医師になるには?医師免許取得後も、研修医として知識を深めていくことが必要

記事の著者:1979690

医師とは、医療をおこなう人たちのことであり、厳密にいえば医師法の下に病気やけがに対して治療をおこなう役割の人たちです。

2016年厚生労働省に提出されている届け出によると、医師数は31万9,480人。男性25万1,987人、女性6万7,493人となっています。医師の数は毎年2%程度づつ増加しています。

医師は、怪我や病気で傷ついた人を、自分の力で助けることができるほかの仕事にはない魅力を持つ職業です。内閣府の発表では、2015年に65歳以上の高齢者人口は、3,392万人となり、総人口に占める割合が26.7%と、今後より医療業界全体のニーズは高まっていくことが予想されます。

今回はそんな医師のなり方や必要な資格、活躍するために必要な能力について紹介していきます。

医師のなり方

医師を目指すには高校を卒業した段階で2つの選択肢を選ぶ必要があります。

  • 1つ目、医師の知識を学ぶことのできる大学の医学部に進学する
  • 2つ目、医師の知識を学ぶために医大に進学する

医学部のある大学と、医大というのは全くの別物です。医学部のある大学には他学部も存在しますが、医大には医学部しかありません。そのため医大の方がより医師になるために特化した大学だといえるでしょう。

また医学部のある大学では教育費として国からの補助金がありますが、医大には補助金制度がありませんので全額負担となります。

そして医学部のある大学か、医大を卒業するときには、医師の国家試験に合格する必要があります。

国家試験について

国家試験である医師免許を持っていなければ、どれだけ医師としてのスキルを持っていたとしても診療・治療をすることはできません。

またこの医師免許を取得するための国家試験を受けるためには、医学部のある大学や医大に6年間通い、医師国家試験を受験するための資格を得ることが必要です。

国家試験に合格したあともすぐに医師になれるわけではなく研修が必要となります。この研修医としての期間を2年以上過ごすことで、ようやく医師になることができます。

医師免許の合格率は9割以上!?

国家試験というと難易度が高く感じるかもしれませんが、医師の国家試験の合格率は例年90%を越すか割るかといった数値になっています。それほど医学生が熱心に勉強をしてる結果でもあります。

その試験で出題されるのは、「必修問題」「一般問題」「臨床問題」です。そして必修問題の点数が8割を切ってしまうと一般問題、臨床問題のスコアに関わらず不合格となります。

また2019年からは試験問題が大幅に削られたり、合格基準の算出方法が変更されるため、過去とは合格率が変わってくるかもしれません。あらかじめ、試験情報については、情報をキャッチアップしておきましょう。

国家資格に合格したあと、医師としての就職先は、基本的に大学病院・病院・診療所になります。また大学が経営する大学病院がある場合には、研修医としてその病院に就職するという方法もあります。

6年で医師になれる確率は?

上記でも説明をしたように、医師になるには、医学部のある大学や医大に6年間通う必要があります。

国家資格の合格率は9割と非常に高い確率ですが、医大のなかには国家資格の合格が難しい生徒は留年させている大学もあるそうです。

そんな勉強漬けの6年間を過ごしても、ストレートで国家試験に合格する確率は、進級判定が甘い地方国立大で70%。進級判定が厳しい私立大は80~40%という口コミもあります。そのため、2浪、3浪を越えて、5浪以上してしまう学生もいるようです。

しかし医師のなかには一般企業で働いたあと医療に魅了され、医師を目指した人もいます。どれだけ強い意思を持って、国家試験に望めるかが重要になるのでしょう。

医師で活躍するために必要な能力

医師として活躍するために必要な能力は以下のものです。

  • 医学に対する強い関心
  • 責任感
  • 協調性

医学に対する強い関心は必須です。常に最新の医療技術は移り変わり、去年「良い」とされていた医術が今年には間違っていたということにもなる可能性もあります。

そのため常にベストな医学を備えるための強い関心を持っておくべきです。

このように医師になるうえで、さまざまな医学スキルが問われてきますが、そのほかにも強い精神力が求められます。

毎回治療する患者が助かる訳ではありません。ときには辛い選択をしなければいけないこともあるでしょう。ちょっとしたミスで、患者の命に関わることもあります。どの職業よりも、ミスを許されない医師は、少なくとも日々プレッシャーを感じながら生きていくことになります。

そのため自分を信じる強い精神力と、知識を増やす努力を怠ってはいけないのです。

またチームで働くうえで、協調性も必須の資質だといえるでしょう。

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