看護師から転職したい。診療科を変更してもきついなら、他業種への転職を検討しよう

記事の著者:1894808

看護師は、命を救い、人の役に立つことができる仕事。高齢化が進む現代の世の中で、とても重要な役割を担うことのできる職業です。

めまぐるしい業務をこなすなか、やりがいを感じながらも「この生活がいつまで続くのだろう」と不安や不満を感じたことがある人も多いでしょう。なかには転職という文字が頭をよぎったことがある人もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、看護師が転職するさい、どんな転職先があるのか、どんな流れで転職を進めていくべきなのかを紹介します。

看護師が、転職をしたいと思ったきっかけ

看護師が転職をしたいと思うきっかけの1つとして、過酷な労働環境があげられます。朝早くから病院へ行き、遅くまで終わらない看護記録、そのうえ夜勤勤務になると、生活リズムは崩れ身体的疲弊が積み重なっていくでしょう。

看護師はどの病院でも人員不足のため、仕事量が多く、有給消化をできているのは看護師全体の1/4程度といわれています。

また先輩ナースや医師からの注意や、人の命に携わる仕事への責任感に耐えられないと感じてしまうこともあるでしょう。

大きなミスをしてしまったときは、とくに「やめたい」と思ってしまう看護師が多いようです。自分の目の前でいきなり患者の状態が急変してしまったら、誰でも仕事に対して多少の恐怖を感じてしまうでしょう。

「みんな大変な思いをしているから」「自分はもっと頑張らなければいけない」など、ある程度の頑張りはどの仕事でも必要になります。しかし、毎日辛い思いで頑張り続けるより、自分に合った職場で働くのも選択肢の1つです。

退職申告はおおよそ3ヶ月、最低でも1ヶ月前がベスト

もし退職をするのであれば、おおよそ3ヶ月、最低でも1ヶ月の猶予をもち、直属の上司に伝えるのが妥当です。

人員不足のため病院側も、職場のシフト調整や、人員補充などの期間が必要です。なるべく円満に退職まで運ぶためにある程度の期間を考慮し、申告するようにしましょう。

まずは、ほかの病院・診療科への転職がおすすめ

看護師になるには、国家資格の取得が必要です。看護師になるまでの道のりは決して楽なものではなかったはず。看護師をやめたい場合でも、診療科を移動すれば、悩みが大きく改善されることもあります。

そんなときにおすすめなのが看護師専門の転職サイトを利用すること。マイナビ看護師は、日本最大級の看護師転職サイト。病院の求人はもちろん、検診・健診、クリニック、一般企業の求人など、豊富な看護師求人が掲載されています。

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しかしどの診療科へ移動するか悩んでいる看護師も多いでしょう。また看護師としてでも、働き方、勤務先を変えれば、悩みは大きく改善されるかもしれません。下記で各診療科の特徴や、病院以外の勤務先を紹介していきます。

眼科への転職

眼科は急変につながるような重症患者の方はほとんど来ません。こういった影響もあり眼科は身体的にも精神的にも看護師と比べたら非常に楽な職場です。ただ負担は少ないですが特有の検査機器の使い方を覚えるまでは大変です。

そして眼科では比較的1人の患者さんにかかる時間が長く、患者数は決して多くありません。そのため、比較的余裕を持って働けるはずです。ただし花粉症などのシーズンに忙しくなることを覚えておきましょう。

心療内科への転職

心療内科は、患者が暴れたり、暴言を吐いたりするイメージが強いかもしれません。全くいないわけではありませんが、基本的に心療内科は、症状が軽い方や薬を飲んで落ち着いる患者がほとんどなので、そのような心配は必要はありません。

診察への案内と採決、点滴が基本的な業務なため仕事は比較的スムーズ運びます。そして完全予約制の体制をとり、プライバシーを守ることで、看護師の負担も軽減されています。ほとんど残業もありません。

歯科への転職

歯科での勤務はだいたい歯科助手としての勤務です。ただ歯科助手はできることが限られるため、責任のある仕事はありません。看護師よりは楽さを覚えることができるでしょう。残業もほとんどなくプレッシャーのない職場となっています。

