自然保護官になるには?自然に関する知力と業務をこなす体力が必要

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自然保護官は、自然や野生動物を保護する、いわば自然のスペシャリスト。レンジャーとも呼ばれています。

国立公園などで森林の管理、希少動物の保護やその大切さを伝えることが自然保護官の主な仕事です。

そのため、自然保護官になるには、自然や動物について精通しておかなければなりません。

自然保護官のなり方

自然保護官は、環境省所属の国家公務員です。そのため自然保護官になるには、大学の農学部や土木系の学部で専門知識を学び、国家公務員試験に合格しなければなりません。さらに環境省の採用面接をパスすることが必要です。

国家公務員試験では、

1.国家公務員総合職試験(森林・自然環境)
2.国家公務員一般職(大卒程度)(林学、農学又は土木)

以上のいずれかに合格しなければなりません。

国家公務員試験ですので、いずれも高いハードルです。とくに総合職はかなりの難関だといえます。

学歴などの規定はありませんが、動物や森林、自然に関する専門知識がないと合格は難しいです。そのため、大学の農学部や土木、自然に関する学部で学び、専門知識を身につけなければなりません。

国家公務員試験合格後、環境省でⅠ種自然系技官もしくは II 種自然系技官の職員として採用されることで、自然保護官になることができます。

また自然保護官になるには、大学で専門知識を学ぶとともに、難関である国家公務員の受験対策も必要です。中には大学に通いながら、公務員学校で学ぶ学生もいます。

そのかたわらで一般的な就活生のように、自然保護官の職業研究、環境省の業界研究も充分におこなっておくとさらにいいでしょう。

大学入学前から自然保護官になることを視野にいれて大学の学部選択をし、国家公務員試験に向けて万全な準備をしておくことが自然保護官になる近道です。

自然保護官に必要な資格

自然保護官なるには、必ず必要な資格というものはありません。国家公務員試験に合格し、環境省の自然系技官の職員として採用されることで、自然保護官として働くことができるからです。

自然保護官の仕事に関連する資格として、樹木医や森林インストラクター、ビオトーブ管理士など自然や森林に関する資格があります。いずれも民間資格ですが、自然保護官になるために必ず必要な資格ではないので、勉強程度に取得するという気持ちで問題ありません。

自然保護官にとっては、資格取得よりも自然や動物に関する新しい知識や経験を深めていくことが、より実践で役立つ知識です。

自然保護官として活躍するために必要な能力

自然保護官は、国立公園などで森林や動物などの自然を管理して守る仕事です。その仕事内容は、許可申請のような事務手続きから公園内のフィールドワークまで、大変幅広い内容です。

具体的には、公園に訪れる観光客のための遊歩道の管理や施設整備、美化活動もおこなっています。そのため自然保護官として活躍するためには、自然や動物に関する知識はもとより、体力や行動力が必要。そして少しの自然の変化にも気付くことができる観察力も、欠かせない能力の1つです。

自然保護官になるには、知力と体力、両方がバランスよく必要とされます。