栄養教諭になるには?採用倍率は7%程度と、採用枠が非常に狭い職業

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「栄養教諭」とは、義務教育の学校において、給食や栄養に関する通信を発行し、子供達の栄養を管理したり指導する人たちのことです。

栄養教諭という仕事は、成長時期の子供達にとって欠かせない食事の面での成長サポートをおこない、すくすくと健全に育っていく子ども支えていくことができる魅力ある職業です。

今回はそんな栄養教諭のなり方や必要な資格、活躍するために必要な能力について解説をしていきます。

栄養教諭のなり方

栄養教諭となるためには栄養について学ぶことのできる大学や短大、もしくは栄養教諭資格を所得することのできる栄養士養成学校などに入学をしなければなりません。

それらの学校では栄養教諭として、食についての基礎的知識や教育現場で必須な教育的資格などを学びながら栄養教諭資格を取得するために単位を取得します。

具体的には以下のようなことを学びます。

  • 学校給食計画の基本的な作成方法
  • 調理や給食の配食などについての指導方法
  • 給食に使用する食材についての選定方法や購入・保管方法
  • 調理師に対する衛生面指導、設備に対する衛生面指導など

また大学、短大、養成学校を卒業してすぐに栄養教諭になれるとは限りません。各都道府県の実施する教員採用試験に合格をしなければならないのです。

近年、栄養教諭の倍率は低下していますが、平成17年に栄養教諭が設置されてからは、採用されやすくなっているといえるでしょう。

しかしそれでも学校配置が1人程度と栄養教諭の枠は非常に狭いため、栄養教諭として活躍することはとても困難な道となります。

また卒業後すぐに栄養教諭にならずに、栄養士として民間企業で勤務するなどのキャリアを積んでから栄養教諭になるという道もあります。

栄養指導の実務経験があれば、栄養教諭になるときの採用試験で有利に働くことがあるでしょう。

栄養教諭に必要な資格

栄養教諭となるためには、栄養教諭免許の取得が必須となります。

また栄養教諭免許も「一種免許」「二種免許」「専修免許」という3種類があり、それらの違いは栄養教諭の資格を取得するための大学・短大でどれだけの単位を取得したのか、保有しているのかによります。

そして栄養教諭免許を取得するためには、この栄養教諭免許「一種免許」「二種免許」「専修免許」を所持している状態で、各都道府県が行なっている教員採用試験に合格することが必要です。

採用倍率は7%程度ですが、採用者の6割程度は既卒者であったり教育現場経験者であることから、すでに教育者として働いている人が有利であるといえます。

栄養教諭で活躍するために必要な能力

栄養教諭として必要な能力にはもちろん栄養に関する絶対的な知識が必要です。健康の良し悪しは、時代によって移り変わるものもありますが、子供たちの健康に関わる大切な食という役割を担っているため、いつでも責任は重大です。

また自身も食事が好きであることも大切です。健康に良くても美味しくなければ「食育」とは言えません。子供達の健康管理とともに食の魅力について伝えていける栄養教諭が教育現場には必要です。

そして子供が好きであるということも必要です。栄養教諭でも学校で子供たちを指導する立場になるので、密に子供たちとコミュニケーションを取れる人が向いているでしょう。