言語聴覚士の年収は?リハビリテーション専門職としては標準的な給与

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言語聴覚士とは、事故や病気で、話す・聞く・食べる・飲み込むことが困難な人の、言語能力や聴覚能力などのリハビリを担当します。

理学療法士や、作業療法士のように患者の動きをサポートするのではないため、良い一層患者とのコミュニケーションが重要だといわれています。言語能力や聴覚能力が不自由になると、家族でも介護が難しくなり、日常生活に大きな影響を及ぼします。

そのため、絵で言葉を思い出させたり、呼吸の練習、舌で体操をおこなうことで、言語能力や聴覚能力の改善を図っていきます。

高齢者は、言語能力や聴覚能力が不自由になりやすく、今後高齢化社会が進んでいくなかで、言語聴覚士はとくに必要な人材だといわれています。そんな言語聴覚士ですが、年収・給与、ボーナス事情はどうなっているのでしょうか?

言語聴覚士の年収

平均400万円

ボーナス

平均110万円

各種手当

万円

言語聴覚士の平均月収・年収

言語聴覚士は、直接医療行為をおこなう医師や看護師と違い、給与体系は安く設定されている場合がほとんどです。

そのため、平均月収は40代で月額約28万円程度。年収では400万円前後でしょう。医療関係で同じような立場としては、理学療法士や作業療法士などがありますが、ほぼ同じ給与水準だといえます。

国税庁が2017年に実施した、「民間給与実態統計調査結果」によると、日本人の平均年収は432万円。金額だけで考えると、一般企業のサラリーマンの平均月給とほぼ同程度だということがわかります。

また、医療機関の規模や経営形態によってもかなり支給金額に差が発生すると考えられます。国公立大学の附属病院であれば、公務員に準じた給与体系ですので、平均月給は28万円より高くなる場合が多い傾向にあります。

そして、私立大学の附属病院であれば、有名なところは運営資金も豊富なので支給金額も30万円以上になる病院も多くあります。

民間病院の場合は、今の時代どの病院も経営が厳しいので、医師や看護師に対しても給与を高く出すことが難しくなっています。そのため、間接部門である言語聴覚士の給与は1番厳しく、月額25万円を割り込む場合もあります。

言語聴覚士のボーナス事情

平均月給をベースに考えた場合、年間支給額はおよそ110万円程度。

医療機関の経営は、国から支払われる診療報酬の金額と患者負担金が収入のベースのため、潤沢な経営資金を確保しているところが少なく、ボーナス支給額を上げにくい原因となっています。ただし、経営状況が黒字の場合は、業績給として支給金額を上げる場合もあります。

言語聴覚士の昇給事情

昇給については、医療機関の経営形態で内容がかなり変わります。国公立系の大学病院では、公務員の給与体系を基準とする場合が多く、定期昇給をベースとした昇給金額は1年間で約10,000円程度と考えられます。

一方、私立系の大学病院や民間病院では、個別の給与体系に基づいた昇給をおこなうため、金額もばらつきがあります。平均的にみた金額は、1年間で平均6,000〜12,000円程度の昇給が与えられるものと推測できます。

言語聴覚士の年齢で考える年収推移のシミュレーション

言語聴覚士の年収は、20代で260〜330万円、30代で340〜410万円、40代で450〜510万円程度です。

基本的に経験年数に応じて、年収は少しづつ上がっていきます。大幅に年収をアップさせたい場合は、言語聴覚士の資格だけではなく、作業療法士や理学療法士などのリハビリに関する複数の資格を持っていることが有利に働きます。

医療機関内でリハビリ部門の管理者を目指す場合、リハビリに関するスキルやノウハウをより多く持つことで、経験や人物を評価してもらえることが多いからです。

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