人工透析科への転職

透析室看護師の役割は、大きく分けて3つあります。1つは、透析の準備・穿刺・抜針・止血。2つ目は、透析中の患者の看護。最後に、患者の健康管理と生活指導です。

透析患者は、週に3日ほど通院します。そして生涯必要な治療になるため、患者と長い付き合いになる場合が多いです。一対一で密に時間をかけて関わりたい看護師にはおすすめの診療科といえます。

また透析室は基本的に日勤のみの場合が多いので、プライベートの時間を充実させたいなら基本予約制の人工透析科はとくにおすすめな職場でしょう。

産業看護師への転職

産業看護師は、規模の大きな企業に併設されている病院や、医務室に務める看護師です。業務自体は看護師と変わりませんが、業務量は少なく、負担の大きい仕事はほとんどありません。残業はほとんどなく、休みもしっかり取ることができます。

また医師が常駐している場合も多く、看護師の責任もそれほど大きくありません。激務である看護師の仕事に疲れた人にとって、負担が少なく働けるので、おすすめの仕事となっています。

デイサービスとして働く

看護師でもデイサービスとしての働き方もあります。医療行為はおこなわないのがデイサービスの特徴です。利用者様内服薬、バイタルチェック、応急処置が主な仕事です。土日が休みという施設が多いので時間にも融通がききます。

そしてほとんどのデイサービスでは夜勤がありません。残業なし、土日は休み(週休2日)というような、一般の会社員のように働くことができます。

検診センターへの転職

健診センターで看護師がおこなう仕事は、問診・採血・血圧測定・診察介助・保健指導などです。健康な人がくる場所であるため、患者の急変などはなく、病棟に比べると精神的には落ち着いて働くことができるはずです。

また大勢の人がいきなりくることもなく、基本的には午前中で検診は終わります。患者対応などもないため、午後は事務作業に時間を使うことができます。残業などもほとんどなく、定時で上がるのは難しいことではありません。

夜勤などもないため、ルーティーン作業が好きな人や、プライベートも充実させたい人にはおすすめの職場です。

イベントナースとして働く

コンサートや、スポーツイベントに設置されている救護室などで、イベントスタッフや来場者などに何かあった場合、救護にあたります。

「もう何もしたくない」なんて人にはイベントナースがおすすめです。医療室待機することがほとんどで、体調を崩す人がみえない限り仕事はほとんどありません。ただし、外科や救急分野の知識や経験の有無が問われることもあります。とは言え、大きな怪我や命に関わるような事故が起きることは少ないです。慌てず臨機応変に対応することが大切です。

看護師の経験を活かせる異業種の転職先

看護師を辞めて異業種へ転職をする場合、どんな職種が向いているのでしょうか?そんな人のために、看護師からの転職先はどんな職種があるのか紹介していきます。

治験コーディネーター

世の中に出回る前の新薬を、治験としてさまざまな医療機関で使用してもらうためのサポートをする仕事です。この仕事は、薬剤師や臨床検査技師などの医療職者の出身の方が多く、そのような人たちと日常的に関わってきた看護師であれば円滑に業務を運ぶことができるでしょう。

基本的に、企業に属することになるため、土日休みなど規則正しい生活を過ごすこともできます。

製薬会社や医療機器メーカーの営業

看護師は初任給は多くもらえるけど、そこからの伸び代が少なくもっと稼ぎたいと思っている看護師は、製薬会社や医療機器メーカーの営業医療機器メーカーの営業がおすすめです。

医療器具や薬の販売や使用を、クライアントへ提案する場合、看護師のように知識が豊富にある人間が話をしたほうが、クライアントも安心があります。しかし、医療知識が豊富な人材は少ないので、看護師は重宝されるでしょう。

また医療関連の営業の場合、インセンティブ手当がつくため自分の裁量に応じて、給与を上げていくこともできます。

営業・販売・事務職

医療とは違うフィールドにいきたい場合は、営業・販売・事務職の仕事もおすすめです。看護師として培ってきたコミュニケーションスキルというのは、どこの現場においても発揮することができます。

