芸妓になるには?見習いとしての長い修行期間がある

記事の著者:1150122

京都・祇園などでは、おしろいを塗った顔の白い女性が歩いています。

この顔の白い女性のなかには、芸姑さんとして日々働いている人も少なくありません。芸姑という仕事は、日本の伝統芸能として海外からの注目度も高い仕事。

ただし実際になるためには、長い期間の修行が必要となります。決して、あこがれだけでなれる仕事ではありません。

芸姑のなり方

芸姑の仕事は、唄や日本舞踊で宴席を盛りあげ、お客様のおもてなしをするのが仕事です。より具体的には、芸姑は京都を中心とした花街の置屋に所属して、旅館・料亭などでおこなわれる宴席で舞踊やおはやしを披露するのが仕事。

芸姑の道を志す人は、舞妓(関東では「半玉」と呼ばれます)として16歳から20歳までの間、修業をつむのが一般的です。舞妓とは、芸妓になる前の未成年(15歳から20歳くらいまで)を意味する言葉です。

舞妓の時代には、15才頃から置屋で先輩(姉さん)達と共同生活をおこなって、芸者の世界の厳しいマナー・しきたり・季節の決まりごとといった細かなルールを身につけていきます。舞妓となると、お座敷に荒れた手はそぐわないとして水仕事や掃除、洗濯などは禁止です。

舞妓を卒業すると、芸姑(芸者)として独り立ちして、置屋に籍を置くことになります。お客さんからお座敷がかかると、料亭や旅館などに出向いて接客して芸を披露します。このように、芸姑となるためにはかなり長い期間の修行が必要です。

芸姑に必要な資格

舞妓になるには、ある程度の容姿・年齢条件・身長制限などがあります。また、中学卒業後から置屋に所属してきびしい修行をつんでいきますが、舞妓になれなかった場合、芸姑として活躍することはできません。

芸姑になるためには、まず舞妓になることが必要だということを覚えておいてください。

また、芸姑の世界は特別な世界なので、舞妓としてそのしきたりを学ばなければなりません。置屋に所属した後は、先輩の舞妓と一緒に共同生活を送りながら、お客様をおもてなしするためのさまざまな芸を学んでいきます。

実際に芸姑となった後も、日々芸をみがいてさらに芸を身につける姿勢が重要です。

芸姑として活躍するために必要な能力

芸姑として活躍するためにはかなり高い芸の力が求められます。舞妓が20歳となって、芸妓として独り立ちするわけなので、修行に修行を重ねた洗練された接客が求められます。

また、舞妓として能力をみがくことも重要ですが、いつまでも活躍できるわけではないというのが現実です。芸姑として独立するとフリーランスとなるので、自分で自分を売り込んでいくことが必要。

そのため、芸姑として活躍するためには自分をプロデュースするセルフプロデュースする能力も要求されます。自分のプロデュースをする場合でも、置屋との関係は良好に保つことが大切です。その意味で、コミュニケーション能力の高さも欠かせません。