留学に役立つIELTSとは?筆記テストとスピーキングテストの試験がある

記事の著者:shuta

IELTS(International English Language Testing System)とは、海外留学や海外移住に役立つ資格です。現在、世界で年間300万人が受験し、10,000以上の教育機関や企業等が認定しています。イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージランドでは、ほぼすべての高等教育機関で認められている試験なのです。

英検やTOEICに、TOEFLに比べると日本におけるIELTSの認知度はまだまだ低いです。実際に受けてみたいけれど、IELTSとは?どんな試験なの?何に使えるの?と疑問に思っている方もいるでしょう。

そこで、今回は留学や海外移住に役立つIELTSについて紹介します。IELTSに少しでも関心がある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

IELTSとは?

IELTSとは、日本では馴染みのある英検を運営している公益財団法人日本英語検定協会と、イギリスの公的な国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシルが共同運営をしています。

2010年から運営が開始された新しい資格のため、初めて聞くという方が多いかもしれません。しかし、運営が始まってから、受験者数は年々増えています。

受験は、全国15都市で実施されています。札幌、仙台、埼玉、東京、横浜、松本、金沢、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡、熊本で受験が可能です。月に最大で3回開催されています。

試験内容は、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのセクションで構成されています。リーディングとライティングに関しては、「アカデミック・モジュール」と「ジェネラル・トレーニング・モジュール」という2つの種類から選択して受験できます。それぞれの試験で出題内容が違っています。

そこで、2つのテスト(モジュール)タイプについてそれぞれの違い、特徴について説明します。

アカデミック・モジュール

1つ目は、アカデミック・モジュールです。受験生の英語力が、大学や大学院に入学できるレベルに達しているのかを測るテストです。イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージランドの大学や大学院では入学の際にアカデミック・モジュールでの試験結果が必要となります。

ジェネラル・トレーニング・モジュール

もう1つは、ジェネラル・トレーニング・モジュールです。英語圏での学業以外の研修や、移住申請(オーストラリア、カナダ、ニュージランドへの)を考えている方にはこちらが必要です。

試験の方式

それぞれの試験はインターネットではなく、ペーパーで行う筆記テストと対面で行うスピーキングテストから構成されています。筆記テストは全て同日に行われますが、スピーキングテストは筆記テストの前後6日以内に行われます。

特に、対面でのスピーキングは重視されていますので、より実践的な英会話の能力が必要です。

また、テストの結果は、1.0から9.0のバンドスコアというもので評価されます。リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのセクションごとの評価とは別に、総合評価としてオーバーオール・バンド・スコアが示されます。

一般的な大学への入学基準は、オーバーオール・バンド・スコア6.0~6.5とされています。出願しようと考えている場合、先にスコアの基準を確認しておきましょう。受験後、スコアの有効期間は2年間です。

受験するにあたって必要なもの

IELTSの受験には申し込みの段階でパスポートが必要です。試験当日には、有効期限内のパスポートの原本を試験会場へ持って行きましょう。コピーは使えません。

また、受験申し込みの際に登録したパスポート番号と、試験当日のパスポート番号が一致していない場合は試験を受けることができません。申し込みの時点で有効期限を確認して、試験日まで同じものを使いましょう。