検察官になるには?犯罪心理学も学んでおくこともが必要

記事の著者:1150122

人気テレビドラマなどで注目されるようになった検察官。

検察官は、社会でおきるあらゆる犯罪について捜査を行い、被疑者を起訴するかどうかきめる権限をもった存在です。

ただ、検察官という仕事についてなんとなく知ってはいても、そのくわしいなり方・必要な資格・活躍するために必要な能力について知っている人は少ないのではないでしょうか?

そこでこの記事では、検察官のなり方・必要な資格・活躍するために必要な能力についてわかりやすく説明します。

検察官のなり方

検察官になるためには、さまざまな方法があります。もっともベーシックな方法は、法科大学院に進学したのち、司法試験に合格して司法修習をおえることです。

検察官は司法試験に合格するだけでなることはとてもむずかしく、そのあとの司法修習の成績も優秀でないと検察官として採用されることは困難です。

修了試験である司法修習考試(二回試験)に優秀な成績で合格しないかぎり、裁判官や弁護士になることはできても、検察官になるのは難しいというのが実情。

また、検察官になるためには特に年齢制限はありません。ただし、法科大学院を修了しているかによって、うける試験の科目はことなります。

法科大学院に入学するためには、法科大学院試験に合格することが必要です。試験内容は、法科大学院によってちがってきます。

法科大学院の入学試験は、学部生のころに法学部であったか、法学部以外であったかによってコースが分かれているのが特徴です。法学部であり、法科大学院の試験に合格すれば2年で司法試験をうけることができるコースとなります。

一方、法学部以外の学部で、かつ法科大学院の試験に合格すれば3年で司法試験をうけることができるコースとなります。

いち早く検察官になることを希望している場合には、学部生のころから法学部に在籍し優秀な成績で卒業したのち、法科大学院に入学することが大切です。

もちろん、法科大学院在学中も勉強にはげみ、優秀な成績で課程を修了したのち、高得点で司法試験に合格しなければなりません。このように、検察官になるためには、長期にわたる努力が必要だということをおぼえておいてください。

検察官に必要な資格

検察官になることができるのは、次の人だけであると検察庁は規定しています。

・司法試験に合格したのち、司法修習をおえたもの
・裁判官(判事・判事補)
・弁護士
・3年以上特定の大学において、法律学の教授または助教授の職にあったもの
・3年以上副検事の職にあって、検察官特別考試に合格したもの

このため、検察官となるための最も基本的なルートは、司法試験に合格し司法修習をおえることです。司法試験をうけるためには、大学を卒業後、法科大学院に進学しなければなりません。

法科大学院へと入学するためには、各大学が行っている試験に合格する必要があります。

検察官として活躍するために必要な能力

検察官にはなによりもまず、法律に関する知識です。司法試験における試験科目は、憲法・民法・民事訴訟法・会社法などの民事系、にくわえて、刑事訴訟法、刑法など刑事系の科目があります。

検察官を志望するのであれば、刑事系の科目を主として勉強しておかなければなりません。検察官となった場合にあつかうケースは刑事事件であることが多いからです。

法律に関する知識にくわえ、犯罪心理などについてもきちんと理解しておかなければなりません。刑法は犯罪者をさばきますが、犯罪者は生身の人です。

なぜその犯罪が行われたのか、検察官はきちんと論理的に推測して検証しなければなりません。そのためには、法律に関する知識だけではなく、犯罪心理学などの心理学系の能力を身につけておくことが必要となります。