書道家になるには?公的資格があると実績の証明になる

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書道を幼い頃から趣味で続けている人は、書道の楽しみを他の人に教えてみたいという人も多いです。

書道は、今は、国内だけではなく、海外でも人気が高まりつつあります。その書道を職業にしているのが書道家。

ただ書道家として活躍していくには、才能と実績以外にも、コミュニケーション力が必要です。

書道家のなり方

書道家は芸術家として展示会に出展したり、個展を開いたり作品として販売活動をしている人がいますが、そのように活躍できる人はほんのひと握り。

自宅を利用して書道教室を開業して、子供からお年寄りまで幅広い世代に教えている人や、ワークショップや地域のコミュニティセンターなどの講師をしている人がほとんどです。

また、小、中、高などの学校関連で書道教師として働いている人もいます。

書道家の民間資格である「師範」は、各流派や各団体に認められた人に与えられるものです。そのために、書道家になるためには、書道の流派を決めなければなりません。

師範になるには、各流派や団体の昇段試験を受けて一定の段位を認定された人が、認定試験を受けることができます。自宅などを利用して書道教室を開いている人は、師範の資格を持っている人です。

師範の資格を取るに年齢制限はありません。どんなに若くても実力が認められれば、認定試験を受験可能です。師範は所属している流派内での資格で、国家資格ではありませんが、書道家としての看板になります。

書道の師範免許取得は10年以上かかると言われていますが、最近は、数年で書道の資格が取れる教室や通信教育などあります。

教員として児童や生徒に書道を教える場合は、小学校の教員免許か、「中学国語」や「芸術科書道」「高校国語」の免許が必要です。

書道家になるための必要な資格

書道家に関しては、特別な基準がありません。自ら書道家ですと名乗って、問題はないということです。

ただ、実績がないと書道家としては認められない場合が多いので、資格を持っていたほうが望ましいです。資格は、「毛筆書写検定」と「硬筆書写検定」があります。

「毛筆書写検定」と「硬筆書写検定」は、一般財団法人日本書写技能検定協会が主催している資格で公的資格。

毛筆書写技能検定に関しては、唯一文部科学省が後援している民間資格です。そして、大学や専門学校などの入試や単位取得で優遇される資格で、1級に合格者すると指導者証と認定証が発行されるので、書道教室を開くこともできます。

合格するには、美しい文字を書くだけでなく、誤字訂正や筆順や部首の名称や旧字体など漢字の知識も必要。また、万年筆やボールペンなどの硬筆で、文字を早く美しく正確に書く能力を問われます。

書道家として活躍するために必要な能力

書道教室には、子供やお年寄りもやってきます。つねにおだやかな気持ちで、子供やお年寄りに接するコミュニケーション力が大切です。

書道家は書くのが好きなのはもちろんのこと、自己表現を豊かにできる感性の持ち主が向いています。

しかし、師範の資格をすぐに取れるわけではなく、字を書き続ける地道な努力が必要です。