助産師はつらい、きつい?いつも幸せなお産ばかりとは限らない

記事の著者:1978020

生命の誕生に関わることができる助産師。新しい命の誕生に何度立ち会っても、その神秘さには毎回感動を覚えるものです。

しかし出産は命がけ。流産や死産の危険性もありますし、母子共に毎回安全に出産できるとは限りません。

長い間妊婦さんの出産のサポートをしていくのは簡単なことではないでしょう。

つらい、きついと思った瞬間

職場場の人間関係がつらい

出産現場は常に緊張感が走ります。そのような状況では、先輩助産師もどうしても強く当たってしまうこともあります。

新人の頃は、とくに覚えることも多く、実際の出産の大変さに耐えることができず、挫折してしまう人も少なくありません。

また医師と看護師の板挟みのような状況になることも多く、助産師としてスキルを積んだあとでも、人間関係に悩むことはあります。

夜遅くまで出産がかかってしまうとき

出産は思った通りにいきません。さっきまで陣痛が始まっていたからもうすぐ生まれるだろう。とスタンバイをしていてもなかなか生まれる夜の3時になってしまうことも日常茶飯事。

プライベートの時間をなかなか作ることができず、転職を考える人もいます。

辛いお産に立ち会ったとき

妊娠は死と隣り合わせと言う言葉があります。妊娠のさい、赤ちゃんやお母さんが死んでしまうこともあります。
 
人が生まれる瞬間が見たくて助産師になったのに人が亡くなってしまう瞬間を見るのは辛いです。また遺族の悲しみも大きいですが、遺族に対しても丁寧にサポートすることが必要になります。

そしてほかの妊婦には明るく接する必要があり、精神的にきつさを感じることもあります。

つらさ、きつさの解決方法

助産師という仕事は素晴らしい仕事です。その素晴らしさに人は助けられていますが、同時にミスをすると何かと批判が多い仕事でもあります。

そんな批判でストレスを感じたとき解決方法がわかっていたら少しはストレスが和らぎます。

お母さんと赤ちゃんに対して

お母さんの八つ当たりがひどときや、赤ちゃんが元気に生まれなかったとき、お母さんは通常の精神状態ではありません。

親身になって悲しんであげることも大切ですが、あなたには他のお母さんや赤ちゃんも待っています。感情移入しすぎず、割り切って働くこともときには大切なのです。

遺族に対して

お母さんや赤ちゃんが亡くなると遺族から強いバッシングを受けます。助産師さんのせいではありませんので気にしなくて大丈夫です。

しかし色々と言われては傷ついてしまうときもあるでしょう。ときには同じ職場の人に相談して話しを聞いてもらい、ストレスを発散するようにしましょう。

夜遅くまでかかってしまうとき

仮眠ができないときはホットアイマスクをして少し横になるか座るだけでも目の疲れや体の疲れを取ることができます。

時間がかかり自分がつらくなっては、お母さんと赤ちゃんの身体にも関わりますので休憩はしっかりとりましょう。

働く前と後の印象の違い

働く前は生命の誕生に立ち会えるステキな仕事だと思っているでしょう。しかし現実は母子ともに健康に赤ちゃんが生まれるとは限らない、生と死を間近に感じる心身ともに辛い仕事でもあります。

どちらかが死んでしまうと遺族からのバッシングもあり、助産師さんに当たってくる場合もあります。そういう辛い思いを乗り越えて働いている助産師は多いです。

妊娠・出産・育児と、女性にとって大きなライフイベントを支えられるのは助産師だけです。夫婦の関係がうまくいっていない、シングルマザーで出産する人など、最近ではいろいろな背景を抱えて出産する女性も少なくありません。

そんな女性にとって、いつもそばにいてくれる助産師の存在の大きさは、計りきれないでしょう。