柔道整復師になるには?専門学校を卒業後、国家試験を受けて合格する必要がある

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柔道整復師とは、民間資格の整体やカイロプラクティックとは違い、医療保険の取り扱いができる医療職です。そして、柔道整復師と名乗るには、国家資格が必要になります。

柔道整復には、薬や注射を使わずに人間が、誰でも持っている自然治癒力を引き出して負傷部位の回復を手助けするという特徴があります。

主に、骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉ばなれなどを、接骨院の先生やスポーツトレーナー、介護施設スタッフとして、手当てすることになります。

国家資格になるため簡単になれる職業ではありませんが、高齢化に伴い、最近人気の職業の1つでもあります。そこで今回は、柔道整復師になる方法を紹介します。

柔道整復師のなり方とは

柔道整復師は、患者の身体に直接触れる仕事なので専門的な知識と技術が必要です。

そして柔道整復師になるには、柔道整復師養成施設、厚生労働大臣が認定した専門学校(3年制以上)、または柔道整復学科のある文部科学大臣が認定した4年制大学や3年以上の短期大学での勉強をし、卒業することが必要になります。

大学卒業後は、柔道整復師国家試験を受けて合格する必要があります。柔道整復師国家試験は、筆記試験のみで年に1回毎年3月におこなわれます。

柔道整復師国家試験の全体合格率は、約60%といわれています。また、新卒の合格率は全国で約80%。そのため、学生時代しっかり勉強していれば、一発合格も夢ではありません。

国家試験を合格したあとの、活躍の場は?

柔道整復師の活躍の場は、病院でリハビリをおこなう医療スタッフ、診療所の医療スタッフ、接骨院の開業、スポーツ選手のトレーナー・スポーツジムでのアドバイザーなど、数多くの場所で必要とされています。

福祉分野の市場では、高齢者社会になってきていることもあり、柔道整復師の活躍の場が急速に広がっています。

また自然治癒力を引き出すための手を用いて身体に刺激を与える優しい手技療法は、スポーツ界や福祉の世界に広がりをみせているのです。

そのほかにも、電気や温熱、音波などを利用して機能回復を促す物理療法や、身体を動かすことにより機能回復を促す運動療法などがあります。このような療法も用いて施術することもあります。

柔道整復師になるために、必要な資格とは?

柔道整復師は、骨や関節や筋や腱やじん帯などの損傷を柔道整復師法という法律に基づいた施術で、回復させることを指します。

柔道整復師として働くには、厚生労働大臣から与えられる柔道整復師免許が必要になります。この資格は、国家試験に合格することで取得できます。

資格を持っていると、医療の現場だけでなく、スポーツジムなどでスポーツトレーナーとしても活躍すること可能。ほかにも、特別養護老人ホームやデイサービスなどの介護の現場で、機能訓練をする機能訓練指導員として働くことも認められます。

この資格は、整骨院だけでなく、介護やリハビリ施設でも実力を発揮することができるのです。

柔道整復師として活躍するために必要な能力

けがをした患者の気持ちを理解する思いやりの心は大切です。また、患者の体の不調やどのような施術を望んでいるのかなど聞き取りの力も必要でしょう。

そして、子どもから高齢者まで幅広い年齢層の人と関わらなければなりません。どのような施術をするのか症状の経過報告などを分かりやすく伝えるために、コミニュケーション能力や対話力が問われます。

体の状態の変化を見逃さない鋭い洞察力や、体や手足を持ち上げたり患部をテーピングで固定したりするので体力と手先の器用さも必要と言えるでしょう。