経営者をやめたい・転職したい。プライドを置いて心機一転し、転職活動を始めてみよう

記事の著者:2219632

経営者とは「組織の経営について責任を持つ者のこと」とされています。経営者は会社に何か起こった時に責任を負う立場であり、社員や株主、取引先などのために会社を運営していかなければなりません。経営者として働く中で、このような生活が続くにつれて「いつまで続くのだろう」と辛くなり、転職を考える人もいるでしょう。

エン・ジャパン株式会社が運営する「エン転職」上でおこなった「退職のきっかけ」に関するユーザーアンケートによると、一番多かった回答は39%の「給与が低かった」ですが、2位と3位には「やりがい・達成感を感じない」(36%)、「企業の将来性に疑問を感じた」(35%)が僅差で続きました。

1位の回答は従業員側ですが、2位と3位の回答は経営者にも当てはまるのではないでしょうか。働くうえで達成感を感じなくなることは、経営者にとってなによりつらいものだといえます。

今回は経営者をやめたいと思ったきっかけ、おすすめする転職先や転職前に考えておくことについてみていきます。

経営者をやめたい・転職したいと思ったきっかけ

責任が重い

経営者の責任は社員の生活を守ることです。赤字を出さないようにするための判断力、観察力などが大切になります。また社員のモチべーション向上や結束力を高めるなどの現場での意識改革も必要です。

倒産になれば社員の生活だけではなく関係者すべてに大きな迷惑をかけることになります。このような社員の生活を背負っているという責任の重大さやプレッシャーによる精神的負担は大きなものでしょう。

孤独

経営者は孤独であるといわれています。会社の存続を決めるような重要事項も、最後は経営者の責任で決めなければなりません。また経営者になると他人から指摘を受ける機会が減ります。

経営者に忠告や助言をできる人はいたとしてもごく少数です。自分に自信を持つことは大切でありますが、客観的な視点も大切になります。

そうした機会は他人の指摘から得られることが多いので、それが少ない経営者は孤立して仕事をしていかなければならないということです。

企業を経営するということはそれだけリスクがあるということにもなります。大きな借金を抱えることも少なくありません。そのため、安定した道を選ぶ人もいるのです。

すぐにはやめられないので注意

経営者であるため転職すると決めた場合でも、すぐにやめることは難しいでしょう。社員や取引先への誠意ある説明が必要になってきます。

また会社が存続する場合は、新たに選定された代表取締役が就任するまで自分が代表取締役としての権利・義務を有することになります。

そのため、まず取締役会を開いて後任の代表者を選任し、同時に辞任することになります。後任の経営者が決まっていても、仕事の引き継ぎや整理、事務的な処理などがあるためすぐにやめることは難しいです。

経営者や代表取締役は一般の社員と違って、簡単には退職できないので注意が必要であり、それなりの準備が必要でしょう。

経営者におすすめの転職先

経営者はトップに立って人を動かす人間力があります。それを活かせる職業にはどのようなところがあるのでしょうか。

コンサルタント

経営者におすすめなのはコンサルタントです。経営のアドバイスをする仕事なので、これまでの経営者としてのさまざまな経験が存分に活かされるはずです。

経営者として経営の計画や戦力などの方針を立てて難しかったこと、工夫したことなど、経験者だからこそ見えることは多くあるでしょう。

また、コンサルタントは論理的思考力に加え、人を説得し動かしていく人間力・個人的魅力が必要です。経営者としてトップに立ち、部下とともに会社を動かしてきた経営者なら、コンサルタントとしても大きな成果を出せるでしょう。

商品企画

経営者には商品企画の仕事もおすすめです。日ごろから目利きなどのセンスを磨き、流行を感じ取るセンサーを張るなど豊かな感性が必要になります。

これまでの経験でのひらめきや判断力が、商品企画に活かすことができるでしょう。とっさの判断力というのは元々備わっていないとなかなか身につけることは難しいです。

常にアンテナを張ってきたそのセンサーを持っているからこそ、普段の生活からでもひらめきが生まれ、商品開発に貢献することができるでしょう。

スーパーバイザー

スーパーバイザーは、さまざまな業界において現場の監視・監督、プロジェクトの管理、作品の監修などをおこなう仕事です。現場を経験してから店長やリーダーに昇格し、認められればスーパーバイザーになるというケースが一般的です。

スーパーバイザーは売上アップのために、現場の問題点を見つけ出し改善策を提案して、それを実行する必要があります。実行するにあたって重要になるのが、やはり人を動かす力です。スーパーバイザーの提案が現場に受け入れてもらえるには、人間性や人を巻き込む力が欠かせず、経営者にはその素質が備わっているのでぴったりでしょう。

転職する前に考えておくこと

経営者としてこれまで社員や会社のことを考え経営を続け、赤字を出さないように細心の注意を払ってきたことでしょう。経営の戦略や方針、経営計画や優秀な人材確保など、すべて最終的な決定を下してきました。

またトラブルなどに対しては、臨機応変に対応できる素早い判断力やリーダーとして社員からの信頼感や支持を得るための人間力が必要です。経営していたということは多くの責任を背負う大変なことですが、その分社員からの人望やまとめる力があったことで、これまで続けることができたのだといえます。

経営者として働いてきたことは、非常に誇れることなのです。しかしその立場から転職することは、企業からは厳しい対応になるかもしれません。

確かにプライドを持つことは、仕事をするうえでは非常にプラスであり、自分を高めるものです。さまざまな仕事に対して周りにも良い影響を与えることでしょう。しかし新たに転職活動を始める場合には、心機一転、1から始めるという気持ちで転職活動をおこなうことが大切です。

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