工芸家になるには?卓越した独創的なセンスが必要

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美しい器など、綿密な手作業によって作られた作品は不思議な魅力で、人々を魅了させます。

そんな作品を世の中に生みだすのが工芸家の仕事です。工芸家になるためには、長年のきびしい修行が必要となります。

工芸家として成功する人はほんの一握りで、才能も必要なきびしい世界です。

工芸家のなり方

工芸家になりたいといっても、さまざまな工芸があるためそのルートは多様です。免許や登録などもないので、だれでも工芸家になることはできますが、工芸家として活躍するためには、突出したセンスとスキルが必要となります。

工芸家になるためのルートとしては、大きく分けて美術系の大学や工芸について学べる専門学校に通うルートと、有名な工芸家に弟子入りして働きながら独立を目指すルート、工芸職人養成施設で学ぶルートの3つがあります。

美術系の大学や工芸について学べる専門学校に通えば、工芸に関するさまざまなスキルを体系的に学ぶことができるというのがメリットです。また、多様な就職先の中から自分の合ったところを見つけられます。

一方、有名な工芸家に弟子入りすれば、一流のスキルを直に学ぶことができ、指導を受けることも可能です。工芸家になるためには、初期投資が必要となりますが、弟子入りすればその設備を使わせてもらえるため、初期投資も少なくて済むというメリットがあります。

ただし、基本的に住みこみでの修行となりますし、修行は長期にわたることもあるのであらかじめ確認しておくことが必要です。

昨今では、工芸職人が少なくなり人手が不足しています。そのため、各地方にある工芸職人養成施設では工芸家になりたい人を募集していることも多いです。その募集に応募すれば工芸家となるためのスキルをみがくことができます。

工芸家に必要な資格

工芸家になるにあたって必要な資格はありません。フリーランスの工芸家として活躍している人もいますし、工芸品メーカーで勤めた後、独立して工房を持って作品を発表している人、有名な工房に弟子入りしてから独立を目指す人などが主流です。

最近では、さまざまな工芸品に関するワークショップなどがおこなわれているので、そこで必要なスキルを学ぶことも可能です。年齢制限がないことから、だれでも工芸家となることができます。しかし、長年にわたる研修が必要であり、自分の感性を発揮して独創的な作品を発表しなければなりません。

工芸家として活躍するために必要な能力

工芸家として活躍するために必要な能力として、まずは材料に関する専門的な知識を身につけておくことが必要です。材料についての知識がないと、それを組みあわせて創造性豊かな作品を生み出だすことはできません。

そのため、工芸家として活躍するためにはその材料のよさを引きだせるだけの知識が必要となります。

それに加えて、卓越したセンスも必要です。どんなにより材料を使ってもいい作品を生み出すことはできません。その作品の独創性や機能性によって工芸品は評価されるからです。

評価されなければ工芸家として活躍することは難しくなるため、自分の作品を積極的に売り込んでいくビジネスセンスも要求されます。