銀行に生活用と貯金用の口座を作るのが一番だといえます。

ネット銀行は基本的に1銀行に1人1口座、と決められている場合がほとんどなので、もし給与振込が設定されているメインバンクがネット銀行だった場合、新たに他の銀行を探す必要があります。

しかし、中には目的別口座という便利な機能のあるネット銀行もあります。

目的別口座とは、銀行のひとつの名義の中に、様々な目的ごとに口座を設定でき、それぞれ管理ができる、という機能です。

有名なのは住信SBIネット銀行の「目的別口座」やソニー銀行の「ほしいもの貯金箱」というサービスです。

それぞれ代表口座のほかに5つ口座を設定することができ、24時間いつでもどこでもPCやスマホから編集可能で、自分で口座名をつけたり、目標金額や期日も設定できます。

様々な銀行に複数の口座を持たずに、手間なく目標ごとの貯金管理ができるのがうれしいポイントです。

入出金可能な代表口座に表示される金額は、その他に振り分けられていない金額ですので、間違えて使ってしまう心配もありません。

また、ソニー銀行では、ネットバンクで唯一積立預金が用意されています。セブン銀行などのコンビニATMから手数料無料で入金できるのも嬉しいです。

ポイント5:キャンペーンや特典

口座を作る際には、銀行のキャンペーンや、貯められるポイントなどの特典にも注目しましょう。

例えば預金金利が高くなるキャンペーンです。特に定期預金などは、期間限定で通常の金利を大きく上回る金利を提示しているときもあります。

金利の他にも、口座を開設しただけでTポイントや楽天スーパーポイントなどのポイントや、現金ををもらえるキャンペーン、宝くじがもらえるキャンペーンなど、様々なキャンペーンを行っていることがあります。

口座開設を考えている人は、気になる銀行のホームページをしっかりチェックしましょう。

まとめ

紹介した5つのポイント全てを兼ね備えている銀行や金融商品を見つけるのはなかなか難しいでしょう。

また、優先するポイントによって結果が大きく違ってきます。5つのうち何を優先させるかは、あなた自身が何を優先すべきかよく考えて決断する必要があります。

自分にあった銀行、金融商品をじっくり見定めれば、大きな成果を手にすることができるでしょう。