就職や昇進、入試や単位認定にもTOEICが活用されている昨今、TOEICの勉強方法に悩む人も増えています。リスニングとリーディングパートに分かれており、独自の問題パターンがあり、かつ設問数が多いTOEICには、TOEICのための専門の勉強が必要です。
そこでぜひ活用したいのがTOEIC対策のアプリ。
ここで紹介するTOEIC対策アプリを利用するメリットとデメリットを参考にして、有効にアプリを活用しハイスコア獲得を目指しましょう。
TOEICを勉強するときにアプリを使用するメリット
いつでもどこでも学べる
テキストとは異なりアプリなら時間や場所を問わずいつでもどこでも使えるのが最大のメリット。ちょっとした隙間時間を有効活用できます。
TOEICに限らず語学習得には、長時間の学習よりも短時間の学習をコツコツ積み重ねた方が有効という研究結果もあります。隙間時間にコツコツとボキャブラリーを増やし、問題を解く練習をすれば確実に高得点へ近づくでしょう。
途中でやめやすく、途中から始めやすい
隙間時間に利用されることを前提として作られているアプリ。テキストとは違って、途中でやめやすく、途中から始めやすいのも大きな特徴です。
5分程度の隙間時間でもさっと始めてさっとやめるを10回繰り返せば、50分勉強したことになります。そして短時間での勉強は50分連続して学習するよりも、高い定着率が得られる傾向にあります。コツコツ継続してみましょう。
分野別に学べる
出題パターンがはっきりと決まっており、分野がはっきりと分かれているTOEIC。誰もが苦手な分野があります。アプリは苦手分野の強化にぴったりです。
お手頃な価格で、勉強を始められる
テキストとは異なり、無料のものから数百円程度で入手できるのもアプリの魅力。お財布に優しくいろいろなアプリを試せ、自分に合ったものが探せます。
TOEICを勉強するときにアプリを使用するデメリット
時間配分が分からない
TOEICは問題数が多いので、時間配分が最大の鍵となります。この時間配分は、本番のTOEIC試験のように時間をきっちりはかり、マークシートに記入する時間までも配慮して解いてみないことには身に付きません。
アプリ学習だけで、TOEICの時間配分の要領を得るのは難しいでしょう。
他のタスクに邪魔される
アプリ学習の最大ともいえるデメリットは、他のタスクに邪魔され集中力がとぎれてしまうことにあります。
アプリ学習中にメッセージが入ってきて返信したり、勉強しながらSNSや動画などで時間を使ってしまったりと、常にインターネットにつながるスマホを利用することで、集中力が続かなくなりがちです。
TOEICはリスニング・リーディング合わせて2時間と長時間の集中が必要です。試験本番前にスマホなど何も邪魔されない環境で2時間集中して問題を解く練習をしておくことをおすすめします。
画面が小さい
スマホは画面が小さくても文字の大きさを自由に変えられるので、学習には関係ないと思われがち。しかし、1文が何行にも改行されてしまうため目で追いにくく、文章が何度も改行により分断され内容が頭に入りにくい傾向にあります。これではリーディングパート対策には不十分です。
実際のTOEIC試験はペーパーです。リーディングパートについては、ぜひアプリだけでなく紙のテキストも活用してみてください。
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