中学校教員の年収は?部活動指導手当が、給与に大きな影響を与える

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専門の教科の授業に加えて、部活動・生徒会・学校行事といった特別活動などの指導を生徒に寄り添いながらおこなっていく中学校教員の仕事。

心身ともに成長著しい思春期を迎える中学生の指導は難しさを感じることも多い一方で、大変やりがいがあります。

今回はそんな中学校教員の年収や給与について紹介します。

中学校教員の平均年収

中学校には公立と私立がありますが、公立中学校教員の月収をみていきましょう。

平均では月収約34万円、年収500万円程度とされていますが、大学卒業者の場合の初任給は約242,500円、短大卒業者の場合は約220,800円と大きな差があります。

そして中学校教員には役職があり、指導教員のほかに、教頭や、校長がいます。それぞれ教頭の給与は月427,000円、校長の給与は月458,000円です。

2007年からは校長の業務をサポートする副校長という役職が新設されました。副校長の役職につくと手当として月に7万円が支給されるということです。

また私立の場合は、夏期休暇など大型連休の間に学校主催の勉強会や講習会があったり勉強合宿をおこなうことがあります。そのような場合は補習手当などの手当が月給に上乗せして支払われます。

私立では指導のスキルや顧問する部活動の実績が月収・年収に反映されることもあるようです。

中学校教員のボーナス事情

公立教員は地方公務員なので、ボーナス事情ではなく期末手当・勤勉手当と呼ばれる賞与が支給されます。

期末手当は階級や勤続年数に、勤勉手当は勤務定評に応じて決まるといっていいでしょう。

年2回支給されますが、支給される金額は給与と同じように自治体によって異なります。

年間のボーナス支給額は、政令指定都市の中では横浜市の1,661,500円、市区町村の中では東京都中野区の1,697,800円が高額となっています。

中学校教員の昇給事情

公立中学校で働く場合は公務員の規定に従い昇給します。定期昇給というもので経験年数をもとに計算され、転勤してもそれに準じて給与が支払われるのです。

一方私立中学で働く場合は実力主義ともいえ、担当する科目の成績が良かったり、顧問する部活動で良い結果を残すなどの実績が評価につながります。

ただ学校によって昇給率や昇給額は異なり、その判断をするのは学校なりますので、あくまでも参考の数値として考えてください。

昇給だけでなく、自分のスキルを高めることで生徒にもいい影響があるはずなので、努力を続け、給与アップを目指しましょう。

中学校教員の平均年収シミュレーションは?

中学校教員の平均年収を年齢を追ってみていきましょう。

20〜24歳では322.0万円~352.0万円、25〜29歳では370.2万円~420.2万円、30〜34歳では381.9万円~481.9万円、35~39歳では394.7万円~498.7万円、40〜44歳では439.3万円~560.3万円と推定されます。

また30代から50代までの年収の増加は約1,962,000円以上になります。

基本的な給与や賞与のほかにも支払われるものがあり、年収にも影響しています。

部活動の顧問は強制ではないので必ずしも受け持つ必要はありませんが、休日や祝日に指導をおこなうと部活動指導手当が支給されます。

ほかにも管理職になると給料月額の10%が支払われる管理職手当や、僻地または離島などでの勤務の要請をされると地域手当が支払われますが、地域手当の金額はそれぞれ異なるため確認が必要です。

中学校職員はニュースなどで取り上げられることがあるほど多忙な職業で、生徒指導や保護者対応も含めて気苦労も絶えません。しかし生徒の成長を感じたり共に感動を味わったり、自分の指導や働きかけの結果が生徒の人生に影響を与えるとてもやりがいある仕事なのです。