漁師はつらい、きつい?怪我や死亡する可能性は低くない危険な仕事

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漁師は、海で魚を捕ることが仕事です。漁業は、沿岸漁業・沖合漁業・遠洋漁業に大きくわけられます。

さらに、一本釣り漁業、底曳き網漁業、定置網漁業など、様々な種類の漁業があります。養殖業も漁業の一種です。漁師は、特別な技能や資格を必要としないため、未経験者にもチャンスがあります。

しかし、漁師の仕事は時にきつい、つらいと感じることもあります。そんな漁師のつらい・きついと思った瞬間や解決法を紹介します。

つらい・きついと思った瞬間

収入が安定しない

漁師の収入は、その日の漁獲高によって変化し、1年を通して安定しないことがつらいと感じることがあります。

獲れる魚の種類や獲れ高は、季節によって大きく異なります。天候によっても左右されます。獲れなかった日は、収入は入りません。

力仕事が多いため体力的にきつい

釣って魚を捕る、網で魚を取る、どちらにしても、とにかく力仕事です。大きな魚の場合、釣り糸を巻き上げる作業を機械でおこなうことがほとんどですが、その場合でも、人力によって作業することがたくさんあります。

重いロープや浮き玉など、仕掛け一式を巻き上げなど、すべてが力仕事ばかりなのです。

力仕事が多いため体力的にきつい

遠洋漁業の場合、港にすぐに帰るわけにもいかないので、何時間も魚を待つことも日常茶飯事です。いつかは慣れますが、はじめのうちは長時間船に乗っていることにより、船酔いがきついと感じる人も多いです。

長時間労働になる

漁師は、早朝や夜中の作業が多く、長時間労働です。

まき網漁は、夜に出港することがほとんどです。漁場で何回も網を投入し、網を引き揚げる作業を行います。翌朝に港に戻り、仕分け作業を行い、船の装備の点検、清掃などを行い、1日の仕事が終わります。

長時間の航海や昼夜関係なく作業をする必要があり、夜中の作業も多いです。睡眠時間が少ないにも関わらず、肉体労働なので疲労が蓄積されます。

怪我をする可能性も高い

自然を相手にしており、波が荒く、海に落ちてしまう事もあります。サメやエイに噛まれたりすることもあり、危険と常に隣り合わせなのです。

年間海中に落ちる人はおよそ200名おり、うち半数程度が行方不明か、死亡しています。漁業は、林業や建設業、工業と比べても、労働災害発生率は決して低いわけではないのです。

また足が水に濡れた状態でいることが多いので水虫になる可能性も高く、体臭も魚の生臭さがすることもあります。

つらさ・きつさの解決方法

漁師の仕事中は、とてつもない体力・気力が要求され、きつい仕事です。しかし、夜明け前から出港する漁の場合は、午前中いっぱいで終わることが多いです。そのため、昼間は自分の時間を十分に持つことができるでしょう。

また天候などに左右され、1年を通して収入は不安定になりますが、長期保存ができる干物のような水産加工品などを、年中販売することで、安定した収入につなげることができます。

そして漁師は常に事故への不安や恐怖はある仕事ですが、転覆しにくい漁船の研究開発も進められています。ライフジャケットの着用で生存確率をかなりあげることもできます。

何よりもありったけの力で魚を引き揚げ、引き揚げた魚を扱うときの快感は、何物にも代え難いでしょう。

働く前と後の印象の違い

漁師の仕事が、体力勝負だと知っていても、想像を超える重労働にびっくりする人がほとんどです。

拘束時間は、夜中から日中までで、仕事中はずっと動きっぱなしです。海に出てから、漁業している時間以外にも仕込み作業があり、仕事中は休む暇がありません。漁業にもよりますが、数日ずっと船に乗って、半日休んでまた海に出ることもありハードです。

最近は魚群を探し出す機械や、船の性能が向上し、大量に獲れることも多くなりました。そのため、操業ごとに漁獲量を報告する必要があります。年間の制限枠を超えそうな場合は、操業日数を調整することも少なくありません。漁師は、資源保護も視野にいれて、仕事をする必要があるのです。