検察事務官になるには?大学で法律の勉強しておくことが主流

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犯罪のない明るい社会を実現するために活躍するのは、検察官・裁判官だけではありません。

彼らの多様な業務をささえる縁の下の力もち、検察事務官という職業を知っていますか?検察官をえがいた人気ドラマ「HIRO」で、有名な女優さんが演じたのも検察事務官です。

検察事務官は、検察官と一緒に事件の捜査や取り調べを行ったり、警察から送検された事件の書類をチェックしたり、経理や総務なども行います。

この記事では、検察事務官のなり方・必要な資格・活躍するために必要な能力についてわかりやすく紹介します。

検察事務官のなり方

検察事務官は検察庁で働く国家公務員です。検察事務官になるには「国家公務員採用一般試験(大卒程度試験・試験区分は行政)」、もしくは「国家公務員採用一般試験(高卒者試験・試験区分は事務)」を突破する必要があります。

この試験の合格者のうち、各検察庁で行われる面接などを突破すると検察事務官として働くことができるようになります。検察事務官の仕事内容は、検察庁法第27条第3項において次のような規定です。

「検察事務官は、上官の命を受けて検察庁の事務を掌り、又、検察官を補佐し、又はその指揮を受けて捜査を行う」。

このように、検察事務官は検察官の仕事をほさすることです。検察事務官の職場は大きく3つにわけられ、捜査・公判部門、検務部門、事務局部門があります。

最近では、検察事務官になるのが非常にむずかしく、倍率も高くなっています。そのため、きちんと試験対策を行うことが必要です。

司法試験に合格せずとも、検察事務官から内部昇進制度をつかって副検事や検事になることもできるなど、将来のキャリアも多様にひろがっています。

検事事務官は、年ごとに採用人数はことなり募集がない年もあるようです。そして、検察事務官になるために特別な資格は必要ありません。

高卒程度から試験を受けることができますが、大学に進学し、検察事務官として働くためにかかせない法学・行政学・政治学などを勉強しておいたほうがいいでしょう。

検察事務官に必要な資格

検察事務官になるために特別な資格は必要ないです。しかし、検察事務官になるには試験を突破しなければなりません。

検察事務官になるための試験は大きく2つに分けることができ、高卒程度の学歴がある場合には、試験区分が事務の「国家公務員採用一般試験」、大卒程度の学歴がある場合には、試験区分が行政の「国家公務員採用一般試験」の合格が必要です。

そのあと、各検察庁において実施される面接試験を突破すればはれて検察事務官として働けるようになります。

検察事務官になるために学歴についての制限はありませんが、法科大学院を修了しているかどうかによって、試験の種類がことなります。

検察事務官として活躍するために必要な能力

検察事務官として活躍するためには、時間内に正確に書類を整理する事務処理能力、検察官とのコミュニケーション能力などがもとめられます。

とくに裁判でつかわれるような資料を用意しなければならないため、通常の事務職よりも高い能力がもとめられます。excelやwordがつかえることはもちろん、書類をきちんと整理するきちょうめんさも必須です。

検察事務官は、語学力が高い場合には在外公館での勤務を命ぜられることもある仕事です。そのため、語学能力の高さもいかせます。

検察事務官として経験をつんでいけば、FBIが主催する研修などに参加することができるなど、国際的に活動する機会もあるでしょう。検察事務官としてより活躍したいと考えている人は、語学もきちんと学んでおいてください。

さらに、犯罪や事件の捜査を補佐する役職であることから、物事を客観的に分析し、冷静に判断する能力が必要です。そして、犯罪と向きあうことになるので、高い正義感ももとめられるでしょう。