社会福祉士はつらい、きつい?法律や規制により、できないことが多い

記事の著者:1889196

社会福祉士は、身体や精神に障害がある人や経済的に困っている人の、生活をサポートする仕事です。

お年寄りや身体・知的障害者、ひとり親家庭など、さまざまな人がお客さんになりますが、きちんと悩みを聞いて対策法を提案しなければならないので、コミュニケーション能力や傾聴力が求められる、大変な仕事です。

しかし、高齢化が進んでいることもあり、社会福祉士の必要性は高まっています。今回はそんな。社会福祉士の仕事について紹介します。
 

社会福祉士として働いていて、つらい・きついと思った瞬間

子どもにひどい虐待をする親など、自分の価値観では理解できない人が相談にくることがあります。自分としては納得できない人が相談者でも、社会福祉士は、相手を理解しようと努力しなければなりません。また相談者への対応内容に正解はありません。制度的に相談者が喜ぶ結果にならないときもあり、精神的にきつい仕事でもあります。

まともに相談を受けることすら、難しい場合もある

悩みを抱え、精神的に不安定な人を相手にすることが多いので、まともに相談を受けることさえできないことも少なくなりません。

どんなに歩み寄っても話が進まない場合、八つ当たりをされるときは、精神的につらいでしょう。しかし相談者は、現状の不満ばかりに目がいきがちです。そのことを前提に接するだけでも少しは気持ちが楽になるかもしれません。

また社会福祉士として、相談者との問題解決にあたり、信頼関係を築くことは重要です。相談者の中には、こちらから歩み寄ろうとしても、心を閉ざしてしまい、信頼関係を築けないこともあります。やっと信頼関係が築けたと思ったら、次に会った時にはまた元の閉鎖的な状態に戻ってしまう場合もあるでしょう。

そのようなときは、すぐに結果を出そうとしても出ないのも社会福祉士としての仕事です。ゆっくりゆっくり、相談者のスピードに合わせて解決に向かうよう心がけましょう。

つらさ・きつさの解決方法

社会福祉士の仕事で、理不尽に思うことや制度の限界を感じる場面に遭遇することはよくあります。社会福祉士は、できないことを考えるのではなく、できることを考えるようにすることが大切です。

問題解決のために頑張っている姿勢は、相談者にも伝わります。頑張る社会福祉士の姿を見て、相談者が自分も頑張ってみようと前向きになることがあります。

寄り添い続けたことで、相談者自身が立ち直って笑顔を取り戻してくれた経験はあるでしょう。そんな嬉しかった出来事を思い出しながら、仕事をすることで、少し仕事が楽しくなるかもしれません。

働く前と後の印象の違い

障害のある人や困っている人を助けたと思い、社会福祉士になる人がほとんどです。しかし、法律や規制によりできないことも多く、悩むこともあるでしょう。「助けてあげられないなら、なんで社会福祉士になったの?」と思う人は多いです。

しかし、社会福祉士にしか解決できない問題もあります。存在意義を大いに感じながら自信を持って働くべきです。そして、できないことを考えるのではなく、できることを考えるようにすることが大切です。

また勉強をしてきた通りの対応をすればよいと考える人がいます。しかし今まで生きてきた家庭環境や経済状況によって、考え方や思っていることは、教科書通りとは限りません。社会福祉士として、1人1人にあったサポートをすることで、この仕事の真の楽しさを感じることができるようになるかもしれません。