電気工事士になるには?国家資格を取得し、電気工事メーカーなどへの就職を目指そう

記事の著者:1528961

電気工事士は電気配線工事をする人のことを指します。電気工事ができるのは、電気工事士だけ。資格を持っていない人が電気の配線をいじるのは法律違反になってしまいます。

電気工事士の国家資格には、第1種と第2種があり、それぞれ工事範囲が決められています。第1種は、大規模な工事や工場やデパートなどの構内配線を工事することができ、変電室の配電など変電電力の大きい設備の工事を手がけることが可能です。第2種は、小規模の建造物の電気配線が可能です。一般家屋の屋内配線や電気照明の設備取りつけが主な仕事になります。

第1種、2種ともに学歴、年齢、経験などの受験制限はないので、いつでも資格取得の挑戦ができます。そこで今回は、電気工事士になる方法を紹介します。

電気工事士になるためには?

電気工事士になるには、国家資格に合格し、電気工事メーカーなどに就職することが一般的な方法です。電気工事ができるのは、電気工事士だけになるため、就職で困ることは少ないでしょう。

ただし電気工事士には常に危険が伴うため、覚悟を持ったうえで、この職業を目指さなくてはいけません。電気の配線を扱うということは、ちょっとしたミスで、たくさんの人が怪我をしてしまったり、亡くなってしまう可能性もあるのです。厚生労働省の2017年度労働災害発生状況によると、2017年の感電事故は死傷災害81件(うち、死亡災害9件)、2016年では死傷災害99件(うち、死亡災害11件)も起きているのです。

電気工事士になるために必要な資格は?

電気工事士になるには、電気工事士の資格取得が必須です。上記で話したように第1種電気工事士国家資格と第2種電気工事士国家資格に分かれていて、作業できる工事範囲に違いがあります。

一般的には2種から受験します。2種に合格してから1種へ挑戦する人がほとんどです。基本的に第1種は電気工事会社に勤務している人が受験をすることが多い試験。そのため試験レベルも実務に近い難易度の高い問題も出題されます。

ただし試験を受けるのに条件はありません。試験は筆記と実技の試験になります。そのため、2種の受験であっても大学や専門学校などで勉強をしておくべきでしょう。日本電子専門学校や湘南工科大学などのように、単位取得で試験が免除される大学も存在しています。ちなみに、第1種の合格率は32.5%。第2種の合格率は42.9%となっています。

電気工事士の就職先は?

電気工事士の主な就職先は、電気工事会社・電気設備工事会社・電力会社・家電量販店・家電メーカー・機械メーカーなどになります。

電気を扱う場所であれば、どこでも必要になります。そのため、資格さえ持っていれば採用されやすい傾向にあります。採用時には2種よりも1種が優遇される傾向にあるので、資格取得に挑戦してみましょう。

電気工事士として活躍するために必要な能力

電気工事士は専門的な技術が必要になる職業。技術面にプラスして活躍するために必要な能力は、集中力と慎重さです。

コツコツと地味な作業が何時間も続くこともあるため、集中力を持って、地道に頑張れる人が向いているといえます。

また電気工事は、電気以外の設備の業者さんと協力して作業をおこなう機会が多いです。そのため、ある程度のコミュニケーションスキルは必要でしょう。

そして何よりも大切なのは、慎重さです。地道な作業が多いため気を抜きがちですが、電気は、正しく取り扱い、電気災害を起こさないことが重要です。電気は目に見えないからこそ、危険性が高いです。不意に接触すると感電死する可能性も0ではありません。