実際にこのような職種は、未経験可能の求人も多いです。

世の中には、看護師から医療職者に向けたキャリアコンサルタントになった人や、看護師からCAになった人などさまざまな人がいます。

介護福祉士

介護施設で働く介護福祉士は、資格が必要となりますが、現在は資格取得を支援してくれる施設も多いのです。看護師から介護福祉士に転職する人も多く、看護師の需要も高いです。

一般的に介護福祉士というと、業務内容の割に給料が安いとされがちですが、看護師手当などが付く場合も多く、しっかり給料がもらえます。

自分のライフスタイルに合わせて無理のない働き方をすることができるので、看護師の仕事に疲れた人におすすめの仕事です。

また、看護師から介護福祉士に転職を考える際は、かいご畑というサイトがおすすめです。このサイトから介護福祉士として勤務が決まった人の57%は無資格からのスタートで、無資格から介護福祉士を目指す人へのサポートが充実しています。

無料で資格取得ができるキャリアアップ応援制度という制度も整っているため、介護の現場経験がない人でも安心して目指すことができます。

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訪問看護への転職

看護師のように急変で呼び出されることが多くない訪問看護。ただ一人での勤務なため団体で行動することが不得手な方には非常におすすめです。スケジュールに沿った勤務ができます。

看護学校の教員

看護学校の教員も、看護師だった人には向いている仕事と言えましょう。看護師時代の経験やスキルをぞんぶんに活かすことができ、優れた先生となれる可能性が高いです。

看護師時代の医療の経験やスキルのみならず、実際に看護師の現場がどんなものなのか、どのくらい疲れるのか、どんな風に健康を維持するのか、なども実際に体験してきているので、具体的な内容も生徒さんに伝えることが可能となります。

保育士

看護師をしていた人は、人間と接するのが好きな傾向にあります。ですので、同じく人間を相手にする職業に向いているかもしれません。

看護師は患者を相手にしますが、保育士は乳幼児を相手にする仕事です。内容は全く別になりますが、人と接するという点においては似た所もあるでしょう。それまでの経験を活かし、保育士もおすすめです。

保育士免許が必要なのでは、と思うかもしれませんが、実は免許がなくてもできる職業です。

事務員

看護師という職業は、時間帯も不規則で、夜間勤務も多い仕事です。一般的に日中働いて、夜に睡眠を取り休見たい人が多いでしょう。実際、夜勤の仕事は料金が割り増しされています。

事務員のおすすめな点は規則正しい生活を送ることができることです。昼間に働いて、夜間にはしっかりと睡眠をとることができるので疲れがたまらなくなります。

夜間に眠りにつくことは、実は非常に大事な事柄なのです。夜に眠ることによって、頭や身体の疲労を癒すことができるからと言えます。それが難しくなってしまいがちな看護師という仕事は、うつになりやすいのです。

ライター

少し地味にはなってしまいますが、ライターという職業もおすすめです。ライター稼業は今現在大ブームで、花形なのです。そして看護、健康などに関するライターのお仕事もかなりの数あるといえます。専門知識を活かして、働けるお仕事の一つと言えるのです。

しばらく家でゆっくり休養したいけど働かないと生きてはいけません。そんな方におすすめの職業です。

転職する前に考えておくこと

看護師は、学生時代から医療一本という道を歩んでおり、異業種への転職はイメージがつかないという人が多いでしょう。しかし、異業種への転職は結論として可能です。

むしろ医療知識のある看護師は、ほかの職業よりも転職しやすいといえるでしょう。

しかし医療行為をおこなって人の命が助けられるのは、看護師と医者だけです。転職をしてしまったら、今までのような高揚感や達成感、緊張感はもう味わえないかもしれません。転職前に、今まで時間をかけて学んで、働いてきた看護師という業務を本当にやめていいのかもう一度考えてみましょう。

もちろん責任感の重い、大変な職種でもあります。転職して伸び伸びと働くのもいいでしょう。看護師であれば、患者との間で培ったコミュニケーション能力や、状態把握、検査データの分析能力、医師やコメディカルとの交渉力などさまざまなスキルが自然と身についているものです。自分に自信をもって、転職活動をすることで、素敵な企業と巡り会えるでしょう。

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