保育士になるには?保育士資格の取得から就職までを紹介

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女の子なら一度はあこがれる保育士。なりたい職業ランキングでも上位に位置する、あこがれの職業です。

そんな保育士には、どのようにしたらなれるのでしょうか?今回は、保育士のなり方や必要な資格、能力について紹介していきます。

保育士のなり方

保育士として仕事するためには、国家資格の免許が必要です。

保育士の国家資格をとる方法は2つです。大学、短大、専門などで所定の保育士養成課程を修了(卒業)するか、年に2回行われる保育士試験に合格する方法があります。

保育士養成課程を修了(卒業)する

保育士養成学校には主に大学、短大、専門学校の3つの形態があります。

以下にそれぞれの特徴を紹介します。

四年制大学

四年制大学を卒業して保育士を目指す場合、学科としては大きく保育学科専門コースと、心理学科などに併設されている保育士免許取得コースの2つに分かれます。

保育学科専門コースであれば、4年間かけてじっくりと保育を学び、保育士になった時に使える設定保育の資料作りや読み聞かせなどの技術面の向上を図るのです。

対して、心理学科などに併設されている保育士免許取得コースになると普段の自分の履修授業に上乗せで保育士課程の授業が入って来るので、かなり忙しくなります。保育園での実習中には学校の他の授業を休まなければならないので、休んだ期間の授業を取り返すのも大変です。

毎年約2万人が保育士として就職しますが、大卒の保育士はそのうちの10%ほどです。

短大・専門学校

短大、専門学校は大体が2年で卒業を迎えます。このため、2年の間に凝縮して授業や実技の授業が詰め込まれており、短大の場合は卒論もあるのでかなり忙しいです。

授業には座学はもちろんのこと、体育の授業や実践授業(実際にピアノを弾いて歌ったり、読み聞かせやエプロンシアターなどの設定保育をしたりする授業)が組み込まれています。これにより自主練習や設定保育の資料作りに追われるので、空き時間もほとんどどありません。

大学・短大の保育士養成課程の入学者はほとんどが高校卒業後に入学してくる10代の学生ですが、専門学校になると社会人の比率が増えます。

なお、毎年約2万人が保育士として就職しますが、その中では短大卒の保育士が圧倒的に多く、全体のおよそ75%を占めています。専門学校卒の保育士は全体の14%程度です。

どの学校を選ぶ場合でも保育実習は必須

保育士養成校を卒業する場合、必ず保育園へ保育実習に行くことになります。

実習は規定があり、必ず児童福祉施設で10日間、保育園で10日間の計20日間は実習に臨まなければなりません。実習と言っても実際に現場に立ち、子ども達の「先生」として生活する訳ですから、体力的にも精神的にも大変な20日間です。

保育士試験に合格する

保育士養成校に通う方法の他に、年に2回開催されている国家試験に合格することでも保育士資格は取得可能です。

試験内容は、一次試験が8教科9科目でマークシート形式の筆記試験、二次試験が3科目中2科目を選択する実技試験で、すべての科目で6割以上の点数を獲得できれば合格となります。

筆記試験の内容は、保育原理・教育原理及び社会的養護・児童家庭福祉・社会福祉・保育の心理学・子どもの保健・子どもの食と栄養・保育実習理論で、2日に渡っておこなわれます。

実技試験は音楽表現(課題曲の弾き語り)・造形表現(制限時間内に課題の絵を描く)・言語表現(絵本の読み聞かせ)になります。試験官の前で、子どもが目の前にいると想定してテーマに沿った実技指導を演じます。なお、造形表現以外の実技試験科目のテーマは事前に公表されます。

試験全体の合格率は毎年20%弱で、数値のみを見ると簡単ではない試験です。ただし、筆記試験は合格した科目については3年間はその成績が有効となるというシステムが採用されているため、必ずしも9科目すべての一発合格を目指す必要はなく、受験者も全員が一発合格を目指しているわけではないので、実際の難易度よりも合格率が低く出ているという側面もあります。

保育士になる前に、取っておいたほうがいい資格は?

上記で述べたように、保育士になるには、国家資格である保育士免許が必要になります。この資格以外に必須なものはありません。しかし、免許取得後、受け入れてくれる保育施設を受験しなくてはなりません。

そこで、持っていると有利になる資格を以下で紹介します。

  • 臨床発達心理士:発達障害を持つお子さんの受け入れをしやすくなるため
  • TOEIC、英検:英語を勉強する子、外国人の子がふえたため
  • 社会福祉士:心のケアができるということを証明できるため

保育士の就職活動

保育園は常に人手が不足しているため、就職に関しては特に心配はありません。企業付きの保育士・保育園保育士・児童指導員、などさまざまな施設や企業から保育のスペシャリストとして求められている保育士は、就活でそこまで困ることはないでしょう。

最初は保育園に勤めたいと入学しても、実習やボランティア、授業を通して就職先の希望が変わることも珍しくないです。どのような道に行っても大丈夫なように勉強はしっかりとしておきましょう。

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