空間デザイナーになるには?必須の資格はないが、建築の知識と技術が求められる

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私たちは日常生活でさまざまな空間を利用しています。ビルなど建築物の内部空間は、利用しやすく居心地がいいように作られています。

私たちが安心して快適に過ごせる空間を創造することを「空間デザイン」といいます。その空間を作り上げるのが空間デザイナーという仕事です。

空間デザインには、空間を利用する目的・利用する人のことを考えた工夫やアイデアがたくさんあり、素敵な空間を演出します。快適な空間の創造主「空間デザイナー」になる方法を紹介します。

空間デザイナーになるには?

空間デザイナーなるには、大きく分けて2つの進路があります。空間デザイナーに必要な、デザインや建築の知識・技術などを学ぶことが出来ます。

高等学校で学ぶ

空間デザイナーになるには、高等学校の普通科で学ぶ以外に工芸系、工業系の高校に進学する方法があります。工業系の高校では、通常の授業に加え、専門的に工業デザインの勉強をすることができます。デザインの基礎を高校時代から学ぶことができルため、進路が早い段階から決まっている場合は、工業系の高校に進学してもいいでしょう。

デザインもさまざまな分野がありますが、工業や産業にむすびついたデザインを学ぶことは空間デザイナーになる近道になるでしょう。デザイン科では実際の企業に出向いて見学をさせてもらい、自分たちで設計をしてみるという実践的な授業もおこなわれており、より実践的に学ぶことができます。

さらにCADなどのコンピューター技術も学べ、図面を描くなどの技術も習得可能。どんな空間を作りたいか、設計や図面を描く作業を通してアイデアを考え、想像力を若いうちから磨いていくことができます。

大学・短大・専門学校で学ぶ

四年制大学や短大・工業高等専門学校では、美術・工芸・工業デザインなどの学部があります。空間デザイナーになるために必要な、プロダクトデザイン(立体デザイン)グラフィックデザイン(印刷物などのデザイン)建築デザインを学ぶことができます。建築物の空間を考えていくためには、建築工学も学ぶと良いでしょう。

デザインの分野は幅広く、インテリアデザインや環境デザインなど、いろいろなデザインを学べるところもあります。また空間を利用する人々の暮らしから生き方までを考える、ライフデザインなどが学べる大学もあります。人間について深く学べる学科があるのも大学・短大・専門学校も魅力です。

また、専門学校には空間デザインを専門に学べる学科のある学校もあります。

就職方法

空間デザイナーの勉強をおこなったら、就職する必要があります。

デザイン会社・事務所に就職する

空間デザイナーが中心の会社で様々な空間デザインを手掛ける会社です。大規模な会社では数百人、小規模な会社では数十人から数人のところもあります。また、個人で事務所を開いている空間デザイナーもいます。アシスタントから始め、先輩から学んでいくのが一般的です。チームで動くことが多いので人間関係も避けては通れません。小さな会社や事務所では、得意分野を任されることが多いようです。自分の得意分野を知っておきましょう。

個人事務所の場合、依頼主との打ち合わせから完成まで1人で担当しなければならないこともあるため、行動力や幅広い視野が求められます。

建設会社・建築事務所に就職する

建物の設計から完成を手掛ける会社では、空間デザイナーの仕事は必然です。空間デザイン専門の部署があり、アシスタントを経て専門スタッフとして活躍します。先輩や現場から学ぶことは多く、建築の知識や技術を深めていけるでしょう。

イベントの企画・運営会社に就職する

企業の商品展示会などを請け負う会社です。空間デザイン専門の部署があり、空間デザイナーとして技術とキャリアを磨いていきます。

デザイン会社でディスプレイデコレーターになる

展示会場やショーウインドウなどを手掛ける会社には、空間デザイナーとして活躍する「ディスプレイデコレーター」という職業があります。このような分野に興味のある方は、専門的に目指しても良いかもしれません。得意分野を深めるチャンスです。

空間デザイナーに必要な資格

空間デザイナーなるには特別な資格は必要ありません。もちろん国家資格などもありませんが、建築の知識と技術が求められます。学校卒業後は事務所やデザイン会社に就職しさらに技術や経験を積みます。

実際に仕事をしながら身につけていくことが多い仕事だといえるでしょう。

空間デザイナーとして、活躍するために必要な能力

空間デザイナーになるために必要な能力に「コミュニケーション能力」があります。チームで動くことが多いので円滑なコミュニケーションが取れることは大切です。

また個人事務所やフリーランスで活躍する場合、お客さんとの打ち合わせでは対人力も必要になり、傾聴力・話す力も必要になります。

そして何よりも大切なのは、利用者の立場に立って物事を考えられる力といえるでしょう。ただおしゃれな空間にすれば言い訳ではありません。何に目的にどのくらいの年齢の人が使うのか、何があったら便利なのかなども考えられるようになると、素敵な空間デザイナーになったといえるでしょう。

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