猟師になるには?狩猟免許を取得し、都道府県への狩猟者登録が必須

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猟師とは山で銃や罠を使い動物を捕らえ、その動物を売ることを職業としている人のことです。

銃を使うことなどから、怖いような近寄りがたいイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

しかし最近では猟師が捕った動物を使うジビエ料理が話題になったことをきっかけに、女性猟師も増えて以前よりも身近な存在になっています。

今回はそんな猟師について紹介します。

猟師のなり方

日本では銃砲刀剣類所持等取締法(略称:銃刀法)によって銃の使用が禁止されています。

ただし、警察官や自衛官・刑務官などの法律で許可されている職業もあり、猟師も免許を取り許可を得れば、銃の所持や使用ができるようになります。

猟師の仕事は害獣駆除や肉の卸、毛皮や剥製などへの獲物の加工があります。

しかし、危険な動物や作物を荒らしてしまう動物を駆除する募集が行政から出ている地域もあるもののボランティアであったり、必ずしも捕れるわけではないため安定した仕事とはいえず、猟師として生計を立てるのが難しいことも事実です。

ただ、獲物を仕留める達成感や銃を使う緊張感、大自然の中で野性的に過ごす楽しみ、スポーツの感覚で狩猟をおこなう、捕った肉をその場で味わいたいなどさまざまな理由から、猟を始める人もいて、以前よりは猟師の仕事を少し身近に感じられるようになりました。

猟師になるために学歴は必要ありませんが、大学・短大・専門学校などで環境学や獣医学などを学ぶことでより深い知識をもって猟ができます。

・猟をするのに必要な免許を取得する
・各都道府県が行っている狩猟者登録を狩猟する管轄で受ける

この2つの条件がそろうと猟師になれます。

そして猟友会などに参加することで、猟に関する情報が入りやすくなったり、会員とつながりができるので猟の仕方についての知識やアドバイスがもらえることもあるので、猟友会へは参加したほうがいいでしょう。

必要な資格

猟師になるためには狩猟免許が必要です。

狩猟免許は第一種銃猟免許・第二種猟銃免許・わな猟免許・網猟免許の4種類に分かれています。

これは猟法ごとの免許になっており、第一種猟銃免許は散弾銃とライフル銃、第二種猟銃免許は空気銃の扱いについての免許です。銃を使う猟をする場合にはさらに銃刀法に基づいた所持許可が必要です。自分の猟法に合った免許を取得する必要があります。

また、銃猟免許は20歳以上、わな猟免許と綱猟免許は18歳以上という年齢制限があります。どの免許も、各都道府県に申請を出したあと試験を受けなければなりません。

試験内容は、知識試験・適性試験・実技試験の3種類で、知識試験と適性試験では正答率70%以上、適性試験ではすべての項目において基準を満たしていれば合格となり、狩猟免状という免許が与えられるのです。

実際の狩猟をおこなうには、狩猟免状の取得後に、狩猟者登録も必須になるので、必ず都道府県に申請をしましょう。

活躍するために必要な能力

狩猟の現場では、足跡などをはじめとする動物がいた痕跡をたどり、少ない手がかりから獲物を探します。

そのため自然の中で些細な変化に気付ける観察力や集中力、獲物が見つかるまでじっと待ち続けられる忍耐力が不可欠です。

しかし獲物を見つけた時にすぐに撃てば良いというわけではなく、適切なタイミングで狙いを定めて引き金を引く必要があります。

そのときいかに冷静に慎重に判断出来るかということが重要です。

また害獣駆除などの理由があると言っても、狩猟は生き物の生命を絶つことに変わりありません。活躍するためにはテクニックも大切ですが、それ以上に生き物と真摯に向き合うことや生命への感謝の思いを忘れないという気持ちを持ち続けることが大切です。