発明家になるには?失敗から学び続ける忍耐力が必要

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発明家とは、いままでにない新しい物事を創り出す人のことです。それは、進歩の歴史を創り出すことでもあります。

テレビ、洗濯機、新幹線など、もともと発明家によって発明されたもの。

今の社会で日常になっている物や習慣は、この発明家によって創り出されています。

発明家のなり方

発明家となるにはまず、特許を取得することが大切です。出願書類を提出し、特許庁からの認可をもらいます。

書類を整えることができれば自身でも出願することができますが、書類の中の「明細書」や「特許請求の範囲」といった項目は権利の強さに大きく影響するうえ、特許出願数は年間32万件にものぼるため似た内容がある可能性もあります。

そのためプロである弁理士に依頼するのがおすすめです。ただ、費用を最小限にしたい、自分でやってみたい、という場合は独学でおこなうか、発明学会という社団法人で相談をするという方法もあります。

そして特許を取得した後、大きく2つの道があります。

企業に売り込み商品化に持ち込む

「個人発明家」と呼ばれる方のほとんどは、この方法で生計を立てています。

企業に売り込む営業力が必要になりますが、アイデアが認められれば商品化され、ヒットすれば数億円の利益も期待できます。

企業は常に新たな商品開発の種を探しているもの。「千切りと桂剥きが両方できるピーラー」「フリーサイズの落し蓋」など、さまざまなアイデアが世にでています。

自分で起業をするなど、販売・流通まで手掛ける

このタイプで一番有名な発明家は、トーマス・エジソンです。

エジソンは蓄音機や白熱電球といった商品を次々と実用化し、エジソン・ゼネラル・エレクトリック社(現ゼネラル・エレクトリック社)を設立しました。

自身で商品化から流通までを手がけるため、投資費用やリスクは大きいですが、その分成功したときの報酬はばくだいです。

自分が生んだ発明を自らの手で世の中に広めていく醍醐味、やりがいははかりしれません。

発明家に必要な資格

発明家になるうえで、必須の資格というものはありません。

ただ「発明品を生む=モノづくり」にたずさわるという観点から、理工学部・物理学・化学のいずれかを専攻するのが主流です。

また、弁理士や知的財産権についての知識を身に着けておくのもおすすめ。特許請求の範囲や明細書についての知識をはじめとする弁理士の知識があれば、より具体的に権利の主張・確保が可能になります。

発明家としてブラッシュアップしていくには、社団法人発明学会に会員登録をおこない、相談会やコンクールに参加することもおすすめ。

あらゆるアイデアや指摘にふれることで刺激となり、質の向上につながります。

発明家に必要な能力

発明家に必要な能力と聞くと、多くの人はまず「発想力」「想像力」などを思いうかべます。もちろん発明家にとってそれは、日々の生活のなかで不便と感じる物事を敏感にとらえ、解決策を考えていくことも非常に重要な能力です。

ただし、同じくらい必要な能力があります。それは「忍耐力」です。

発明家は、これをクリアすればなれる、という明確な条件はありません。そのため、失敗から学びつつ、自分のアイデアを信じて日進月歩する忍耐力が必要です。

あのエジソンも、「努力こそがひらめきに必要なものだ」という趣旨の発言を多く残しています。

より豊かな社会のために、あきらめずコツコツと努力をつみあげる力が求められる職業です。