遠慮はダメ!年上の部下との付き合い方

記事の著者:saitotakuma

成果やスキルが重視され、年齢に関係なく役職が抜擢される職場や、転職した場合、年下の上司や年上の部下ができることは多々あります。
特に、年上の部下との接し方が難しい…と頭を悩ませる方も多いでしょう。

年上の部下に対する、上手な接し方についてまとめました。

求めていることを具体的に伝える

遠慮することなく、仕事に求めることを予め伝えましょう。
例えば、他の部下のまとめ役になってもらいたい、などといったことが考えられます。

年上の部下のプライドを傷つけられているかもしれない…という考えは取っ払って、与えられた仕事にしっかり取り組んで欲しいと伝えましょう。

しかし、部下と上司という関係上、どうしても上司としては「部下に何をさせられるか」と、求めるばかりになりがちです。

そのため、「上司として部下にどういうことができるか」というふうに考えてみてはどうでしょうか。上司の役割は、部下の能力を最大限に引き出したり、部下のフォローをしてあげることでもありますよね。

どういうふうに部下に接すれば、上司としての役割を果たせるのか。そういった観点で部下との付き合い方を考えてみるのも大切です。

きちんと話を聞く

部下が年上であるということに、様々な苦労をするかもしれませんが、それは年上の部下としても同じことです。
年上の部下は、気を使わないで欲しいと考えているでしょう。

敬遠せずに、きちんとコミュニケーションを取ることが大切です。

遠慮は失礼と考える

部下が年上だからといって、何事においても遠慮した結果、意思の疎通ができなくなり、トラブルに発展するケースがあります。

もしかしたら、他の部下が同年代ではない為に、仕事がやりづらいと感じているかもしれません。
部下の悩みは、上司である自分が相談に乗り解決すべきです。

部下が年上だからといって、遠慮をすることは失礼にあたり、仕事にも支障をきたします。

敬語の使い方に気をつける

年上の部下に対して一番困るのが、敬語で話すべきかどうかですよね。
上司という立場である以上、本来は敬語を使う必要はありませんが、とはいえ抵抗もあるでしょう。

最初は軽く敬語を使って話すようにし、距離が縮まっていくにつれて、次第に敬語を使わなくても良くなるのがベストです。
敬語から切り替えるタイミングを焦ってはいけません。

叱り方に気をつける

叱る時に、人前で叱らないように気をつけることが特に重要です。
人前で叱ってしまうと、仕事ができない人だというような印象を周りに与えてしまいかねません。

いくら部下であっても、年下から人前で叱られたら気分を害するでしょう。

相手の立場で物を考えてみる

他人と上手に付き合う上で、基本的なことですが、相手の立場に立って物事を想像するのはとても大切なことです。

そこで「自分よりも若い人が上司になったら、自分はどう感じるだろう」を考えてみるといいでしょう。

自分よりも若い友人が上司になったと想定してみると、具体的なイメージがわくはず。

そこで「こうされたらいやだ」「こうしてもらえたら嬉しい」など、とにかくたくさん想像してみましょう。

立場によって付き合い方を変えない

部下を呼び捨てにしたり、タメ口をきいたりする上司というのは、決して珍しい存在ではありません。

しかし、上司が年下、部下が年上の場合はどうでしょうか?

相手をイラっとさせて、心象を悪くすることもあるかもしれません。

会社には様々な立場の人間がいますから、コミュニケーションを円滑に進めるためには、どんな立場の相手でも同じように接することが大切です。

つまり、立場によらず相手を尊重することで、年上の部下だけでなく、誰とでもうまく付き合えるということですね。

部下に教わる

年齢差があることを苦手に思う人は少なくありませんが、むしろそれが役に立つ場合もあります。

年齢を重ねた人物は、それだけ人生経験や社会経験が豊かということ。特に人間関係やビジネスを見る目が、若い人よりも優れていることもあります。

上司としては、年上の部下のそういったスキルやキャリアを有効活用するのも大切な役割です。上司だからといって偉そうにせず、下からの意見を貪欲に吸い上げる姿勢が重要です。

仕事では後輩の立場であっても、年上であれば「人生の先輩」です。その部分については、謙虚に相手を立てることも大切。

ときには先輩から相談を持ちかける等して、相手を尊重する姿勢を見せるのもよいでしょう。

卑屈にならない

年上の部下は、年下の上司よりも様々な面で経験を積んでいるので、ときには上司を差し置いてリーダーシップを発揮することもあります。

そんなとき、「この人は経験豊富だから、任せたほうがいいのかもしれない」と卑屈になるのはNG。

あくまで指揮を執るのは上司です。

どんなに部下が優秀であっても、任せきりにするのではなく、自分でコントロールするのが大切です。

きちんとした姿勢を見せることで、部下からも尊敬を得ることができます。

相手のキャリア・スキルを尊重する

後輩だからと何も考えずに新人のような仕事をさせると、相手のプライドを傷つけてしまうかもしれません。

前職でのキャリアやスキルを確認し、それに応じた仕事を割り振るといいでしょう。

「頼りになりますね」という一言を添えれば、年上のプライドを満足させて、気持ちよく応じてくれるでしょう。

聞かなくてもわかることがあれば省く

後輩とはいえ、相手が年上であれば、他でキャリアを積んでいる可能性もあります。

そういう相手に対しては、説明する前に「ご存知ならおっしゃってくださいね」と確認すると、無駄なやりとりを省くことができます。

相手は後輩の立場ですから、知っていても言い出しづらいので、先輩のほうから配慮してみるとよいでしょう。

物を言いやすい雰囲気を作る

年齢や立場が違う相手とは付き合いづらいかもしれませんが、相手もそれは同じ。

休憩時間や飲み会の場では積極的に話しかけ、日頃、何でも言えるような関係を作っておくとよいです。

雑談の中で共通の話題が見つかれば、それをきっかけに自然と距離も縮まるはずです。

さりげなく今の会社のやり方を教える

相手の前職でのやり方や雰囲気を、普段からそれとなく聞いておき、今の会社との違いを教えてあげることも大切です。

それだけで、仕事の進め方の違いなど、些細な行き違いによるトラブルを防ぐこともできます。

自分の考えを一方的に押し付けるだけでなく、相手の考えの中から、効率のよい部分を探すのも大切ですね