大工になるには?現場によっては、親方の元で10年以上修行することも…

記事の著者:1528961

大工とは主に、木造建造物の建築・修理を行う職人のことを指します。様々な建造物を作るのに必ず必要になる職業です。家やお店、ビルなどを作るために重要な役割を担っています。

総務省の国勢調査によると、大工人口在は2015年時点で約35万人で、1995年の半分以下という厳しい現状です。野村総合研究所の予測では、このまま減少傾向が続き2030年には21万人になるとされています。

大工人口は減少だけでなく高齢化も進んでいるため、常に若い人材を必要としています。では、大工になるにはどうしたらいいのでしょうか?

大工になるためには?

大工になるのに学歴や年齢と行った特別な条件や資格は必要ありません。工務店などに就職し、親方の元で修行を重ね一人前になるという方法が一般的です。

一人前の大工になるには、最低3年以上の経験が必要といわれており、大工の主な勤務先は工務店になります。個人商店でやっている方もいれば、会社形態でやっているところもあります。

会社形態でやっているところも中小企業が多く、大きい会社で大工の直接雇用はおこなっていない場合が多いです。

平均して親方の元で3年ほど修行を積むのですが、建物の中でも大事な基礎の部分を築く職業なので、その修行は厳しいものになります。

大工は人の暮らしを作る大事な職業であると同時に、高い場所で細かい作業をしたり、重たいものを持ったりすることもあり、かなりの危険が伴います。修行は、親方の元での細かくおこなわれるため、現場によっては10年近く修行の身というケースも少なくありません。

そのくらい覚えることも多く大変なお仕事なのです。勉強というよりも、体で覚えなくてはならない作業が多いため、親方とかなりの時間を共にします。大工は縦社会なので、親方の指示をしっかり守らなければなりません。

大工になるために必要な資格は?

大工の技能を示す資格として「建築大工技能士」というものが、1〜3級まであります。これは大工を名乗るために必須な資格ではないのですが、大工としての技能の程度を示す資格となっており、受験するにも実務経験が必要です。

特別な資格を必要としないとはいうものの、最近では建築士や建築施工管理技士といった資格を求められることもあります。建築士とは、建築の設計・監理を行うための資格であり、建築施工管理技士とは、工事現場において全体の進行の管理・監督を行うための資格です。

とくに建築士の資格は、一般の工務店に勤務している人なら求められることがあります。キャリアアップをするためにも、以下のような資格を持っていても損はないでしょう。

  • 1級建築士
  • 2級建築士
  • 木造建築士
  • 1級建築施工管理技士
  • 2級建築施工管理技士
  • 木造建築物の組立て等作業主任者

活躍するために必要な能力

大工は、建築現場で働くことが多いことから、力仕事だけの職業だと思われがちですが、平面で描かれた図形を読み取り、立体に再現することはとても難しく、頭が柔軟である必要があります。

体だけでなく、頭も使える人が大工に向いていると言えます。また、チームで作業する場合が多いので、コミュニケーション能力も養っておかなくてはなりません。

建築物が大きくなればなるほど、たくさんの人数が必要になります。大勢で細かく連携を取りながら作業を進めて行くので、そう言ったスキルが求められます。

また、図面通りに作った時に何か問題があ流という場合、設計士に提案もしなくてはなりません。図面通りに作れば良いのではなく、しっかりと提案しながら一つの建造物を完成させます。

頭が使えて、コミュニケーション能力が高く、提案がしっかりできる人が大工に向いていると言えます。

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