ビジネスの場における「ですので」の意味・使い方・注意点

記事の著者:shuta

仕事の上で自身の意見を伝えるようなとき「ですので」という表現を使う場合があります。使ったことがある人も多いでしょう。

しかし正しい使い方を考えることが少ない言葉のため、間違った使い方をしている人も見受けられます。そもそも、この言葉は目上の人に使っていい言葉なのでしょうか?

ここでは「ですので」の意味や使い方、注意点などを紹介していきます。

「ですので」の意味とは?

「ですので」は助動詞「です」と接続助詞「ので」を組み合わせたものです。助動詞「です」は「だ」の丁寧な表現で、「ので」は前半の文章Aと後半の文章Bの間に置いて、前後を繋げる役割のある言葉となります。

「ですので」は敬語?

「ですので」は「だから」の敬語とも捉えることができますが、正しくは「なので」の敬語表現となります。ただ「なので」は、砕けた表現であるため、ビジネスの場では、あまり使うことができません。「なので」は「ですので」に言い換えましょう。

「ですので」は上司や目上の人に使えるの?

「なので」の敬語表現ですので、上司や目上の人に使用しても失礼にはあたりません。ただ「ですので」が続くとあまり印象が良くありませんので「したがって」など類語も上手く活用するようにしましょう。

「ですので」の類語とは?

接続詞「ですので」は長い文章では使いがちですが、何回も使ってしまうと締まりのないおかしな文章になってしまいます。類語として「そのため」「したがって」「それゆえ」などがあげられます。

これらの言葉を織り交ぜながら、「ですので」が多くならないように配慮しましょう。ちなみに、このなかでは「したがって」が、最も堅い印象を与えることができます。

「ですので」と「ですから」の違いとは?

「ですので」に似た言葉として「ですから」があります。「ですから」は「だから」の敬語表現になります。

この2つの接続詞は「ですので」は会話の中で使用、「ですから」は文章で使用するのが基本だといわれています。

「ですので」の使い方は?

「ですので」は前半の文章を受けて、後半でその結果を表す接続詞です。たとえば「今日の試合は中止ですので、1ヶ月後に順延されました」のように、前半で発生した事実を説明をし、その事実を受けて後半でその結果を説明するような使い方をします。

「ですので」はメールで使っていいの?

ビジネスの場では会話のなかで「なので」という言葉を使うと、幼稚なイメージを持たれてしまうので「ですので」に置き換えますが、文書となると「ですので」もあまり使わないほうがいいとされています。

文章では「したがって」などの言葉に置き換えるのがスタンダードです。

「ですので」の間違った使い方とは?

「ですので」を文頭で使うのは間違いとされています。内容によっては、文頭に「ですので」があっても、違和感を感じないこともありますが、文法的には間違いであるため、注意するようにしてください。