聞き流す英会話は本当に身につく?気になる効果は?

記事の著者:sagiri

「聞き流すだけで、英会話がしゃべれるようになる」と宣伝をおこなっている英語教材を、テレビや雑誌、ネット上でもよく見かけます。

有名なプロのスポーツ選手が、英語がペラペラになったと宣伝している「聞き流す英会話教材」もその代表的なものの1つです。

「聞き流す英会話教材」で英語がしゃべれるようになりたいけれど、本当に効果が有るのか疑問に思っている人も多いでしょう。

そこでここでは、英文を「聞き流す」だけで、本当に英話がしゃべれるようになるのか、本当に効果があるのかについて説明します。

「聞き流す」は誇大表現

「聞き流すだけの英会話」、「聞き流し英会話フレーズ1000」など、「聞き流すだけ」や「聞き流し」と言ったフレーズがうたい文句の英会話教材は、多数あります。

「聞き流す」は、「聞いただけで心にとめない」、「聞いただけにしておく」ことですが、教材から流れてくる英文を、聞き流すだけで英語がしゃべれるようになるでしょうか。

何回も聞き流すことを繰り返して英文を丸暗記しても、それは英文の発音を音として暗記しているだけで、その意味が理解できていなければ英語がしゃべれることにはつながりません。

「1日5分から聞き流す英会話教室」で有名な教材には、フランス語・イタリア語・ドイツ語・中国語・韓国語などもあり、「聞き流す」だけでそれら言語での会話が可能になるのであれば、もっと身近に何ヶ国語も話せる友人がいるはずです。

多くの聞き流す英会話の教材には、聞き流す英語の英文と日本語訳が添付されていることが多く、受講説明の冊子には、添付の英文をしっかり読み込んでほしい旨の説明がついているものもあります。

そのため「聞き流す」という言葉は、やはり宣伝のため誇大表現と言えます。

しかし、全く意味が無いというわけではありません。そこで、「聞き流す英会話」の教材を有効に活用する方法を説明します。

「聞き流す英会話」を有効活用する方法

適切な教材を選ぶ

教材には、聞き流す英語の英文と、その日本語訳が添付されているものを選ぶようにします。

添付の英文を読んでみて、現在の自分の英単語の語彙力や文法力で、少なくてもその意味が50%以上は理解できる教材を選びましょう。

「聞き流す」前に

聞き流すことを始める前に、添付の英文をしっかりと読み込みます。

わからない単語・文法は、日本語訳と照らし合わせてしっかりと理解しておきます。

正しい「聞き流す」方法

事前の学習が終われば、聞き流すことを始めます。

全文を聞き流すのではなく、いくつかのフレーズに区切って、繰り返し聞き流すようにします。

聞き流すときに大切なことは、英文の最初の3~4の単語が確実にききとれるように訓練することです。

英語の構成は日本語と異なり、肯定文か疑問文か、誰が何をしたいのかなどの主要な情報は、最初の3~4の単語に含まれているからです。

聞き流す勉強をしていてわからないフレーズが有れば、次に進まず英文と日本語訳に戻って、完全に理解することが大切です。

「聞き流す」ことを繰り返すことにより得られる効果

日本語訳を理解したうえで、英文を繰り返し聞き流すことにより、耳が英語に慣れてきます。

日本語とは、文章構成も違い、発音の周波数も違うといわれる英語を、耳が聞き分けるようになります。

英語らしき音が聞こえてきただけで、ひいてしまいそうになることが無くなり、その音の意味を理解しようとする積極性が生まれ、次第にその意味を理解できるようになるでしょう。

聞くスキルと話すスキル

英語の会話は、相手の英語の意味を理解し、それに対して英語で何らかの対応をすることです。

聞き流すことで耳が英語に慣れて、その意味を理解できるようになって聞くスキルが向上しても、残念ながら聞くスキルとしゃべるスキルは別物です。

英語が話せるようになるには、聞き流すことで磨き上げた聞くスキルに、英会話教室やオンライン英会話サービスで話すスキルを付加する必要が有ります。

しかし聞き流すことで聞くスキルを高めておけば、英会話教室やオンライン英会話サービスでいきなり英会話の勉強を始めるより、数段上のレベルからスタートできることは間違いありません。

まとめ

聞き流す英会話を教材として、その言葉通りただ聞き流すだけでは英語はしゃべれるようになりませんし、聞く力さえ向上しません。

聞き流す英語の英文を事前に読み込み、わからない単語や、表現を理解したうえで、聞き流しをおこなえば聞く力は向上します。

しかし、聞くスキルと話すスキルは異なりますので、聞き流すことで聞くスキルを向上させて、英語教室やオンライン英会話サービスで話すスキルを付加することにより、英語がしゃべれるようになるでしょう。

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