海上保安官になるには?海上保安大学校・海上保安学校にて養成訓練を受ける必要がある

記事の著者:1979690

「海上保安官」とは、海上保安庁で働く職員のことであり、海の上の安全を守り、治安をおこなう人のことです。

海上保安官という仕事は、海上で起こっている犯罪であったり、事故であったりを防いだり、一般漁船にも欠かせない海図作成などといった私たちにも関わりの深い仕事をしている縁の下の力持ちです。

今回はそんな海上保安官のなり方や必要な資格、活躍するために必要な能力について解説をしていきます。

海上保安官のなり方

海上保安官には、高等学校や短大、大学を卒業したあとに、「海上保安大学校」や「海上保安学校」に入ることが必要となります。

この「海上保安大学校」や「海上保安学校」で海上保安官として必要な知識を学び、スキルを習得することが海上保安官になるためのルートです。

「海上保安大学校」では4年と半年の期間の養成訓練を受け、「海上保安学校」では、1年または2年の養成期間があります。

この違いは、「海上保安大学校」が幹部職員の養成を目的としており、「海上保安学校」では一般職員の養成を目指しているという点です。

「海上保安大学校」と「海上保安学校」のどちらも卒業後には、そのまま海上保安官として勤務をすることができるため、海上保安官となるには学校に通うことが必要になります。

「海上保安大学校」の場合には、卒業後は基本的に巡視船勤務となります。それから陸上での本庁勤務に切り替わっていくというキャリアの進み方になります。

「海上保安学校」に行くと将来的に幹部昇進がないと思われがちですが、海上保安学校卒業後に数年の実務経験を経たのち、海上保安大学校の特修科に進学することで幹部を目指すこともできます。

海上保安官に必要な資格

海上保安官として「海上保安大学校」または「海上保安学校」にて養成訓練を受けなければなりません。

それぞれ入学条件があり、「海上保安大学校」では入学時点で21歳未満であること、「海上保安学校」では入学時点で24歳未満であることが設定されています。

毎年かなり多くの入学志望者があり、倍率で言えば「海上保安大学校」7〜11倍、「海上保安学校」は過程によって異なりますが10倍程度であると言えます。他にも身長・体重・視力・色覚などに関して、それぞれ応募条件がありますので受験前には確認が必要です。

海上保安官で活躍するために必要な能力

海上保安官として必要な能力としては以下のようなものが挙げられます。

  • 協調性
  • 体力

海上保安官として重要なのは、何よりも他の海上保安官との協力の上で仕事をやり遂げることができる協調性です。

海難事故などの場合には非常に大変な救難活動をしなくてはいけません。そのような過酷な活動でも沢山の海上保安官たちと協力して解決していくことが求められています。

また何日も海上で生活することがあったり、力仕事などもしなければならないため、並の体力ではなかなか務まりません。

日々しっかりとトレーニングを行なって、ハードな海上保安官としての職務を遂行できるようにしましょう。