ファイナンシャル・プランナーになるには?まずは国家試験の合格を目指そう

記事の著者:1115573

ファイナンシャルプランナーは、個人や企業の相談に応じて資産に関する情報を分析し、ライフイベントに沿った資金計画を立て、資産運用、保険、不動産、相続などに関して、専門的な立場から適切なアドバイスをおこなうことが仕事です。

2017年に日本FP協会がおこなった調査では、収入・雇用の安定に不安を感じる人は57.4%。調査データからもわかるように、お金に関して何かしらの不安を抱えている人は多いです。

そのため今後ファイナンシャル・プランナーの需要はより増えていくことになるでしょう。そこで今回は、お金計画のプロとしてお客さんの人生のサポートをするファイナンシャル・プランナーになる方法を紹介します。

ファイナンシャルプランナーのなり方

ファイナンシャルプランナーになるには、最も有名な国家資格である「ファイナンシャル・プラニング技能検定」の取得が一般的です。その後、銀行や証券会社、保険会社、クレジット会社などの金融系企業や不動産企業に務めることで、ファイナンシャルプランナーとして活躍していくことができます。

ファイナンシャル・プラニング技能検定とは?

ファイナンシャル・プラニング技能検定は、国家試験です。1級、2級、3級の3種類に分れています。

  • 3級FP技能士
  • これからファイナンシャルプランナーの勉強を始めようと思っている人におすすめの資格です。マークシート形式の筆記試験になります。

  • 2級FP技能士
  • 2級FP技能士の受験資格は、3級試験に合格しているか、もしくは2年以上のファイナンシャルプランナーに関する実務経験、FP協会の認定研修修了者となっています。試験はマークシートと記述式の筆記試験です。

  • 1級FP技能士
  • 1級FP技能士の受験資格は、2級技能検定合格者で、FP業務に関し1年以上の実務経験をした者になっています。試験は学科と実技になり、どちらも200点満点で、合格基準は120点以上です。

ビジネスの場においては、ファイナンシャルプランナー2級以上を持っていると実務に活かされることが多いといえます。合格率は、3級で70%、2級で35%前後、1級で4%前後といわれています。

また税理士や公認会計士などの国家資格を持つ人が、スキルアップのためにファイナンシャルプランナーの資格を目指すこともあります。この資格を保持しておけば、経験を積むことで独立開業しやすいことから、人気の国家試験になっています。

ファイナンシャル・プラニング技能検定のほかにも、AFP、CFPというような民間資格も存在します。ただしAFP、CFPには資格の有効期限があります。そのため、ファイナンシャル・プラニング技能検定の合格を目指すのがいいでしょう。

ファイナンシャル・プランナーとしての働き方

ファイナンシャル・プランナーは、約9割が銀行や証券会社、保険会社、クレジット会社に務める企業内FPとして働いています。金融系企業であれば、ファイナンシャル・プランナーの知識が業務に直結してきます。

ほかにも、住宅や土地を扱う不動産業界でもファイナンシャル・プランナーは活躍しています。税金対策や資産運用と深く関わってくる不動産投資や不動産売買のときや、不動産相続時にもファイナンシャル・プランナーの知識は大いに役立ちます。

金融系企業や不動産企業では、スキルアップのためにファイナンシャル・プラニングの試験を受験する人も少なくありません。

一方、企業内FP以外の残りの1割は、独立系FPになります。独立系FPとは、特定の企業に所属せず、独立開業をしているファイナンシャルプランナーのこと。

おもに個人顧客の相談業務をおこなっています。幅広いFPの分野の中で、専門分野を掲げ仕事をしているファイナンシャル・プランナーが多いです。

ファイナンシャルプランナー 活躍するために必要な能力

ファイナンシャルプランナーにとって、最も大切なのは相手に信頼してもらうことです。

とくにファイナンシャルプランナーは、顧客の機微情報に触れるため、秘密を守り、情報の管理をきちんとできる人が向いているといえます。大事なことは、決して口外せず、書類やデータを適切に管理することはもちろんのこと、あらゆる場面でも周りの人に会話が聞こえ漏れないようにするという細やかな配慮をすることです。

また効果的なプランニングをおこなうためには、できるだけ多くの情報を顧客から引き出せるようなコミュニケーション能力も必要となります。資格に加えて、これらの資質がある人は、ファイナンシャルプランナーとして活躍できるといえます。