建築家になるには?資格取得後も勉強し続ける必要がある

記事の著者:1150122

みなさんが普段目にする建築物には、必ず設計図があります。設計図は専門的な知識にもとづいて作成され、地震などの自然災害などにたえられるようになっています。

その専門知識にもとづいて、その設計図を作成するのが建築家の仕事です。

この記事では、建築家のなり方・必要な資格・活躍するために必要な能力についてわかりやすく紹介します。

建築家のなり方

建築家になるためには、国家資格が必要です。そのため、まずは国家資格に合格できるだけの知識を身につけなければなりません。

建築家といっても、「木造建築士」「二級建築士」「一級建築士」など、さまざまな資格があります。

資格によって、扱える仕事内容も変わってくるのでしっかり確認しておくことが必要です。法律で扱える範囲は決まっており、もっとも広範な知識をもとめられる一級建築士となるためには、長い経験と専門知識が不可欠でしょう。

そして建築家の国家資格を受けるためには、学歴と実務経験が必要となります。

実務経験とは、設計事務所・建設会社・工務店などで設計・工事監理・施工管理業務をしたり、大学や研究組織で建築に関する研究・教育をすることです。これら以外の経験は実務経験とならないので、注意しておきましょう。

長い時間をかけて、やっと取得できる資格であるということをきちんと理解しておくことが大切です。高校や大学で建築科・土木科について専門に学んでおくと、実務経験がみじかくてすみます。

一方、実務経験だけで建築家になろうとすると、長い年月の実務経験が必要です。条件はさまざまですが、高校の建築家・土木科を卒業した人は、実務経験を3年以上つむことによって建築士の国家試験を受けられるようになります。

大学・短大・高専などで建築に関する専門的な知識を学んだ人については、実務経験なしでも建築家の国家試験を受けることが可能です。

建築家に必要な資格

建築家に必要な資格は、「木造建築士」「2級建築士」「1級建築士」です。建築士でなければ、一定の建築物の設計・工事監理を行ってはならないことになっています。

これは建築士法によって定められており、建築士の資格を保有していないと建築家になることはできません。それぞれの資格の役割と仕事範囲については、つぎの通りです。

・1級建築士は、全ての構造・規模・用途の建築物について、設計・工事監理を行うことができる人。
・2級建築士は、比較的小規模な建築物についてのみ、設計・工事監理を行うことができる人。
・木造建築士は、より小規模な木造建築物についてのみ、設計・工事監理を行うことができる人。

建築家として活躍するために必要な能力

建築家としての資格を取得するためには、長い時間勉強を続けなければいけません。資格を取得したあとも、勉強しつづけることが必要です。

設計を行うときには、建築学の知識にもとづいて建物の構造などの計算を行わなければいけません。建物の構造に関する知識はもちろん、設計のためには数学や物理のような知識が必須となります。

もちろん、魅力的な建築物を創作するためには、デザインのセンスが求められることはいうまでもなく不可欠。構造やデザインにくわえて、依頼主の要望や周囲の環境にあわせて建築物を構想する力ももとめられるでしょう。

建築家は工事監理の業務も行うので、現場担当者や作業者とめんみつに連絡をとり、わかりやすく自分の要望をつたえるコミュニケーション力も必要なことも覚えておきましょう。