イタコになるには?特殊な霊能力を持ち合わせている必要がある

記事の著者:1979690

イタコとは、シャーマンという名前でも呼ばれ、儀式などをして霊媒をおこない、口寄せをすることを仕事としている人たちのことです。

イタコという仕事は、口寄せによって亡くなってしまった方や大昔の先祖、幽霊などを生者の世界に呼び寄せるという神秘的な職業です。

今回はそんなイタコのなり方や必要な資格、活躍するために必要な能力について紹介していきます。

イタコのなり方

イタコになるためには、厳しい修行が必要となってきます。またその修行をクリアすることで必ずしも全員がイタコになれるわけではありません。

まずイタコとして活躍をするためには、イタコの修行の場所として聖地とされている青森県は下北半島に赴きましょう。青森県下北半島には、恐山があります。この恐山とは死者の魂が集まっている山だといわれています。

恐山には、賽の河原のように小石が塔状に重ね合わせて積み上げられているところがあったり、魚が生きられない池があったり、独特な臭気が香ってきたりとその雰囲気はかなり独特です。

そしてイタコになるには、この恐山で修行をしていく必要があります。

イタコとしての修行では、霊体を口寄せで呼び出したり、未来を予想するなどといった術を身につける必要があります。

また弟子入りをしたさいには、イタコとしての師匠の家の下働きをする必要もあります。そのような修行形態の場合には、2年から4年程度の修行期間を経なくてはいけません。

また修行期間が長くなると徐々に呪文などを教えてもらうことができます。

そしてタイミングを見計らい、イタコとしての通過儀礼として神憑という儀式をおこない、特殊な霊能力を身につけた暁に、ようやくイタコとして活動をすることができるのです。

イタコに必要な資格

イタコになるために必要な資格はありません。

しかしイタコとして活躍するためには、修行をおこない呪文を唱えられるようになる必要があります。その呪文の種類はかなり膨大で、経文や祝詞、真言といったようなものを全て覚えなくてはいけません。

そして、膨大な呪文を暗記して詠唱できるように修行をする必要があるのです。

また神憑の儀式が終了すると、イタコの師匠から免許状や数珠などの儀式道具を授与されます。このような通過儀礼を経て、一人前のイタコになることができます。

イタコで活躍するために必要な能力

イタコとして活躍するために必要な能力は以下のものです。

  • 特殊な霊能力
  • 視覚が不自由である
  • イタコの血筋

イタコとなるうえでは、先天的な条件が必要なる場合があります。

それは例えば祖先がイタコとして活躍をしており、そのイタコの祖先の血を継いでいるということや、視覚が生まれつき不自由であり、他の知覚が発達しているということなどです。

またイタコは口寄せを特殊な霊能力を使って行います。そのため修行などを通して、霊と通じ合うための特殊な霊能力を持ち合わせる必要があります。